先日書いた「【Lightroom CC】iPadやiPhoneでVSCOなどデスクトップ版のプリセットを使う方法と手順」という記事。さらっと書いたが、iPad だけじゃなくて、iPhone や Galaxy Note8 といったスマートフォンでも写真の加工をすることが可能だ。
iPad Pro ならともかく、スマホで Lightroom は使わないかな〜と思っていたのだけれど、Instagram（以下インスタグラム）で自分の好きな色味に加工した写真をアップするのであれば便利だったので、記事にして紹介しておきたい。
綺麗な写真を撮ってもアップするまでのハードルが高いインスタグラム
ご存知のとおり、インスタグラムは写真を共有するためのSNS。普段写真を撮っている人なら、ほとんどの人がアカウントを持っていると思う。
インスタグラムは “綺麗な写真をアップして、瞬時にたくさんの「いいね！ 」がもらえる素敵な SNS” なのだけれど、基本的にはスマートフォンやタブレットでしか写真の投稿ができず、普段 PC で写真を加工している僕にとってはちょっと使いづらい SNS だった。
とはいえ、せっかく毎日写真を撮って加工しているのだから、インスタグラムにアップしたい。でも写真のトーンは統一感をもたせたい。そんなジレンマを抱えていたところ「モバイル版の Lightroom でユーザープリセットが使えるようになったならスマホで加工してからアップすれば良いのでは？ 」ということを思いついた。
これまでは、カメラで撮って→PCに転送して→デスクトップ版の Lightroom で加工して→書き出して→クラウドにアップして→スマホからダウンロードして→インスタグラムに投稿という長いフローをたどっていたが、それがスマホと（必要なら）カメラで完結するのであれば、こんなにラクな話はない。
VSCOのアプリはあるけど使いづらい
わざわざ Lightroom を使わなくても、スマホなら VSCO のアプリがあるのだけれど、いわゆる Lightroom 用のプリセットとは異なるため、どうしても普段ブログで使っている写真と雰囲気が変わってしまうため、あまり使っていない。
こういった悩みを抱えていたところに、 モバイル版とデスクトップ版の Lightroom でプリセットを同期できるようになった。まったく同じプリセットを使うことができるのであれば、PC でも iPad Pro、そしてスマートフォンでも同じ色味で統一感を出すことができる。
▷iPhoneだけで写真をフィルム風に加工する方法。無料アプリだけで雑誌写真のような仕上がりに
スマホでパシャリと撮って Lightroom でサクッと加工、すぐアップ。僕が最近やっている写真アップまでのフローはこんな感じ。
わざわざ説明するほどでもないかもしれないが、どれだけラクなのかを紹介していこう。
まずはアップロードしたい写真を選ぶ。スマホで撮っても良いし、一眼で撮った写真を SDカードリーダーとか Wi-Fi 転送モードで転送しても良い。
最近は iPhone X や Huawei（ファーウェイ）の P20 Pro などスマホでも綺麗に撮れる時代なので、昼間の写真であればスマホで十分。
写真を撮ったら Lightroom のアプリを開いて、写真を編集する。
いつも PC で使ってるプリセットを呼び出す。「 そもそもデスクトップ版で使ってるプリセットをどうやって同期するの？ 」というところに関しては『【Lightroom CC】iPadやiPhoneでVSCOなどデスクトップ版のプリセットを使う方法と手順』に詳しく書いている。
プリセットをかぶせて、自分の好きな色味に加工していく。正直 Galaxy Note8 の場合、有機ELディスプレイの発色が鮮やかすぎて色味を調整するのが難しいところはあるのだけれど、まあぴったり同じ色味にしなくて もトーンが合っていれば良い。
加工できたら Lightroom アプリのシェアボタンからインスタグラムの「フィード」を選ぶ。わざわざ加工した写真をアルバムに保存してから、インスタグラムのアプリを立ち上げてアップというフローを辿らなくても良いのは嬉しいところ。
あとはタグを付けたり、コメントを書いたりしてアップロードをすれば投稿が完了する。
まとめ：ストップしてたインスタグラム、再開しました
こんな感じで「モバイル版 Lightroom を活用するとスマホからインスタにサクッとアップできるよ」という趣旨の記事を書いてみた。PC版の Lightroom を介さなくても、簡単に好みの色味に加工できるようになったということで、ここ半年以上更新をストップしていたインスタを再開することができた。
これからどんどん写真をアップしていきたいと思うので、よかったらフォローお願いします。
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