メニューには存在しないが、実はスターバックスコーヒーにはデカフェ(以下カフェインレスコーヒー)が注文が可能。通常のドリップコーヒーと同じようにアイスとホットがあり、通常のコーヒーと同価格で飲める。これが今週もっとも衝撃を受けたこと。
カフェインレスコーヒーは夜に仕事おわり、まだやらなければならない作業が溜まっていてスタバで作業をしてから帰宅しようというにオススメ。
スタバはコーヒーを飲むというよりも電源や WiFi 目的で作業をする場所
僕はときどき気分を変えてスタバで仕事やブログなどの軽作業をする。平日は仕事が終わったあとの21時〜23時くらいでスタバで作業をするのだが、スタバで作業をする理由は、家でのんびりしたいために帰宅前に作業を終わらせたいというのが主な目的。
『なぜ MacBookユーザーはスタバなのか。僕がスタバでドヤる3つの理由』という記事でも詳しく触れているが、基本的に僕が働いている会社は、一日中外出をしていることが多く、日によっては1日に数回スタバでコーヒーを啜るなんて日もある。
昼間であればカフェインを摂取しても問題ない。しかし仕事帰りの 21時〜23時にコーヒーを飲んでカフェインを摂ってしまうと、カフェインの作用が持続してしまい、なかなか眠れなくなる。しまいには朝方まで眠ることができず次の日の業務に支障がでてしまうことも。
コーヒー屋に入ってカフェインを摂りたくないというのはなんとも矛盾した話しだが、夜家に帰る前に全ての業務を終わらせてから帰宅したいという人も多いと思うので、この気持ちはわかってもらえると思う。
僕と同じような悩みを抱えている人々
昨日は、昼まで寝てたし昼と夜にスタバでカフェイン摂取したからか全く寝付けず記憶ある睡眠1時間。今日の昼過ぎが怖い(*>ω<*)
— chiemi (@CHAHAHAHA) 2016, 2月 11
変な時間にスタバでカフェイン注入したせいか(2杯)目が冴えております。明日(今日)準夜だからいいけど、早番だったら死んでたな(笑)←
— MAYU@フロム北海道 (@mayu315316) 2016, 1月 9
資料の本家で読んでると寝ちゃいそうだったから昨晩はスタバで読んでた。夜だからカフェインあんまり取りたくない、スタバの紅茶はあんま好きくない…と消去法で選んだらホットココアになった。お店の重鎮ぽい風… https://t.co/hDCKFSRpFr
— ありま/アリマカナコ (@arima08) 2015, 12月 15
カフェインレスコーヒーの存在
先日、いつものようにスタバで作業をしてから帰ろうと思った際に、ふと「カフェインが入ってない飲み物ってありますか?」と尋ねたところ、「カフェインレスコーヒーがあります」とのこと。
その前にはハイビスカスティーやマンゴーフラペチーノを薦められたが、いまいち夜中に飲む気はせず、まぁ次の日に飲めば良いかと思いドリップコーヒーを注文しようとしたところ、カフェインレスコーヒーの存在を教えてくれた。
ちなみにカフェインレスコーヒーは通常のコーヒーと同じ扱いになるので、価格などは通常メニューと同じ。例えばドリップコーヒーを注文すれば、上の画像のようにレシートに “One More Coffee” (108円でお代わりができる)が印字されてくる。
店員さんの説明を聞いたところ、カフェインレスコーヒーは基本的にどの店舗でも用意はしているとのこと。ただあまりに注文する人が少ないため、抽出をしているかどうかは店舗によって異なり、仮に抽出していなかった場合は10分程度待つ必要があるらしい。
カフェインレスの豆が存在する
カフェインレスコーヒーは、店内で通常の豆からカフェインを抜くというわけではなく、あらかじめカフェイン成分を抜いた「ディカフェ コモド ドラゴン ブレンド」という豆(商品?)が存在し、それを通常のコーヒーをドリップするように抽出すれば良いそうだ。
カフェインレスコーヒーは、全くカフェインレスが含有されていないというわけではない。スタバのディカフェ コモド ドラゴン ブレンドの場合、通常のコーヒーに比べてカフェイン含有量は97%減となっているそうだ。
3%程度とはいえカフェインは含有しているので”ノンカフェイン”という表現は正しくないとのこと。また気になる味は、コーヒーを趣味で飲んでいるわけではない僕には通常のコーヒーとの味の違いはよく分からなかった。
どうやってカフェインを除去しているのか
カフェインはどうやってコーヒー豆から除去しているのか、気になって調べてみたところこちらのサイトに詳しく紹介されいていた。
カフェインの除去は生豆の時にその工場内で行われるようで、主に水、エチルアセテート、超臨界二酸化炭素、メチルクロライドといったものを使ってカフェインを除去するらしい。
カフェインレスコーヒーというと、なんとなく意識が高い人が好んで飲む印象だが、水はともかく化学薬品を利用して除去しているのとのことで、ちょっと不安に感じる(といっても害はほぼないんだろうけど)。
- カフェインを抜き出しやすくするため水や水蒸気でコーヒー豆を膨張させる。
- 豆からカフェインを除去する。
- 豆から全ての溶媒残留物を除去し水蒸気蒸留、吸着剤を再生する。
- カフェインレスしたコーヒー豆を通常のコーヒー豆の水分量に戻す。
- 温度、圧力、時間といった工程を注意深くコントロールしながら、カフェイン抽出を実施する。
といった工程を経てカフェインレスコーヒーはつくられるようだ。まぁ化学薬品による人体への影響よりも、カフェインによる翌日の業務への支障の方が怖いので、背に腹は代えられない。
まとめ
今までカフェインレスコーヒーの存在を知らずに、ドリップコーヒーを注文して翌朝飲むなど頑張っていたが、カフェインレスコーヒーの存在を知ることができたのでこれから夜に作業しなければならない時は「トールアイスデカフェで」と注文しようと思う。
夜になってもその日の業務が終わらず、労働基準監督署に刺されないように自らの意思でタイムカードを押し、帰宅する素振りを見せながら最寄り駅のスタバで毎夜仕事を「つづきからプレイ」している人は、是非カフェインレスコーヒーを注文してみてほしい。
ちなみに『『ネスカフェ ドルチェグスト』導入レビュー、一人暮らしに丁度良いサイズ感』で紹介しているドルチェグストのカプセルにはカフェインレスのカプセルが存在する。こちらは1杯約50円程度なので、自宅で夜飲みたい人はこちらもおすすめ。
それ以外にもデカフェのコーヒーは楽天市場やアマゾンでも色々な種類が販売されている。