ゆったり更新中の『カメラと旅と、メルボルン。』より。
メルボルンは近代的な街から文化的な建造物があり、写真を撮るのが面白いという話は、もう何回も記事にしていると思う。そしてビールが美味しいということも、前回の記事で触れた。まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてほしい。
さて、今回は海沿いの絶景をひたすら走る『グレートオーシャンロード』について紹介しておこう。日本ではまず出会えない、青い海と断崖絶壁のすぐ隣を走る旅。
シティサイドも楽しいけれど、自然もとにかく楽しめるのがメルボルン旅の醍醐味だ。
※この記事企画『カメラと旅と、メルボルン。』は、オーストラリア・ビクトリア州の観光局とカンタス航空のサポートを受けて旅に出ています。
レンタカーを借りてメルボルン市街地からグレートオーシャンロードに向かう
グレートオーシャンロードは、メルボルンから車で2~3時間のところにある海沿いの道。日帰りツアーでも訪れることはできるが、もし写真を撮るのが好きなら、レンタカーを借りることをおすすめしたい。
ところどころに無名のフォトスポットがたくさんあるので、つい立ち止まって写真を撮りたくなるからだ。だから僕たちは無論レンタカー派。
「海外でレンタカーって怖い! ハンドルも違うし……」と思われるかもしれないが、実はオーストラリアは右ハンドルで日本と同じ。交通ルールもほぼ日本と変わらないから、運転もまったく難しくない。
国際免許証は、近くの免許センターで1時間くらいで取得できるし、意外と海外で運転するハードルは高くない。どちらかというと、東京の狭い道を走る方が何倍も難しい。
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そんな感じで僕たちはメルボルン市内の AVIS レンタカーで車を借りた。「君たち日本から来たの? 最高じゃん! 僕も日本大好きなんだよ! 」と、担当者のテンションが上がっていて、こちらまで嬉しくなってしまう。
ひたすら真っすぐの道を走ってグレートオーシャンロードへ
レンタカーを借りたら、あとはひたすら真っすぐ南に向かって走るだけ。グレートオーシャンロードの玄関口と言われる Torquay(トーキー)まで約1時間ほど運転する。
トーキーはサーファーの聖地と呼ばれ、オーストラリアのサーフィン文化発祥の地だそうだ。クイックシルバーなど多くのサーフブランドはここから生まれている。そしてグレートオーシャンロードの玄関口となる街だ。日本でいうところの湘南エリアに近い。
オーストラリアの高速道路は、まるで映画の世界にいるかのような地平線がずっと続く。とにかく面白い。
サーファーの聖地で腹ごしらえ
海鮮系のレストランでランチタイム。オーストラリアは刺し身は食べないけど、至るところで生牡蠣が食べられる。「海外で生モノって怖い」と思うかもしれないが、実は牡蠣は海外の方があたらない印象。
実際、この旅で100個以上の生牡蠣を食べたのだけれど、1回も誰もあたらなかった。フランスの牡蠣もそうなのだけれど、貝毒が溜まりにくいというのがあるらしい(オーストラリアもこれに当てはまるかは不明)。
だからこそ、日本の多くの牡蠣のように「無菌状態で断食させて提供」というステップを踏まないそうで、だからこそ味も濃厚でとにかく美味しい。
「日本から来たのか? 俺を撮ってくれよ! 」と店員さん。日本が大好きだそうで、ちょっとだけ日本語も話せる。
グレートオーシャン・ロードを通る
腹ごしらえも済んだところで、ここからは高速道路ではなく、グレートオーシャンロードの道のり。ぐねぐね道でずっと海沿いを走るので、日本でいうところの伊豆エリアのような感覚。
さっそく海がきれいすぎて記念撮影。普段セルフィーなんて絶対にしないのに、海外に来るとテンションが上がってしてしまう。
道中にあったちょうど良い桟橋で休憩。この辺はかなり田舎だけれど、それでもみんなのんびりと過ごしていて楽しい。
至るところにセレブな別荘が建っている。とくにこの1枚目とか、すごい金持ちが建ててそう。離れでいいから住みたい。
グレートオーシャンロードの見どころ!
グレートオーシャンロードも終わりに差し掛かると、こんな感じで凄まじいサイズ感の絶景が楽しめる。波も高く、断崖絶壁のサイズ感がすごい。
ヘリに乗って上から見下ろす
今回は特別に、ヘリに乗って上空からグレートオーシャンロードを楽しむ。グレートオーシャンロードは、断崖絶壁の湾岸沿いに作られた道路。
第二次世界大戦時の帰還兵が重機を使わず人力で、つるはし、ダイナマイト、シャベルを使って整備したとされている。16年の歳月をかけて完成させたそうだ。すごい。
ヘリの遊覧飛行は15分で約1万5,000円程度。意外とお手頃なので、もしグレートオーシャンロードに訪れるならばぜひトライしてみてほしい。
「俺たち日本大好きなんだぜ! 」と声を掛けてくれた人たち。オーストラリア人は、どこに行っても褒めてくれるので最高に良い気分……! だから僕もこうしてオーストラリアの良いところを、日本のみんなに紹介したくなる。
まとめ
こんな感じで、写真撮影含め5時間くらいかけて宿のあるポートキャンベルに到着。この写真は20時くらいだが、まだ夕暮れ時くらいの感じ。また行きたいなあ。
こんな感じでグレートオーシャンロードを満喫できた。また次の『カメラと旅と、メルボルン。』でも、メルボルン近辺の良いスポットを紹介していきたい。
※この記事企画『カメラと旅と、メルボルン。』は、オーストラリア・ビクトリア州の観光局とカンタス航空のサポートを受けて旅に出ています。
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