何かの記事で見かけて「あ、これ行きたい」と思っていた吉田カバン直営店「PORTER OMOTESANDO(ポーター表参道)」。吉田カバンのバッグだけでなく、昨年の冬くらいからライカのカメラも取り扱うようになった。
前々から気になっていたのだけれど、ついに僕も訪れてみたので記事として簡単に紹介しておきたい。
PORTER OMOTESANDO に行ってきた
やってきたのは表参道。ここに来るのは本当に久しぶり。凝ったファッションブランドの服はほとんど着ないし、食事をするのにもけっこう高いイメージがあるのでほとんど立ち寄ることのない街だ。
平日の昼下がり。表参道は騒々しいイメージがあったが、実際に歩いてみると、観光客や大学生が行き交うくらい。週末に賑わうこの街も、平日のこの時間はわりと空いている。
表参道通りを路地に入ったところで、吉田カバン直営店の「PORTER表参道」がある。
ポーターといえば黒とオレンジ色のコントラストが印象強いカジュアルなバッグブランドだが、この店舗は吉田カバンとして革のカバンのなどを取り扱っており、ややラグジュアリーな雰囲気が漂っている。どこか欧州を感じさせるつくりになっていた。
1階はホテルのロビーをイメージした空間
都内にありながら店舗は広く、ゆったりとした空気感が流れている。店員さんの制服も統一されていてお洒落な空間。店内は海外からの観光客が多く、平日にもかかわらずそれなりに賑わっている。
内装は2015年の吉田カバン創業80年を記念して改装。ホテルのロビーをイメージしているそうだ。
店内には傘や香水など、カバン以外のモノも売っているので、けっこう楽しめる。僕が気になったのは傘の柄が木製の折りたたみ傘。これお洒落だなあ。
一階ではガラス張りの工房もあって、実際に職人が革製品を仕上ている姿をみることができる。
ライカコーナーのある2階に上がってみる
螺旋状の階段を上がると、ナイロン製のポーターのカバンではなく、革製品を中心とした吉田カバンの高級ラインが展示してある。
店内にはレコードから流れる小気味良い音楽が流れている。とこどころ小物も凝っていて、なんだかお金持ちの友人の家に招待された感じ。招待されたことないけど。
僕が訪れた際はビートルズ特集をしていたようで、店内の曲はビートルズだった。クラシカルな内装と相まって雰囲気あるなあ。
うろうろと眺めていると、ありました、ライカコーナー。この店舗でライカを取り扱いが開始されたのは、2017年の12月から。
ライカはクラシカルなデザインがお洒落で、ある種ファッションブランドに近い雰囲気も感じる。値段を見るととんでもないけれど、高級アクセサリーや時計を買う層からすると、きっとエントリークラスの価格帯。
純粋に道具としてではなく、そういった富裕層からの需要も高そうだ。
店頭には Leica M10 や Leica Q といったシリーズを中心に、ゾフォートなどが展示されている。ちなみに Leica M10 とズミルックス50mm の組み合わせだと 145万円くらい。
まあ店内には中華圏の富裕層もたくさんいるので、ライカは需要高そう。
個人的に気になったのはポーターの革製ストラップ。革製品を得意とする吉田カバンならではの製品で、厚みのある素材と長さの調整できるストラップ部分が良い感じだった。
こちらは1万4,000円ほどで、頑張れば買えるくらいの価格帯。カラーはブラックとブランの2色展開だ。これ良いなあ。
店内にはところどころモノクローム写真が展示してある。これらは世界最高の写真家集団として知られる「マグナム」に所属する写真家による写真。
こうした写真がところどころ店内に飾ってある。
僕は欲しかったサコッシュを買いました
この店舗はカバンを中心に品揃えが豊富。さすがにカバンはパッと買ったりできないがちょっと前に『Surface Go や iPad が入るサイズの丁度良いサコッシュが欲しい』という記事を書いたのでサコッシュを探してみることに。
さっそく良さげなサコッシュを発見。Surface Go を入れても型くずれしないし、サイズ感も丁度良い。ポケットもあるのでこちらで決定。詳しくは後日記事にして紹介する予定。
まとめ
こんな感じでライカが売っている吉田カバンの店舗『ポーター表参道』に訪れてみた。カバンなどは気軽に買えないけれど、ポーターのカメラストラップやサコッシュくらいなら気軽に買えそうな感じ。
僕は前々からサコッシュが欲しかったのでサコッシュを買ったが、カメラストラップも気になるなあ。
というわけで、コンセプトから売っている商品まで面白いので、表参道に訪れる機会のある人はぜひ立ち寄ってみてほしい。
ポーター表参道へのアクセス
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-6-8
電話:03-5464-1766
営業時間:12:00~20:00(不定休)