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澄んだ空気と青い空。カメラを片手に撮り歩く日立と大洗

澄んだ空気と青い空。カメラを片手に撮り歩く日立と大洗

年末から年始の3日間、祖父祖母の住んでいる茨城県日立市へとやってきた。毎年、年末年始になると必ず日立の実家で年を越すのだけれど、ついこの間やってきたと思った2018年も一瞬で過ぎ去り、2019年を迎えに日立へと向かう。

 


学生時代は頑なに鈍行列車での旅を貫いたが、社会人になると時間と快適性をお金で買うようになる。今回の旅の往路は特急列車に乗って快適に旅をすることにした。

田舎に住んでいたときは、車窓から見える景色が田園風景から都会になっていく感覚が大好きだったが、一度東京に住んでしまえば、都会から田園風景への移り変わりが好きになっていく不思議。

 

海の上に浮かぶような。写真好きにはたまらない日立駅

ちょっと前に紹介したことのある日立駅を、改めて Leica で切り取ってみる。以前はかなり寂れた駅舎だったのだけれど、2011年に地元出身の建築家である妹島和世(せじま かずよ)氏が手がけた新駅舎が完成。

オランダのデザインコンペで優秀賞の獲得した影響からか、今では外国人観光客も足を運ぶ街となった。ネモフィラの絨毯とかコキアで有名なひたち海浜公園は、4つくらい隣の駅。正直日立駅付近にはこの駅舎以外何もないので、海浜公園ついでに写真を撮りに来る程度が良いかも。

 


海って最高。もう少し大人になったら部屋から海の見える家で作業がしたいと思っている。東京から離れて逗子とか、熱海とかとか。でも買い物には不便そうだから稲毛とか千葉の方でも良いかもなあ。

 

こんにちは2019。初日の出をいつもの場所で

中学生の頃からほとんど毎年、元日の早朝は初日の出を見に海に出かける。といっても実家から10分くらいだし、ほとんど人がいない秘境のようなスポットだけれど、僕はここから見る日の出が一番好き。

昨年は「2018年の初日の出。『渾身の一枚』にいつも迷う」という記事を書いたが、それもこのスポットから撮影したもの。1年も経つと写真現像の雰囲気もだいぶ変わるなあ。

 

今年も晴れました。あけましておめでとうございます。

 

海も海鮮も楽しむための漁師町、大洗

日立の海も好きだけれど 、大洗(おおあらい)の海も好き。海鮮を食べたり、水族館に行ったりと幼い頃はものすごく大好きだった街だ。

今回は車ではなく、のんびりとお酒を飲みながら鈍行列車での旅をした。水戸で乗り換えて駅から海まで歩く。駅から海まではだいたい15分くらい、この灯台までは 3km ほど。意外と近いんだなあ。

 

大洗は世界有数のカジキマグロの漁場としても有名。駅前や観光スポットなどに大きなカジキマグロのオブジェが並んでいる。

 

正月から大賑わいの大洗海鮮市場で極上の魚介類を楽しむ。キンキンに冷えたジョッキの生ビールをいただきながら、贅沢にもズワイガニでダシをとったカニ汁をいただく。

こういうところに来ると海鮮丼にするか、食べ歩きをするかで迷うのだけれど、今回は食べ歩き。ウニも牡蠣も、普段はなかなか食べられない魚介類を存分に楽しんだ。

 

大洗のフォトスポットといえば大洗磯前神社にある『神磯の鳥居』。ときどき有名な写真家が Twitter なんかにアップしてバズっている鳥居で、口コミからかたくさんの人で賑わう観光地となっていた。

あいにく 35mm のレンズしかなかったので距離のある写真だが、望遠レンズで切り取れば迫力満点の鳥居を撮影することができる。正月といえば初日の出も大人気なので、それを狙って撮影する人も少なくない。

 

写真を撮ったり食べ歩きをしていたら、いつの間にやら日が暮れてきた。誰かが積み上げた石が良い感じだったので、夕焼けの太平洋をバックにパシャリ。

 

まとめ

大洗から水戸へと戻る路線で撮った一枚。夕焼け空がとにかくきれいで、車窓からハッキリとした夕焼け空を楽しむことができた。

今回は二泊三日であまりゆっくりはできなかったものの、僕の愛用している写真機である Leica M10 を握りしめ、楽しくシャッターを切れた旅となった。茨城県の魅力度はあまり高くないけれど、ネモフィラ畑や袋田の滝、そして海に海鮮と写真映えするスポットは意外にも少なくない。

写真を撮るのが好きな人は、ぜひ茨城の自然を楽しみに写真を撮りに足を運んでみてほしい。

 

今回使ったカメラとレンズ