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ちょっと速いとめっちゃ快適。15W の高出力の高速ワイヤレス充電器「Freedy」レビュー

ちょっと速いとめっちゃ快適。15W の高出力の高速ワイヤレス充電器「Freedy」レビュー

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」ちょっとだけ生活が変わるワイヤレス充電のススメ。

ワイヤレス充電といえば、Android 端末がけっこう前から取り入れている技術だったのだが、iPhone ユーザーが多い日本ではそこまで認知されていなかった印象。しかし、iPhone 8 や iPhone X の登場で、日本国内でもワイヤレス充電対応の充電器が家電量販店の売り場でも多く見られるようになった。この記事を読んでいる人も、少なからずワイヤレス充電を知っている、もしくはもう使っている人だと思う。

今回はそんなワイヤレス充電が高速に行えるという充電器『Komatech Freedy 15W高速ワイヤレス充電パッド(長いので以下 Freedy)』をメーカーよりお借りしたので紹介してみたい。

 

■良い点

  • 15W の高速充電に対応していて充電が早い!
  • 抜き差しせずに充電できるのは気軽で便利
  • 主張しすぎないデザインで部屋に置いても違和感は感じない
  • ケースを装着したままでもとくに問題なし

 

■残念な点

  • 大きいので持ち運びには向かない
  • micro USB や USB Type-C ケーブルではなく専用アダプタのみ対応

 

 

 

ちょっと速いとめっちゃ快適。高速ワイヤレス充電器『Freedy』

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」のパッケージ

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」の見た目こちらがその高速ワイヤレス充電器 Freedy。iPhone 8 / 8 Plus、iPhone X や、Galaxy S8 以降のシリーズなど Qi に対応するスマートフォンで使えるワイヤレス充電器で、スマートフォンにケースを装着したままでも 15W の高速充電ができると謳う。価格は6,500円程度でブラックとホワイトの2色展開。

「高速充電」と曖昧な表現ではちょっと分かりづらいのだが、現在アマゾンで販売されているワイヤレス充電器は 5W のものが多く、中 でも “高速充電(とか急速充電)” を謳う充電器の多くが 10W までの対応だ。多くのスマートフォンやワイヤレス充電器が取り入れる Qi 規格「Medium Power(5W ~ 15W)」では、理論上は Freedy  はもっとも高い 15W での出力が可能。

実際僕はそこまで多くのワイヤレス充電器を所持していないので充電速度の違いは比較できないが、数値から読み取ると、ほかのワイヤレス充電器よりも速度の期待はできそう。

 

なおスペックはこんな感じ。

  • 規格:Qi規格 Ver.1.2.3 Extended Power Profile(15W)
  • 入力:12V 2A
  • 出力:15W Max
  • 保護ケースを使用したままの端末でも充電可能
  • 重量:実測200g程度(ACアダプタとパッドを合わせて)
  • 2年保証付き

 

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」の手のひらサイズ

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」の厚さFreedy の筐体はこんな感じ。ちょっとした小皿くらいの大きさと厚さだ。

写真から素材感は読み取れないかもしれないので補足すると、ちょっと盛り上がっているパッド部分はさらさらとしたシリコン素材。スマートフォンの背面に傷をつけない点と、滑り止め的な効果がある。右側にちょっとした黒い点が見えるが、そこは「充電してまっせ」を教えてくれる LED ランプが点灯する箇所。そして周りを覆っているフチ部分はざらざらとした樹脂素材。

光沢感はないし落ち着いたマットホワイトなので、どんな部屋にも合うシンプルで主張しすぎないデザインが個人的には良いなと感じた。

 

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」のアダプタ冒頭で持ち運びには適さないと書いたが、Freedy は充電速度を高速化するために専用のアダプタを用いる。既存の USB Type-C ケーブルや micro USB ではないので、この辺はちょっと不便。

アダプターと充電器本体を合わせると 200g を超えるので、自宅やオフィスの据え置き用として使いたいところ。

 

Freedy(左)と Anker のワイヤレス充電器(右)
Freedy(左)と Anker のワイヤレス充電器(右)

僕が所持する Anker のワイヤレス充電器とサイズ(出力は 5W)を比較してみた。Freedy は 15W と大容量の出力に対応するため、かなり大きいことが分かる。

持ち運びには大きいほうが当然かさばるのだが、据え置き用端末として割り切るのであれば、充電するパッドなので「充電したつもりがちょっとズレてて充電できてなかった」というミスを防ぐことができるのは嬉しい点。

 

ワイヤレス充電器 Freedy を実際に使ってみた。充電時間など

Galaxy Note8 と高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」実際に僕が普段愛用している Galaxy Note8 で実際に2週間ほど使ってみた。僕は一日中外に出ている日は、自宅に帰ってきて充電するタイミングではだいたい10~20% ほど残っているので、充電速度はそのときのもの。

実際に数日間、Battey Mix というアプリで充電速度を測ってみたところ、25%ほどの残量から2時間ほどで充電が完了するようだ(5日間分のログの平均時間)。ちょっと前まで使っていたAnker の充電器はかなり充電速度が遅く、確か満充電まで4~5時間ほどかかっていたと思う。最近はいつの間にかケーブルを挿して有線で充電するようになってしまったが、Freedy は充電速度も速いので、最近はまたワイヤレス充電を使っている。

 

高出力15Wの高速ワイヤレス充電器「Freedy」と自宅の充電ステーション僕の場合、ガジェット類の充電ステーションがあるのは本棚の2段目。MacBook Air や iPad、Kindle など定期的に充電する必要があるものに関してはここに置いている。これまで Galaxy Note8 はここに無造作に置いていた Type-C ケーブルから給電していたのだが、最近は Freedy を使っているのでかなりスッキリとしたのは嬉しい。

自宅だとそこまで高速充電の恩恵は受けづらいかもしれないが、例えばデスクワーカーなんかだと嬉しいかも。自分のデスクにワイヤレス充電器を置いておいて、普段はそこに置く。トイレや昼食、会議などで離席する回数が多ければ多いほど、有線での充電よりラクに行えるはずだ。

 

 

まとめ

こんな感じでワイヤレス充電器 Freedy を紹介してみた。ワイヤレス充電器は充電速度が遅かったり、使いながらの充電が難しいというデメリットもあり「前はワイヤレス充電器持ってたけど今は使ってないよ」という人も少なくないはず。

ただ、僕個人的には、自宅に帰ってきてからのみワイヤレス充電だし、夜寝る前には必ず Freedy に置くようにしているので、そこまで問題ではないかなあと(臨機応変に有線と無線)。逆に床に就くときにスマートフォンをベッド脇に置くことがなくなったため、生活サイクルは安定してきたという思わぬメリットも。まあそれはワイヤレス充電器ではなくても場所を決めてしまえば同じことなのだが、これがきっかけで生活が変わったということで。

KOMATECH 15W 高速ワイヤレス充電パッド(ホワイト)Freedy EA1702W