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世界60の国と地域で使えるSIM。海外旅行時のSIMは『Three SIM』が安くて大容量でおすすめ

世界60の国と地域で使えるSIM。海外旅行時のSIMは『Three SIM』が安くて大容量でおすすめ

旅はその場の景色を楽しんだり、日常からかけ離れた状況を楽しむもの……なんてよく言うけれど、僕らの旅に欠かせないのがいつでもどこでもネットに繋がる環境。

訪れた先の情報を知っておきたいし、綺麗な景色を発見したらすぐに SNS で写真をアップしたい。移動中に Spotify で馴染みのある曲を楽しむのも重要だ。

そんな「海外旅行も SNS も楽しみたい!」という人におすすめしたいのが、大容量なのに格安なプリペイドSIM『Three SIM』。チェコはもちろん、オーストラリアや香港、ドイツ、イギリス、米国など60の地域で大容量のデータ通信ができる便利なアイテムなので紹介しよう。

 

■Three SIM のココが良い

  • 世界60の地域でデータローミングが可能
  • 1GB~12GBまで自分の使い方に合わせて選べる料金プラン
  • 契約など必要なくアマゾンで買い切りのプリペイド方式

 

■Three SIM のココが残念

  • SIMフリースマートフォンが必要となる
  • アジア圏などデータ通信のできない国も多い
  • APN設定など初心者にはちょっと難しい

 

ヨーロッパ・オセアニア周遊SIM 4G・3Gデータ通信12GB/360日タイプ
MAXSIM

 

 

『Threeデータ通信プリペイドSIM』レビュー


こちらが『Threeデータ通信プリペイドSIM』。チェコを含む世界60カ国でデータ通信や音声通話が可能で、旅には欠かせないライフラインを比較的安価かつ日本でも購入できる点が魅力的。

Three SIM は英国の通信会社が展開しており、ヨーロッパ圏を中心に渡航者に人気の SIM だ(僕も友人に教えてもらった)。

契約不要のプリペイド方式なので、SIMフリースマホを持っていれば現地で挿すだけで使用可能だ。データ容量によって料金プランに幅があり、安価なモノであれば30日間の 1GB プランで1,000円というプランから、360日間で 12GB のデータ通信が行えて5,000円のプランまで幅広い。

ちなみに僕が購入したのは 12GB / 360日 のプラン。

 

料金プラン

 

アマゾンで検索すると Three SIM にはさまざまな種類があり、さまざまな業者が販売しているため、まとめるのは難しい。記事執筆時点で確認できたのは上記。

音声通話に関しては、イギリス国内もしくは Goo Roam in Europe 対象地域(以下の「対応する国と地域」で紹介)で 3,000分まで可能。日本への通話は有料だ。

 

対応する国と地域

【ヨーロッパ地域(Go Roam​ in Europe)】
アランド諸島/オーストリア/アゾレス諸島/バレアレス諸島/ベルギー/ブルガリア/カナリア諸島/クロアチア/キプロス/チェコ/デンマーク/エストニア/フィンランド/フランス/フランス領ギアナ/ドイツ/ジブラルタル/ギリシャ/グアドループ/ガーンジー/ハンガリー/アイスランド/アイルランド/マン島/イタリア/ジャージー/ラトビア/リヒテンシュタイン/リトアニア/ルクセンブルク/マデイラ/マルタ/マルティニーク/マヨット/オランダ/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/レユニオン/ルーマニア/聖バルトレミー/サンマルタン/サンマリノ/スロバキア/スロベニア/スペイン/スウェーデン/スイス/バチカン市

【その他の地域(Go Roam​ Around the World)】
アメリカ/プエルトリコ/米領バージン諸島/コスタリカ/グアテマラ/エルサルバドル/ニカラグア/パナマ/ブラジル/チリ/コロンビア/ペルー/ウルグアイ/オーストラリア/ニュージーランド/イスラエル/スリランカ/香港/マカオ/インドネシア/シンガポール/ベトナム

日本や台湾、韓国などは対象外。チェコに訪れる際にはドバイでの乗り換え便もあるのだけれど、ドバイも対象外ということで、今回はチェコのみでの使用となった。ただ僕が購入したのは360日プランなので、ほかの国に訪れる際には試してみようと思う。

 

『Three SIM』はSIMフリースマホに挿れるだけ! 30分くらいでデータ通信がアクティブに


『Three SIM』の形状はよくある SIM カード。自分の持っているスマートフォンに合わせて SIM のサイズを合わせられるので、一般的に使われている基本的にはどんなスマートフォンでも対応するはず(例外はあるかも)。

 


僕は買ったばかりの iPhone XS で使うことにした。いつもはバッテリー持ちが良く、ディスプレイが見やすい iPad Pro に SIM を挿してテザリングをするのだけれど、今回は「撮った写真をすぐに SNS にアップしたい! 」という欲求を満たすため iPhone XS で運用する。

これなら別途カバンを持ち歩かなくても、地図を見たり情報をググったり、ヘッドホンと組み合わせて Spotiify の音楽が楽しめるはず。

 

基本的には「モバイル通信ネットワーク」を自動にして、通信のオプション→データローミングをオンにしておけば、メッセージが届いたのち、30分ほどでデータ通信ができるようになる。それでもならない人は iPhone を再起動してみよう。

ローミングをオンにするのを忘れずに!(僕はこれをオフにしていて繋がらずに苦戦した)

 

【APN設定】

  • 名前:任意のもの
  • APN:three.co.uk
  • ユーザー名:空欄
  • パスワード:空欄
  • 認証方式:CHAP

iPhone で SIM を挿すと自動的に APN 設定(ログインみたいなもの。これができていないとデータ通信できない)をしてくれるが、Android など自動で APN設定ができない端末は上記の設定をコピーしよう。

 

 

実際にチェコで使って回線速度を計測してみる


今回はチェコの地方都市を流れるように転々とする旅だったので、思い立ったときにこまめに計測していた。

 

チェコだとそもそも 4G LTE ではなく 3G がメインなようなので、基本的な速度はこんな感じ。また確証は持てないが、Three SIM はデータローミングで通信を行うため、現地人が購入する SIM よりも速度は遅い可能性もある。

日本でのデータ通信と比較するとかなり遅めで、YouTube などで動画を楽しむのは難しいが、Instagram に写真をアップロードしたり、グーグルマップで地図を使ったりと基本的なコトはできるので問題なし。

そして容量について。僕は12GBの SIM を選んだけれど、この1週間で使ったのはたった1.3GBほど。それは 3G でデータ通信が遅かったということもあるし、現地ではカフェやホテルなどで Wi-Fi がどこでも使えたから。1週間程度の旅なら 3GB の SIM でも十分かもしれない。

 

まとめ


こんな感じで、海外旅行の強い味方『Three SIM』について紹介してみた。SIMフリースマートフォンを持っているのなら、安価で大容量な SIM カードを選びたいところ。

これからも海外への旅に出るとしたら、僕は間違いなく Three SIM をリピートする。12GB という容量は安心感が大きく、データ通信をするうえでは快適な SIM だった。

 

ヨーロッパ・オセアニア周遊SIM 4G・3Gデータ通信12GB/360日タイプ
MAXSIM

 

普通の旅なら2,000円程度で手に入るこの SIM でも問題なさそう。

 

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