イヤホン・スピーカー

チープさが魅力的。レトロかっこいいヘッドホン『Porta Pro』レビュー

レトロ新しい有線ヘッドホンを買いました。

きっとオーディオが好きな人からは「何を今さら」と思われるかもしれないが、つい先日 KOSS のヘッドホン『Porta Pro(ポータプロ)』を購入した。

3,000円(購入時)なのに音も(独特ではあるが)良く、長時間装着していても疲れにくいオープンイヤー型の有線ヘッドホン。最近は Bluetooth イヤホンが主流となりつつあるが、自宅で長時間作業をする人にとってはまだまだ有線イヤホンの需要も高い。

動画ではすでに紹介しているが、トバログの記事でも簡単にレビューしておこう。

 

■良い点

  • レトロフューチャーで逆に新しいデザイン
  • 良い意味でチープさがある
  • 好みは分かれるが個人的には良いと思う音質

 

■残念な点

  • 華奢なので耐久性はそんなに高くなさそう
  • 遮音性は皆無なので音漏れがすごい

 

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Porta Pro について


今回僕が購入したのは米国の老舗オーディオメーカー KOSS(コス)のオープンイヤー型ヘッドホン『Porta Pro(ポータプロ)』。発売はなんと1984年で、それ以来音質や基本設計は変えず、現在も多くのオーディオ好きに愛されるヘッドホンだ。

外観はレトロフューチャー感溢れるデザインだが、発売から35年も経った2020年現在は逆にこれがお洒落な印象。

 


Porta Pro は通常ブラック系のカラーだが、僕は本体カラーがベージュの『KOSS PORTAPRO PREMIUM RHYTHM BEIGE』というモデルを選んだ(2016年発売、国内5000台限定発売)。このカラーは KOSS のプロ向けスタジオモニターヘッドホンの『PRO4AA』をモチーフとしているそうで、ベージュのカラーがトバログ的にはツボだった。

価格はなんとアマゾンで3,000円+送料という安さ(僕の購入時。今は動画で紹介した影響か価格は5~6,000円ほど)。有線イヤホンということもあるが、いくらなんでも安すぎるのではないか。チープカシオや写ルンですと共に時代を駆け抜けてきただけある。

 

なぜ Porta Pro を買ったの?

  • 動画編集時に使用する有線イヤホンが欲しかった
  • 長時間装着していても疲れにくいと聞いた
  • フィンランドに訪れた際に多くの若者が使っていた

Porta Pro を購入した理由はこんな感じ。このヘッドホンの存在は昔から知っていたのだけど(前にカバンの中身を紹介したコスペも持っていた)、昨年フィンランドのヘルシンキに訪れた際、若者を中心に Porta Pro の愛用者が多いことに気づく。ヘビーメタルが人気な国なので、オーディオが好きな人が多いのかもしれない。

そういう理由から気になっていてアマゾンを回遊していると、なんとたった3,000円でベージュカラーのこれが売られていた。丁度その頃、遮音性が低く長時間装着していても疲れにくいイヤホンを探していたので、タイミングも良かったのかもしれない。

また Porta Pro には有線タイプと Bluetooth の無線タイプがあり、僕は動画編集や自宅作業中に使いたいという理由から「遅延」「バッテリー持ち」の心配がない有線タイプを購入した。

 

Porta Proを実際に使ってみる


本体を見ていくとこんな感じ。金属製のパーツと、驚くほど華奢なプラスチックパーツの組み合わせ。どことなくチープカシオのような、レトロフューチャー感溢れるデザインが逆に良い。

また66gと軽量で、手に取っても見た目ほどの重さを感じない。飛行機に乗ると貸し出されるヘッドホンのような印象だ。

 


この半円を描く金属のヘッドバンドは、左右にあるプラスチック製のパーツを動かすことでサイズ調整ができる。海外製のヘッドホンは日本人の頭の形状に合わないこともあるが、Porta Pro は比較的フィットする。

 


ハウジングをヘッドバンドに折り込むことで、持ち運びしやすいよう、よりコンパクトな形状となる。さすがポータブル・プロ、略してポータプロ。付属する革製のキャリングポーチに収納すれば、カバンの中に忍ばせて職場で使う、なんてことできる。僕は自宅でしか使わないけど。

 

僕が購入したモデルは iPhone などで使えるリモコン&マイクが備わっていた。音声の再生・停止はもちろん、ボリューム調整やハンズフリー通話が可能。

まあ最近の iPhone にはイヤホンジャックが備わっていないため有線でのハードルは高いが、PCに繋いでZOOM飲みなど、長時間イヤホンを使う際なんかに便利そうだ。

 

フィットしやすいような工夫


Porta Pro が面白いのは、自分の頭の形にフィットしやすくできるという点。左右のハウジング部分には comfortZone というスイッチが備わっていて、装着感を固めから緩めまで3段階で調節できる。

 


またこめかみ辺りで固定するクッションも備わっていて、スピーカー部分もプラモデルのようにぐりぐり動く点が面白い。

 

音質について


さて、気になるのは音質について。この辺は個人の感想によると思うし、好き嫌いも個人差があるので一概に言えないが、僕的には好きな方向性の音だと思う。

3,000円という価格帯、また35年も基本設計が変わらないのでそこまで音に期待はしていなかったが、思っていたよりもクリアで低音が強めの印象。また中高音のピアノや電子音もきれいに出る感じ。ただしJ-POPのような曲にはそんなに合わない気もしている。

YouTube の動画編集用としてはそこまで音にこだわらないけれど、いつも流している BGM (チルい感じ)が心地よく感じる。

 

まとめ


こんな感じで Porta Pro についてレビューしてみた。まだ使い始めて間もないが、自宅で使う分にはバッテリー持ちや充電、Bluetooth 接続などを気にせず使えるので、その点がシームレスで楽ちん(MacBookってクラムシェルモードだと Bluetoothが時々1分くらい途切れることがある)。

元々は動画編集の際にのみ使おうと思っていたが、遮音性が低く周辺の音も聴こえるので、最近は Porta Pro で音楽も聴くようになった。さすがに持ち運びをすることはないと思うけど、これからも長期的に使いたいと思うようなヘッドホンだ。