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ディープで重厚感のある音を奏でる Bluetooth スピーカー「Klipsch GiG」。ジャズやボサノバなどにオススメ

ディープで重厚感のある音を奏でる Bluetooth スピーカー「Klipsch GiG」。ジャズやボサノバなどにオススメ

klipsch-gig6以前『Klipschのハイエンドイヤホン「X12i」レビュー。艶やかな音で女性ボーカルが心地よい』で Klipsch(クリプシュ) のイヤホンをレビューしたが、今回は Bluetooth スピーカー「GiG」をお借りしたのでレビューをしておきたい。小型の Bluetooth スピーカーながらクリプシュが得意としている中音域のフラットな音質が特徴的だった。

Klipsch の bluetooth スピーカー

klipsch-gig1今回レビューするのはこちらの Bluetooth スピーカー。2013年に発売され、現在は既に次期製品の発売に向けて、生産は終了しているそうだ。定価は約2万5,000円と Bluetooth スピーカーにはよくある感じの価格。現在は生産終了品ということもあり、アマゾンなどではかなり安価に購入できる。

クリプシュ独自の2.5cmのフルレンジスピーカー2基と、5.1cmのバスラジエーター2基を搭載しており、迫力ある低域とフラットで歪みの無い澄んだ中高域を再現した、バランスの取れたコンパクトスピーカーと謳う。

簡単にサイズなどの規格を紹介すると

  • サイズ:178mm x 91mm x 53mm
  • 重量:600g
  • バッテリーライフ:12時間(最大音量で4時間)
  • 5W x 2のパワフルスピーカー

といったところ。それでは実機をレビューしていきたい。

Klipsch GiG 実機レビュー

klipsch-gig1こちらが筐体。なかなか他では類を見ない形状をしており、Klipschという名前を知らない人でも家電量販店で見たことがあるという人も結構多いはず。

サイズ的には僕の所有する  MINI JAMBOX や Anker Soundcore よりも一回り大きい。重量もそれなりにあるので、常時持ち歩くというよりも、部屋の中で移動させて使ったり、BBQ など特別なイベントがあるときに使うといった感じ。

klipsch-gig3スピーカー上部には音量調節ダイヤルや Bluetooth ボタンが備わっている。この音量ダイヤルが結構便利で、ボタン式よりも自然に自分の意図した音量に変えられるのが嬉しい。

klipsch-gig8筐体の左下に “Klipsch” のロゴが確認できる。またこの動くスタンド部分の面部分にはラバー素材で覆われているので、低音などの振動でズレないようになっている。

klipsch-gig7スタンド部分をカチッと動かすと電源ボタンや各種インターフェイスが現れる。電源ボタンや AUX入力、充電用の micro USB ポートなんかが見られる。スイッチを上にスライドさせることで、電源のオン・オフや Bluetooth のペアリングモードにできる。

klipsch-gig2NFC に対応しているので、スマートフォンをかざすだけでペアリングようになっている。iPhone 7 でも対応するのかな?と思ったけど、Felica と NFC は違うようなのでもしかしたら対応はしないかも。

klipsch-gig5またスタンド部分を開いて立てると縦型のスピーカーとして使用できる。元々ステレオではなし、縦にしても音の印象は特に変わらないが、スペース的に縦置きしたいシーンなんかで使えるかも。

「Klipsch GiG」の気になる音質は?

klipsch-gig6気になる音のほうは、中高域が得意で Bluetooth スピーカーとしてここまでディープで重厚感を感じられるのは素晴らしいと感じる。アコギやピアノなどの楽器系や、スモーキーな女性歌手などの曲がマッチする印象。ジャンルでいうとジャズやボサノヴァ系がよく合う。

逆にドンシャリ系の音楽や軽めで軽快なポップは、若干篭った印象を受けるためあまり得意としないだろう。とは言え音量がかなり出るため屋内だけでなく屋外でも使えるレベル。MINI JAMBOX よりも音量は出るし。

「Klipsch GiG」を使用したいシーン

自宅で夜にしっぽりと、ジャズやボサノバなんかを流しつつお酒を飲んだりするときなんかに僕は好んで使っている。軽快でライトな JPOP などを聴くときは MINI JAMBOX や、Bluetooth スピーカーではない『1万円ちょっとで買える Bose のスピーカー「Companion2 Series III」購入レビュー!TVに繋いで Fire TV を高音質で』で紹介したスピーカーを使用している。

また音量が欲しいような場所で使うときも MINI JAMBOX より Klipsch GiG を優先して持ち歩くようにしている。

まとめ

klipsch-gig4Klipsch GiG は定価が2万5,000円くらいのスピーカーで、Bluetooth スピーカーとしては Bose の Soundlink と同じくらいの価格帯だった。しかし現在は工場生産が終了してしまっていおり、アマゾンで8,000円前後で購入できるようになった。

元値が2万5,000円の Bluetooth スピーカーがこの価格帯で買えるというのは、非常にコストパフォーマンスに優れていると感じる。ジャズやクラシック、ボサノバなど重厚な音が好きな人は購入してみても良いかもしれない。