『VAIO Type P の再販を熱烈希望』いう記事を書いたように、VIAO Type P のあのジーンズに入ると謳うサイズ感が忘れられないという人も多いと思う。
ちょっと昔のネットブックが流行った時代には電子辞書のように小型の PC も多く国内企業から発売していたが、最近はめっきり見かけなくなり、各企業が同じような見た目のタブレット端末を発売している。ラップトップPC も薄さや軽さばかりに注力していて、トートバッグでのおさまりは良いがポケットに忍ばせられる端末はほとんど無い。
だが最近(ごく一部で)トレンドがちょっとずつ移り変わっているような印象があり、ここにきてポケットに入るくらいのサイズのキーボード搭載端末をちらほらみかけるように。この記事では、今はなき VAIO Type P の面影を追い続ける人に向けて、2017年現在で注目のハンドヘルドPC を紹介しておきたい。
知っておきたいハンドヘルドPC 2017
言わずと知れた今のハンドヘルドPC の火付け役「GPD WIN」
最近のハンドヘルドPC の火付け役。元々はクラウドファンディングサイト Indiegogo で出資を募っていた 3DS LL サイズの Windows 10 端末 。小型ながらキーボードやトラックポイントを搭載する。
本来は Windows で動くゲーム用のゲーミングマシンとして登場したようだが、このサイズ感にグッとくる人たちはゲームをやらない人でも買ってる印象。トバログでは『3DS LL サイズの Windows端末「GPD WIN」がブロガーにとっても便利そうなので紹介』という記事で紹介している。
バグも多くプロトタイプのような端末だが、国内にも愛好家は多く、それぞれのユーザーが GPD WIN を快適に使うために工夫を凝らしている。
- GPD WINの使いこなしに必須の「固定キー」機能を知っていますか?|ひとりぶろぐ
- GPD WIN 問題や不具合が発生した場合に、やっておきたい設定!|とんちき録
- GPD WINでよく使っているアプリを公開しておくよ|YASUOS.COM
USB Type-A(いわゆる「USB」)対応なので、この通り自作のフラッシュメモリもこの通り挿さる。簡単なレビューは『3DS LL サイズの Windows 端末「GPD WIN」。開封の儀とちょっとした雑感など』をどうぞ。
[amazonjs asin=”B01MFB2V89″ locale=”JP” title=”GPD WIN 黒 + 液晶保護フィルム付属 (Windows10 /5.5inch /IPS液晶 /Intel Atom X7 Z8700) (4GB/64GB)(USB Type-C /USB3.0 /HDMI /Bluetooth4.1) (タッチパネル /Gorilla Glass 3 /Gamepad Tablet PC /UMPC) (ブラック) 正規輸入品 (4GB/64GB 黒)”]トバログ的大本命「GPD Pocket」
個人的には大本命である GPD Pocket。『これぞ理想のブログ執筆端末。「GPD Pocket」が出資受付開始、5000台限定で$399はまだ間に合う』でも紹介しているが、現在 Indiegogo で出資を募っている GPD WIN の後継機(厳密には用途は違う)で、Windows 10 or Ubuntu OS で 8GB RAM/ストレージ を128GB 積む。
CPU も Atom x7-Z8750 なので、ワードプレス上でブログ記事の更新くらいはなんなくこなせる。記事執筆時点で目標出資受付額の900%を達成しているが、まだ $399(約4万6,000円)で手に入るチャンスなので気になる人は出資してみよう。
僕はこれをスーツの胸ポケットに忍ばせて手ぶらで出社することを夢見ている。
Android と LINUX OS なら「Gemini PDA」
こちらも現在 Indiegogo で出資を募るハンドヘルドPC。上記の2点とは異なり Winodows OS ではなく Android と Linux のデュアルブート。更に SIM が挿さり LTE 通信が可能となる。僕はワードプレスでのブログ執筆がメインなので Windows 端末が欲しいので今回は見送りだが、開発者などには嬉しいかも。
SoC には MediaTek Helio X25、4GB RAM、ストレージは 64GB を搭載する。現在バルセロナで開催中の MWC 2017 でモックが展示されているらしく、すでにネットには記事が公開されている。以下の記事が分かりやすいので詳しくはそちらをどうぞ。
もっとも VAIO Type-P に近い 2in1 Windows PC 「ASUS TransBook T90 Chi」
『TransBook T90 Chiが Vaio Type P を彷彿とさせるデザインで良さそう。』で紹介している ASUS から発売の 8.9インチ 2in1 Windows PC「ASUS TransBook T90 Chi」。2015年11月とちょっと昔の端末で、メモリ2GB、ディスプレイ解像度も 1200 x 800 と低め。まぁブログを書くくらいだったら問題ないのかなという印象。
形状なども VAIO Type P に似通っているため、よく VAIO Type P の面影を感じて購入した人のレビューがネットには散見される。僕は所持していないので以下の人のレビューを参考にしてみてほしい。
- フォトポタ日記3代目パソコンは,ASUSの『TransBook T90Chi』に!!|フォトポタ日記2.0
- あのVAIO Type Pよ再び?のサイズ感「ASUS TransBook T90Chi」を入手してしまった話|胃袋
- ASUS Transbook T90Chiを一か月使って感じるメリットとデメリット|kuropon.mobi
まとめ
少々無理やり的な端末もあったかもしれないが、以上2017年現在で VAIO Type P 感のある端末を選んでみた。このハンドヘルドPCの人気がどんどん高まってくれれば、各社からもっとバリエーションが増えて楽しくなってくるはず。また、そうなれば本当に VAIO Type P の再販も夢ではないと思っている。
実際そんなに記事書かないくせに『電車内など移動中のブログ執筆ツールについて考えてみる。BlackBerry やポメラなど』を書いちゃうような僕には上記の端末だったり VAIO Type P はかなり魅力的。一応タイトルでは「まとめ」と謳っているので、また端末が登場したら随時追記していきたい。
↓やっぱり GPD WIN は人気でよく売れてます。
[amazonjs asin=”B01MFB2V89″ locale=”JP” title=”GPD WIN 黒 + 液晶保護フィルム付属 (Windows10 /5.5inch /IPS液晶 /Intel Atom X7 Z8700) (4GB/64GB)(USB Type-C /USB3.0 /HDMI /Bluetooth4.1) (タッチパネル /Gorilla Glass 3 /Gamepad Tablet PC /UMPC) (ブラック) 正規輸入品 (4GB/64GB 黒)”]
↓VAIO Type P は今でもアマゾンで購入可能。価格は型番によって変わり1万円台〜5万円台くらいで推移している。
[amazonjs asin=”B001P9MBIY” locale=”JP” title=”ソニー(VAIO) VAIO typeP P70H VistaHomeBasic ワンセグ ペリドットグリーン VGN-P70H/G”]