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圧倒的な存在感。高級革を用いた国立商店の15インチMacBook Pro専用スリーブのレビュー

圧倒的な存在感。高級革を用いた国立商店の15インチMacBook Pro専用スリーブのレビュー


圧倒的な存在感を放つ15インチ MacBook Pro 用の革製スリーブ。

先日『【15インチMacBook Proレビュー】スペックの選び方と1カ月使ってみた感想』という記事を書いたように、昨年12月からは 15インチ MacBook Pro を愛用している。

MacBook Pro は高価なガジェットであるため「できるだけ本体に傷を付けずに持ち運びたい」「せっかくの MacBook Pro なのだからデザイン性の高いケースに収納したい」と思っていた。

そんなときに「高級なボックスカーフを使用した MacBook Pro 用のスリーブケースがあるんですが……」と iPhone や MacBook の革製雑貨を作っている国立商店より声を掛けていただき『職人が作るレザースリーブ for 15インチMacBook Pro Thin Fit ブラック』を使わせてもらっている。

15インチ級の MacBook Pro ケースはとにかく圧巻。最高にクールなのでトバログで紹介しておきたい。

 

■このレザースリーブのココが良い

  • なんといっても圧倒的な革の存在感
  • 仕上げが丁寧で所有欲が満たされる
  • 限りなくシンプルなデザイン

 

■このレザースリーブのココが残念

  • スリーブ単体で約315gとやや重たい
  • 上面の保護ができない
  • 2万円近くけっこう高い(革の質感を考えればお得だけれどケースとしては高め)

 

 

『職人が作るレザースリーブ for 15インチMacBook Pro』について


こちらが国立商店の15インチ MacBook Pro 用のスリーブケース『職人が作るレザースリーブ for 15インチMacBook Pro Thin Fit ブラック』。黒い光沢のある素材感と、15インチ MacBook Pro 用にぴったりとフィットするサイズ感が素晴らしい。

このスリーブケースはフランスの有名タンナー『アノネイ社』のボックスカーフを使用している。現在はエルメスの傘下であることもよく知られ、同ブランドのカバンや紳士向けの革靴にも使われるような高級革素材だ。

その革をふんだんに用いており、さらに日本の職人が1つずつ丁寧に縫製しているという点から、このスリーブケースの価格は1万8,800円とちょっとお高め。ただその価格を上回るくらい良いモノであることは間違いない。

 

【職人が作るレザースリーブ for 15インチMacBook Pro の詳細】

  • 価格:8,149円〜1万8,800円(素材により価格が異なる)
  • サイズ:約 376(W) x 258(H)  x 5.8(D)mm(ブラックモデル)
  • 重さ:約315g
  • カラー展開:エンボスブラック、エンボスブラック(赤ステッチ)、ブラウンヌメ、ネイビー、ブリティッシュグリーン、ダークブラウン、ブラックの7種類

 

 

『職人が作るレザースリーブ for 15インチMacBook Pro』レビュー

 

まずスリーブケースを目にして感じたのが「繋ぎ目のない一枚革が圧巻」だということ。革製品はけっこう好きで、これまで革はたくさん目にしているが、手元にこのサイズの革があるということは少なく、かなりの迫力を感じた。

またこの光沢のある革素材というのも珍しい。ガジェット製品の革といえばタンニンなめし革(iPhoneのレザーケースなど)が人気だが、ボックスカーフはクロームなめし。経年変化というよりも、磨けばいつまでも光沢を放つ革靴のような素材感が特徴だ。比較的傷や汚れに強い素材のため、MacBook Pro のケースとして向いている。

 

内側はマイクロファイバー製の柔らかいファブリック素材。柔らかく包み込むため、MacBook Pro に傷がつくのを防ぐ効果がある。

 

曲線を描くカド部分の縫製の仕上がりも均一で職人の業が光る。国立商店の人に話を聞くと、現在は某有名カバンメーカーの元職人が1つずつ制作しているそうだ。

 

コバの仕上げがとにかく美しく、そして薄い。以前使用していた 12インチ MacBook用のケースではコバは未処理だったため、使い込むうちにふさふさになってしまっていたが、このモデルは高級な革財布のような仕上がり。

 

以前のモデルはネームタグのようなタグが付いていたけれど、このモデルは刻印となっている。左右対称的かつ主張も控えめなので、個人的にはものすごく嬉しい。

 

ボックスカーフのスリーブケースに 15インチ MacBook Pro を収納して持ち歩く

実際に 15インチ MacBook Pro を入れてみたところ。ぴたりと収まりが良いのは嬉しいが、使い始めはかなり固い印象。革素材なので1カ月ほど使用すると取り出しはスムーズになってくるが、最初はかなりキツめなので注意。

これ以上ないくらいスタイリッシュなのでデザイン性に文句のつけようがないのだけれど、強いていえば「上面のカドも保護できたら嬉しい」と感じる。

 

手に持ってみるとこのサイズ感。やはり 15インチ MacBook Pro 自体が大きいので、このサイズの革製スリーブケースは存在感がある。ただスリーブケース自体も 315g とそれなりの重さなので、手に持つ感覚はずしりと重たい。

これだけ持って外に出るというよりは、バックパックなどに収納して打ち合わせやカフェで「ちらり」と見えるくらいがかっこ良いかも。とはいえ社内の会議室へ向かう程度であれば、まあ重さは問題はない。

 

僕は普段はこんなふうにバックパックに収納して持ち歩く。最近は打ち合わせなどでも 15インチ MacBook Pro を持ち歩くのでこのスリーブに収納しているのだけれど、いつも「その革、すごく良いですね! 」と声を掛けてもらえるようになった。

 

Leica M10 と無造作に組み合わせてもなんだか良い感じ。ボックスカーフのスリーブに MacBook Pro を収納し、マッキントッシュのコートと革靴を組み合わせれば気分はブリティッシュ。

 

まとめ

こんな感じで『職人が作るレザースリーブ for 15インチMacBook Pro』をレビューしてみた。

15インチという大きなサイズの MacBook Pro に合わせた大きなスリーブケースなので重さはけっこうあるものの、外観はこれ以上文句のつけようがない。

とにかく素材感とデザイン性がかなり好みで、もう 15インチ MacBook Pro 用のケースはこれでゴールかな、という気持ちだ。気になったらぜひ国立商店の公式ページでチェックしてみてほしい。

 

【15インチMacBook Proレビュー】スペックの選び方と1カ月使ってみた感想