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シンプル、だけど快適。電車通勤のためにデザインした傘「rumbrella(ランブレラ)」レビュー

シンプル、だけど快適。電車通勤のためにデザインした傘「rumbrella(ランブレラ)」レビュー

デザインシンキングとは「ある製品をつくる過程で、ユーザーが求めるものを徹底的に考える過程」のこと。 機能として絶対に必要なものではないが、ユーザーの求める機能や、製品本来の意味での気づきを得るうえで必要なコトだと考える企業も少なくない。

普通の傘とそう変わらないが、たった1か所だけ工夫を凝らして劇的に使いやすくなった「rumbrella(ランブレラ)」も、まさにデザインシンキングを感じる傘だ。ランブレラの新製品「rumbrella BASIC(ランブレラベーシック)」を提供いただいたのでご紹介。雨の日の通勤が快適になりそうだ。

 

【評価】

柄が “r”  の形状をしているちょっと変わった傘。通常の傘とそこまで大きく異なるわけではないものの、傘の柄に荷物を引っ掛けられたり、ちょっとだけ持ちやすくなったりと工夫を凝らしている。サイズが 65cm と女性にはちょっと大きいかもしれないが、電車通勤の男性には是非オススメしたい。

 

■良い点

  • “r” の形状で電車内での荷物を持つのがラクになる
  • 普通の傘としても質が良い
  • すべり止めが備わっており電車で座っていても滑り落ちない

 

■残念な点

  • カラーバリエーションとサイズが男性向け
  • 柄の先にもすべり止めが備わっていてほしかった

 



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たった1か所違うだけ。使い勝手がぐんとアップした傘「rumbrella(ランブレラ)」

「rumbrella」は南青山(東京都)に拠点を置く rumbrella が開発した、柄がちょっと通常のものと異なる傘。持ち手が “U” ではなく “r” の形状になっていることで、手に持った際に安定したり、通勤電車など立っている時にカバンを掛けたりできるのが特徴。

今回紹介する「rumbrella BASIC」は、傘の先端にエラストマー樹脂製のすべり止め加工を施し、大幅に価格を下げたモデル。国内最大級のクラウドファンディングサイトである Makuake で出資を募っている。

 

rumbrella BASICの柄をよく見てみるとこんな感じ。丸いフォルムでミニマルな印象を受けるが、”r” になっている溝部分に、トートバッグや買い物袋などの荷物も引っ掛けられる。傘を閉じているとき、例えば電車に立って乗るときなんかに、ちょっと荷物を引っ掛けておくことができる。

傘の親骨はグラスファイバー製。そのため、耐荷重は 5kg までの重さに耐えられる。5kg というとあまりピンとこないかもしれないが、だいたい生後2ヶ月の赤ちゃんくらいの重さだ。

 

rumbrella BASIC は、成人男性に丁度良い 65cm 。カラーは現時点で Navy と Black の2色展開。僕の持っているランブレラは Black だが、記事の写真はちょっと Navy にも見えるかも。

ちなみに通常モデルの rumbrella は 60cm と 65cm のモデルを展開。それぞれ Mustard や Olive など3色展開となっている。気になる人は公式ページで確認しよう。

 

ランブレラベーシックでは、傘の先端にエラストマー樹脂製のすべり止めを備えた。これにより、壁などに立てかけたときに、ぱたりと倒れてしまう心配が少なくなった。

個人的に「良いな」と思ったのは 電車のシートに座ったとき。ビニール傘などはしっかり押さえていないと倒れることが多く、それが雨の日のストレスになることが多かったのだが、ランブレラにはその心配はなかった。これなら雨の日でも、PC を開いて作業ができる。

 

親骨はつや消しのブラック。ワンタッチ式ではないので自分で開く必要があるが、軽い力です〜っと上まで伸びる感触が心地よい。

 

rumbrella BASIC は傘布にポリエステルを採用している。布のようなファブリック素材に撥水加工を施しているため、ビニール傘よりも撥水性が高いのが嬉しいポイント。ビニール傘は閉じても水滴がまとわりつく感じがあるけれど、ランブレラは傘を閉じてばさっとするだけで、ほぼ水滴が落ちる。

もちろん定期的に撥水スプレーを散布する必要はあるが、この点が布傘の良いところだと感じた。

 

傘の柄がちょうど手の甲付近に当たるので持ちやすい。地味だが、傘を使っているときは手が疲れるので、こういった付加価値はちょっと嬉しい。僕はまだ台風などの強風時に使ったことがないが、公式ページでは強風時などでも安定して支えられるとしている。

 

僕は仕事柄、カフェに入って仕事をすることが多い。雨の日も例外なくカフェに入るのだが、そんなときに困るのが傘を置く場所。画像のようにカウンター・テーブルに引っ掛けておくと、するりとすべり落ちてしまうこともしばしば。

個人的には傘の先端だけでなく、柄の先端にもすべり止め加工をしてほしいと感じた。そうすれば、ちょっとした買い物袋程度であれば、rumbrella の先端に荷物を掛けておくこともできる。

 

「rumbrella BASIC」はこんな人にオススメ

前にレビューした「RAINS BackPack mini」と合わせたところ

rumbrella BASIC は、Bluetooth でスマホと接続して位置情報が分かるとか、超高級なブランドの傘というわけではない。しかし、たった1か所、傘の柄の “u” を “r” に変えるだけで使い勝手が向上している。

実際に電車の中でも使用してみたが、立ち乗りの際に買い物袋を引っ掛けたりと、思っていたよりも便利に使えている。もちろん、普通の傘としての機能も十分。コンビニの傘置き場に置いてもすぐ自分のだと分かるし、意外に便利なポイントが大きいと感じた。

傘として活用するのはもちろん「基本をブラさずにちょっと視点を替える」というアイデアに、個人的にはグッときた。気になった人はクラウドファンディングサイト Makuake でチェックしてみよう。今なら rumbrella BASIC が 2500円程度(前モデルは6,000円)で購入できるチャンスだ。

 

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