秋はガジェットの発表&発売が多くて悩む。iPhone や Pixel 3 といったように各社がフラッグシップとなるガジェットを発売するなか、ひっそりとアップデートされた Kindle Paperwhite。
ついに防水対応となり、32GB とこれまでのマンガモデル級のストレージも選べるようになり、より快適な読書ライフが楽しめそうだ。価格は1万3,980円から。すでに予約発売は開始となっていたが、ついに発売日である11月7日となったので紹介しておこう。
追記:Wi-Fi + 無料4Gモデルは 12月13日発売です。
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Kindle Paperwhite(Newモデル)について
こちらが 新型 Kindle Paperwhite。基本的に「読書を快適に楽しむための端末」というスタンスは変わっていないものの、防水対応(IPX8等級)となったり、これまでの Kindle Paperwhite よりも薄く、そして軽くなった点が特徴。
外観の変更点はほとんどないものの、ディスプレイと筐体部分の凹凸がなくなり、より薄く、より自然になったというのが印象的だ。
■従来の Kindle Paperwhite と比較した変更点
- 防水対応(IPX8等級)となった
- 薄く、軽くなった
- ディスプレイと筐体がフラットになった
- 32GB が選べるように(従来はマンガモデルのみだった)
- 現時点ではホワイトモデルはなし
半身浴で本を読みたいから、防水対応は嬉しい!
個人的にインパクトの大きな変更点として、やっぱり防水性能が備わったことが大きい。自宅で浴槽にお湯をためるときには、長時間お湯に浸かることも少なくない。
そんなときにはやっぱり読書を楽しみたいのだけれど、従来の Kindle Paperwhite だと非防水なのでジップロックに入れて風呂場に持ち込むなど工夫が必要だった。それがこの Kindle ならば必要なくなったというのは嬉しい。
しかも価格が従来と据え置きということで、これだけでも買い換える価値はあるのはないかと感じる。良いなあ。
新型の Kindle Paperwhite はより薄く、軽くなった。
そしてハードウェアの変更点がもうひとつ。Kindle Paperwhite(Newモデル)は従来よりも薄く、そして軽くなっている。
そこまで大幅な変更というわけではないものの、厚さが約1mm、重さが約20gほど変わっているということで、普段よく使っている人にとっては違いは大きく感じるはず。
【従来の Kindle Paperwhite との比較】
- サイズ:169 mm x 117 mm x 9.1 mm → 167 x 116 x 8.18 mm
- 重さ:Wi-Fi:205g(3G対応:217g) → Wi-Fi : 182g(4G対応 : 191g)
ホワイトモデルがないのは悩み
個人的にガジェットは「白い筐体で揃えたい」というポリシーがある。とくに理由があるわけではないけれど、色は統一したほうがシンプルでお洒落だし、ノイズが少ないという考え方。僕の場合は単純に白に惹かれる。
このポリシーでいくと、新しい Kindle Paperwhite にホワイトモデルが(まだ)存在しないのは、購入するかどうかで大きく悩むポイントだ。これまでの Kindle Paperwhite では黒モデルが1年くらい経ってから発売となっているが、今回もそのパターンかなあと。
▷白いKindle Paperwhiteレビュー。まるで紙の本のように電子書籍が読める端末
まとめ
さらりと記事を書いてみたが、前モデルを購入してからちょうど2年くらいが経った。ベッドに入ってから、そして長風呂で読書する際に使っている Kindle Paperwhite。今回の防水対応は嬉しいのだけれど、いかんせん筐体カラーが黒のみということで購入を躊躇する(僕の使い方なら防水は必要だけれど)。
もし買うなら自分の PDF ファイルも入れたいし、32GBモデルの広告なし(広告アリだと起動時にボタンを押す必要があるなど面倒)で、Wi-Fi モデルだと思う。これで 1万7,980円だけれど、これまで使っていた方をメルカリに出せば1万円くらいで買えることになるはず。
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