ソニーアクションカム HDR-AS100V に付属している「ウォータープルーフケース(SPK-AS2)」は水中ではピントが合わず、全く使い物にならなかった。夏のアクティビティで、水中撮影のために AS100V の購入を考えている人には是非読んでもらいたい。
水中で全くピントの合わない防水ケース
サイパンでシュノーケリングの際に、AS100V を持ち込んで撮影を試みた。AS100V は、防水ケースに入れずともIPX4相当の防滴ボディなので、ようやく防水ケースの出番だとワクワクしていた。しかし蓋を開けてみると全く使い物にならなかった。
上画像は実際に撮影したもの。どこにもピントが合わず、魚がどこにいるのかも分からない状態。
水中でピントが合わないのは仕様です
もしかして故障なのかと思いググってみると、他のユーザーも全く同じ症状のようだ。
念のためにソニーの公式ページを見てみたが、特にそういった類の説明は見受けられない。だがよ〜く見てると特長紹介ページの下の方に「本機をウォータープルーフケースに取り付けて水中撮影すると、画像が通常よりも鮮明に撮影されませんが、故障ではありません」と、やんわり「水中ではピントが合わないけど仕様だから我慢してね☆」といった趣旨の説明が記載されていた。
トップページにこんな画像まで載せておいて水中で使い物にならないとか詐欺じゃないか。
※問い合わせが多かったからか、新しく発売される FDR-X1000V の防水ケースのページには、別売りの防水ケースを買わないとピントが合わないと明確に記載されていた。 http://www.sony.jp/actioncam/products/SPK-X1/
防水ケースの存在意義
防水ケースは水中では全く使い物にならないものの、水面では綺麗に撮影できた。付属の防水ケースはサーフィンや海水浴など、水面上での撮影がメインだが、本体が水中にも入るようなシーンでのみ使える。
水中での撮影は5m圏内でも、別売りの防水ケース「MPK-AS3」を買えということらしい。
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まとめ
今更 GoPro 買っとけば良かったかなと思いつつも、ある意味で人間の目線を忠実に再現していると言える。とは言え、水中のシーンも思い出として残しておきたいので、おとなしく次の(いつあるかも分からない)旅行のために MPK-AS3 を購入しようと思う。
AS100Vの購入を考えている人、または既に所有していて、シュノーケリングやダイビングで使いたい人に同じ失敗をしてほしくないので書いてみた。シェアしてもらえると幸いです。
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