今、この記事はドバイの空港で書いている。
目的地であるチェコ共和国(Czech Republic)に向かうトランジットのためだ。今回の旅はチェコの観光局からの招待を受けて、チェコはプラハを始め、自然と文化が調和するチェコ内の地方都市などを、約1週間かけて巡る予定でいる。
トバログでは「旅、チェコ。」というタグで、数記事に渡り連載しようと思っている。この記事はその連載の「はじめに」のようなもの。これから「チェコに行くぞ」という期待を胸に膨らませつつ、朝7時のドバイ国際空港でキーボードを叩いている。
チェコといば……なんだっけ? というほど、日本人の僕らからすると馴染みの薄い国だと思う。サッカーが好きな人には馴染みのある国かもしれないが、僕にとってはなんとなく世界史や地理などで登場し、普段は寡黙な教員が「チェコっと……」とシャレを効かす程度の印象しかなかった。
観光をするため、改めて何が魅力的なのかを調べてみると、プラハなど「建物博物館」として称される建造物のある街並み、ボヘミア高原といった自然の風景、ガラス細工などの工芸品、そしてビールなど。
写真好きな僕としては、やっぱり気になるのが中世の建物。首都のプラハにはローマ帝国からのさまざまな様式の建物が存在しており、「プラハ歴史地区」はユネスコ世界遺産としても有名だ。この辺はしっかり写真におさめて紹介したい。
そして気になるビール。以前『ちょっとビール飲みにドイツに行ってきます。』という記事を書いたように、ドイツのオクトーバフェストでは友人たちとビールを楽しんだ。ドイツのお隣チェコもブルワリーが多く存在し、ビールが水みたいな価格で楽しめるそうだ。これは楽しみ。
旅のお供は Leica M10
今回のチェコの旅のお供は、8月から僕の相棒となった Leica M10。ズームもオートフォーカスもない不便なカメラだが、目の前の景色と向き合って、じっくりと旅を愉しむのにはベストなカメラだろう。
Leica M10 の故郷は、チェコのお隣のドイツ。ドイツで製造され、日本に運ばれてきたものを僕が購入したのだ。その証拠に「わたしが検品しましたよ」というサインだって手元にある。
日差しなどのホワイトバランスや色温度チューニングは、おそらく日本ではなくドイツで行われている。そのためやっとこの Leica M10 が真価を発揮することになりそうだ。
まとめ
とまあこんな感じでチェコの旅に出かける予定。何か気になるコトとか、こんなコトが知りたい! というコトがあったら、LINE@ や Twitter などで連絡いただけたら幸いだ。
それでは、ちょっとチェコに行ってきます。