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壮大な絶景。キュランダの「バロン滝」を眺めて、マリーバのコーヒー農園で豆を買う

壮大な絶景。キュランダの「バロン滝」を眺めて、マリーバのコーヒー農園で豆を買う

トバログの半移住。前回は「ビーチリゾート『パームコーブ』と熱帯雨林の中にある絶景コンドミニアム」でケアンズ近くのビーチリゾートでの生活について紹介してみた。

レンタカーを手に入れたということもあるので、今回は壮大な滝や遠方にあるコーヒー農園についても紹介しておこう。

 

 

車に乗ってキュランダのバロン滝へ。


まず向かうのは、ケアンズから約30kmの位置にあるキュランダという村にある『バロン滝』。レンタカーがなくてもツアーで電車(キュランダ・シーニック鉄道)やロープウェイからも眺めることができるが、電車でも往復1万5,000円くらいとお高いし、車だと30分ほどでいけるので車で行くことに。

なおケアンズでのレンタカーでの観光を調べていると『やまちゃんの絶対おすすめ!ケアンズ旅行 ~完全ガイド~』というサイトが引っかかる。個人運営のサイトなのだけれど、ガイドブックには乗っていない見どころを教えてくれるので助かっている。今回もここのサイトがおすすめしていたスポットを巡っている。

 

朝ごはんを食べてキュランダ方面へ

オーストラリアでの朝ごはんはこんな感じ。

ヨーグルトが500円とかするけれど、フルーツは日曜日の午前中に開催されているファーマーズマーケットで購入したのでかなり安く、しかも甘くて美味しい。

 

ケアンズ方面からキュランダまでの道中は基本的にかなりのぐねぐね道。なかなか集中して疲れる道ではあるが、熱帯雨林の隙間からこうした綺麗な景色が見られるのは嬉しい。

また雨季のケアンズは天気が不安定で、写真のように雲があるところだけ豪雨のようなことが多々ある。10分おきくらいに天気が変わる印象。

 

バロン滝までは熱帯雨林の空中遊歩道を進む

バロン滝への表札を見ながら車で進んでいくと駐車場があり、降りて熱帯雨林を進んでいくとバロン滝に行き着く。一応観光地ではあるが入場料などはなく、そのまま空中遊歩道を進んでいくという感じだ。遠くで凄まじい水の流れる音が聴こえるのが分かる。

 

キュランダの熱帯雨林は1億年以上も前からこのままの姿を残しているようで、希少な植物や60m 以上の高いシダなどを見ながら歩くことができる。「どれが希少で面白い植物なのか」は、ガイドなどがいないと分からないので、とりあえず熱帯雨林の中にいるという気分に浸った。

 

バロン滝

こちらがバロン滝。写真だといまいち迫力が伝わらないかもしれないが、日本三大瀑布なんて目じゃないくらいに大きな滝。高さは約250mとのこと。

 

バロン滝は複数の滝からできており、最も高さがあるもので約107m ほど。小学生の頃の修学旅行で見た華厳の滝も大迫力だったが、それでも97mだった。雨季ということで水量も凄まじく、マイナスイオンどころの騒ぎではない。

 

近くにはキュランダ・シーニック鉄道が停車しており、バロン滝を眺める人たちがたくさん。レンタカーだと安いし自由度が高いのでおすすめだけれど、ゆったりと鉄道での旅も面白そうだ。

バロン滝のあるキュランダを超えてマリーバにあるコーヒー農園へ

バロン滝を楽しんだら、キュランダを超えてマリーバという街へと向かう。目的は美味しいコーヒー豆を手に入れること。ケアンズからはだいたい1時間、こんな感じの高原の続く田舎道を走り続ける。

ちなみにマリーバはかなりの田舎街なのだけれど、農園が多いことからワーキングホリデーで来る外国人も多いとのこと。

 

農園までは舗装された道を走るのだけれど、ところどころでこんな感じの田舎道も。海外っぽくて面白い。

 

田舎道を走ること1時間ちょっと。Skybury(スカイブリー)コーヒー農園にたどり着いた。この農園ではコーヒー豆の購入はもちろん、自家栽培のパパイヤを購入したり、店内のカフェでコーヒーを飲むことができる。

 

ちょっと田舎の方にある道の駅の休憩所のような店内。テラス席から臨む高原が清々しい(晴れていたらもっと最高だった)。僕が訪れた際には BGM などは流れておらず、客も地元の人が数人程度でかなり閑散としている印象だった。

 

コーヒー農園で作られたコーヒーは各地に送られる。とくにケアンズ国際空港のドメスティック(国内線)ターミナルには「Skyburyコーヒー」というショップがあり、そこはこの農園直営だそうだ。

 

淹れたてのコーヒーを楽しむ。ケアンズなどオーストラリア(もしかしたらクイーンズランド州だけかもしれないが)では基本的にエスプレッソベースが主流なので、日本のスタバのようなドリップ方式ではあまりコーヒーを飲むことがない(アイスコーヒーもアメリカーノ)。

ドリップコーヒーが飲みたい場合には、ここで豆を買って、日本からドリッパーを持ってくるかネットで購入するか(それとも街で探すか)をする必要がある。

 

コーヒーの木がたくさん植えられていた。実もついている。熱帯の高原だからこそ、コーヒーも美味しく育つのかもしれない。

 

マンゴー農園もたくさんある。ケアンズは気候的にはフィリピンとかマレーシアとかニューギニアに近い感じなので、熱帯のフルーツがたくさん採れるようだ。

 

帰りに野生のカンガルーを見て帰宅

ケアンズ付近では、市街地以外の場所で比較的多くの野生のカンガルー(野良カンガルー)に遭遇できる。その中でも確実に野良カンガルーと遭遇できるスポットとして紹介されていたのがマリーバゴルフクラブのあたり。

実際に行ってみると本当にたくさんのカンガルー(30頭くらい)が群れをなして跳ねていた。動物園で見かけるカンガルーよりも小型で、イメージ的には奈良県の鹿みたいな感じ。それでも野良カンガルーに遭遇できたというのは嬉しい。

まとめ

こんな感じでケアンズ〜キュランダ〜マリーバの1日を紹介してみた。ケアンズ市内やグレートバリアリーフのあるグリーン島だけでも十分楽しめると思うけれど、こうしてバロン滝など山の観光スポットに行ってみるのも面白い。

とくに雨季のバロン滝は迫力満点。雨季は天気も悪いことが多いので海が灰色の日が多いけれど、天気が悪ければ悪いほどバロン滝の勢いが増す。ぜひ訪れてみてほしいスポットの一つだ。