革製品が好きで、基本的にはカバンや財布といった小物は、できる限り本革で揃えたい。経年変化という言葉が好きで、丁寧に使い続ければ、やがてそれが味になり、僕だけの一点モノになるからだ。

学生時代から革製品は好きだったのだが、社会人になり、その考えがより強固なものとなった。流行り廃りに流されず、自分の所有物はちょっとくらい高価なモノでも、長く使い続けられるモノを選ぼうという意識が芽生えるくらいには大人になったからだと思う。

社会人となってはや三年。財布やカバン、名刺入れにシューズまで、自分の身の回りのモノは、こだわりを持って選んだ革製品を身に着けている。ある程度お気に入りのアイテムを身に着けられるようになった僕が、次に選んだ革製品は、腰に巻く「ベルト」。この記事では、日本が誇る革の老舗メーカー「Prairie GINZA(プレリーギンザ)」の革ベルトについて紹介しよう。


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日本の老舗メーカー「プレリーギンザ」がこだわる革ベルト『Maximum(マキシマム)』

僕が愛用する革のベルトは、Prairie GINZA(プレリーギンザ)の『Maximum(マキシマム)』というシリーズ。ベルトにこだわるプレリーギンザの最高峰ラインのベルトで、イタリアタンナー、リナルディ社の「カーフ(仔牛革)」を採用している。

ちょっとだけ余談だが、僕はこのベルトの写真が本当に好きで、ここまで美しい佇まいに撮れた写真はそうそうない。光沢感のある黒いベルトが、凛とした面持ちで写真に写るという瞬間。素人ながらも、物撮りの楽しさの片りんを見たような気がする。

 

2枚の革を張り合わせた仕上げの美しいカーフのベルト

カーフの特徴は、目が非常にきめ細かく、しなやかであるところ。ベルトに適した部分を仔牛の革から選び、一つずつ丁寧に裁断していく。

革素材というのは、天然モノであるため、個体によっても素材感が異なる。それを職人が一点ずつ見極め、コバを磨いていく。プレリーギンザのベルトは、コバの仕上げが非常に丁寧なのが印象的だ。あたらめて職人の技術の高さが伺える。

 

ベルトの顔であるバックルは、一枚の真鍮を削り出して加工する「挽き物」

また、ベルトの顔ともいえるバックルは、通称「挽き物」と呼ばれるモノ。1枚の真鍮の原板から一つずつ削り出し、白色光沢の美しいロジュームメッキをかけ、フォーマルで品の良い高級感を演出。仕上げには3種類の異なる磨き(鏡面、トリポリ、ホーニング)を、手練の職人が手作業で丁寧に加工している――。こう一文で紹介しているが、いかに手間ひまをかけてこのベルトができているのかが、お分かりいただけるだろう。

 

ブランドロゴの刻印は 24Kの沈金(ちんきん)仕上げ。細かいところだが、細部に神は宿るとはよく言ったもの。こういう仕上げができているブランドというのは、信頼感がある。

実際にベルトを装着したときに、上面にロゴがくるようになっているのがポイント。一見するとシンプルでフォーマルなシーンで使いやすいデザインだが、ちょっとした遊び心もある。オンオフ問わずに使いやすい。それでは、実際に僕が装着してみたところを写真で紹介していきたい。

 

ビジネスシーン × プレリーギンザの革ベルト

まずは仕事での着用シーン。普段は私服で出勤する僕だが、外部との打ち合わせだったり、ちょっと重要な仕事の場面では、ときどきスーツを着用する。黒いベルトは仕事で非常に使いやすく、どんなスーツにでもカッチリと合うのが嬉しいところ。

仕事の場面において、どんなシーンだったとしても、黒いベルトを着用しておけば、まず間違いはない。

 

靴は「革靴を新調しました。日本人の足に合う『スコッチグレイン』のパンチドキャップトゥ」で紹介している黒い革靴を履いている。「黒い革ベルトと黒い革靴を合わせるのが基本だよ」と、どこかで教えてもらったことがある。これまで僕は、ベルトにあまりこだわったことはなかったのだが、やはり質の良いベルトは、装着感が驚くほど良い。

社会人になり、スーツを購入するときには一緒にベルトにもこだわっておけばと感じた。

 

上下を同じ色と柄のスーツで合わせるとカッチリしすぎてしまう。金融系の職種ではないので、グレーのチノとブルーのシャツをジャケットに組み合わせることで、堅すぎない印象のコーデとなった。腕に着けているスマートウォッチ Pebble Time Round との組み合わせもグッド。

 

プライベート × プレリーギンザの革ベルト

昨年の秋、ヨーロッパに一人旅をした。澄んだ空気が心地よい秋の午前中、とくに目的もなく散歩をしていると、ジャケットを羽織ったスタイルの紳士が街を歩いていた。その姿がとてもお洒落で、気づいたら見とれていたのを覚えている。

それ以来僕は私服を見直し、休日でも、ツイード素材のジャケットを羽織るようになった。黒いスキニーと黒い革靴を合わせるならば、決まって腰には黒い革ベルトを巻く。マキシマムは、スタイリッシュなバックルがこういったスタイルにもよく似合う。

 

カーキのコートと合わせても良い

冬が近づくと、カーキのコートとタートルネックのセーターのコーディネートがしっくりとくる。私服とはいえ、ややしっかりめに着こなしたい僕にとって欠かせないのが、黒い革製品だ。とくに革靴と革ベルトは光沢があり目立つので、実はアクセントになっている――と僕は勝手に思っている。

 

ベルトは目立たない、けれどモノによって質の違いは一目瞭然

ベルトというのは人から目立ちづらいアクセサリーだというのは確かだ。とはいえ、不意に見えるベルトのバックルだったり、革の素材感というのは、明らかに質の違いが分かってしまうというのが、社会人になってからの学びだ。これまである程度革小物にこだわり、お気に入りのモノに囲まれているという人でも、ベルトは守備範囲外だという人も少なくないはず。これを機にベルト選びを初めてみても良いかもしれない。

 

これまでの「プレリーギンザ ×トバログ」のコラボ記事

トバログでは今年の9月から、この記事を含めて3つの連載を書いてきた。連載は今回で最後なので、それぞれどんな趣旨の記事となっているかを簡単に紹介しておこう。もうすぐクリスマス、意中の人に渡すプレゼント選びを手助けできるかもしれない。

 

第一弾:自分への退職祝い。

8月に前の会社を退職し、10月から新しい会社に転職する際に手掛けた第一弾。タイミングよくこの企画のお話をいただいたため「自分への退職祝い」という趣旨で記事を書いてみた。

今回紹介した革のベルト『Maximum(マキシマム)』と、ネイビー色が若々しいブライドルレザーを表面にあしらった名刺入れ『Fusion(フュージョン)』について、簡単に紹介している。

 

 

第二弾:はじめましては、名刺の交換から。

第二弾となる『はじめましては、名刺の交換から。』では、名刺の交換という文化を通じて、名刺入れという存在の大切さについてを紹介した。名刺交換は古い文化だと揶揄されがちだが、性別、年齢、業界や職種問わずにすべてのビジネスシーンで登場するのが「名刺交換」。日本に限っていえば、新しいビジネスパートナーに挨拶をするうえで大切な儀礼の一つだ。

この記事で主に紹介している名刺入れ『Fusion(フュージョン)』は、英国のブライドルレザーと、伊国のタンニンレザーをふんだんに使用しており、堅牢で加工が難しいブライドルレザーを、手練の職人が一つずつ丁寧に縫製している。かれこれ3ヶ月ほど持ち歩いているが、ブリティッシュ・ブライドルレザーの表面に浮き出ていたブルーム(ロウ)もすっかり取れ、ようやく僕の手に馴染んできた。

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