『週刊トバログ』などでも綴っていたのだが、2019年の半分は海外で過ごす予定だ。仕事を辞めてから半年間の準備期間を経て、幼い頃からずっと憧れていた “世界を旅しながら生きる” の第一歩を踏み出そうとしている。
せっかくこうしてトバログを運営しているわけだし、「海外での生活」を連載的に記しておこうと思う。
なんで海外に行きたいの？ 半移住計画の目的とか
「え、なんで海外に行きたいの？ 」と 聞かれることも少なくないのだけれど、理由はシンプルで「日本にはない非日常感が好き」だから。
もちろん「語学を習得して海外に通用するグローバル人材に云々……」「新しい表現方法とかを海外で云々……」という話もあるのだけれど、やっぱり憧れていて、実際に何回も旅に出てみて、もっと長期間滞在してみたいというのが大きな理由だ。
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日本はもちろん良い場所なのだけれど、2019年は、国によってそれぞれ異なる空気感だったり、活気だったりをもっと身近に感じてみたい。
留学経験者に言わせると「海外ってそんなに思っているほど良い所でもないよ」と意見されることも少なくないけれど、自分で確かめて見なければ分からない。
そこまで深く考えずに「やりたいと思ったからやる」という感じ。
半移住ができるくらいの仕事環境が整った
3年前に『新卒から会社員ブロガーを1年間やってみた率直な感想。デメリットも多いけどメリットもあるよ』という記事でもさらりと書いていたが、トバログの運営自体もガジェットやモノが好きで楽しいというのが前提としてありつつ、ブログは場所に制限なく働けるというのが魅力的。そのために趣味ではなく仕事としてもこれまで取り組んできた。
もちろん貯金をしてから1年間海外に……というのが王道だとは思うけれど、海外でも色々な仕事をしてみたいし、貯金が減るストレスを感じながら生活するのも嫌だなというのもあった。それならただ海外に行くだけというよりも、仕事しつつの方がクールだと感じたのも理由にある。
トバログの半移住と2019年の旅計画について
半移住について
「半移住ってどういう意味？ 」というところでいうと、とりあえず 2019年は都内にある拠点を手放さずに色々と渡り歩くからその表現。
『賃貸でも書斎のある暮らし』でも紹介しているように、せっかく自分の環境を整えているし、海外から帰ってきたときにわざわざホテルを取るのももったいない。実家も東北でちょっと遠すぎる。
それならばと更新手続きが必要な9月までは、ひとまず賃貸契約をしておく予定。それからはどこに住むのかは決まっていないが、東京駅や空港にアクセスの良さそうなところかなあ。
2019年の旅計画
トバログが半移住をするのはひとまず 2019年だけ。どんな感じの計画なのかを簡単に紹介しておきたい。
- 2月〜3月：オーストラリア（ケアンズとブリスベン、メルボルンあたり）
- 4月〜5月：日本（東京で大きめの仕事があるので）
- 6月〜8月：ドイツとかチェコとかヨーロッパ圏（知り合いにも会いたいし、ゆっくりとあっちの方を旅してみたい）
- 9月：日本（賃貸の更新が重なるのでどこかに引っ越ししたいから）
- 10月：台湾（台湾でも色々やってみたいから）
- 11月：マレーシアとかタイとか（気温もカルチャーもホットだから）
ただこれはあくまでイメージなので、どんなふうに移動するかはまだまだ未確定。今のところはオーストラリアのみ片道分のチケットと1週間分の宿を取っているだけ。やりたいコトってけっこう変わるので、それによって行きたい場所も変わるはず。
誰でもできるけど誰もやらない生き方
僕がまだ大学4年生の頃、インターン先の同僚だったブルガリア人エンジニアの働き方に憧れていた。彼はまだ学生ながら（といっても35歳くらい）世界中を旅していて、色々な国でバックエンドエンジニアとして活動している。とても魅力的に思ったのを覚えている。
好きなときに仕事をして、好きなときに休むような、自由気ままに働いているように見えたが、年収は800万円。「なんでそんな生活ができるんだ」と思い、度々ライフスタイルについて話していた。
「いつか君のように働きながら旅したいよ」というと、彼は「これはやろうと思えば誰でもできることなんだ。みんなやりたいと思ってやらないだけ。君だってやろうと思えばできることだよ」と伝えてくれたのがずっと頭に残っていて、やっと実現できそうだ。
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20代も半ば。人それぞれ「やりたいコト」「やるべきコト」はあるかと思うが、僕は拠点を変えて色々なところを旅しながら歩き回ってみようと思う。
トバログではこれまでどおりモノやガジェットなどを紹介しつつも、こんな感じで僕のライフスタイル的なところも発信していく予定だ。
