物撮り写真を完璧な色温度と露出に仕上げるために。銀一の「グレーカード」レビュー


銀一の「オリジナル シルクグレーカード」で物撮りにより統一感をもたせたい。

トバログの場合、ブログ用の物撮りを撮る場所は主に自宅。部屋の照明が暖色系で写真にすると不自然なので、できるだけ照明を付けなくても良い昼間の時間帯に、自然光とストロボを使って撮影している。

自然光の場合、昼前くらいはやや青に近い色味になりやすく、夕方にかけて暖色寄りになる。同じ場所で、かつストロボを焚いたとしても写真の色味や明るさは数分単位で変わるため、色にバラつき出るという悩みがあった。バラつきを出さないようにするために、露出とホワイトバランスを調整するための「グレーカード」を購入したのでレビューしておこう。

 

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露出とホワイトバランスを正しく合わせる。銀一の「オリジナル シルクグレーカード」レビュー

今回購入したのは銀一の「オリジナル シルクグレーカード」。価格は A4 サイズのグレーカードが2枚入って約2,000円。

グレーカードは本来、露出を固定するためのモノなのだけれど、銀一のグレーカードは露出の合わせだけでなく、ホワイトバランスの固定にも使用することができる 2Way。そのため他のグレーカードよりもやや高い印象だけれど、まあ機能性と信頼性という点から2,000円くらいだったら買っておくかという感じで購入した。

 

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こちらがグレーカード本体。A4サイズのマット加工が施された厚紙で、表面は反射率18%で RGB要素が全く入っていないグレー(露出補正用)。裏面が反射率50%のライトグレーで、こちらはホワイトバランス用の 2way で使用可能だ。

ホワイトバランスに関しては、これまで白い紙などで合わせるのがベストだと思われていた。しかし最近になって「純粋な白だと露出オーバーになりやすく、ホワイトバランスの調整が難しいため、ライトグレーがベター」「表面のグレーよりも、裏面のライトグレーで調整した方が RGB値の分母が大きくなるため、ホワイトバランスの精度が向上する」という理由があるそうだ。

まあ普通は構図の近くにある白っぽい壁とかで調整するのだけれど、こうして理詰めされると「グレーカードじゃなければ正しくない」という気持ちになるから不思議。とくに物撮り写真はできるだけ色を近づけておきたいところ。

 

ホワイトバランスについて

左:電球、中央:AWB、右、日陰

ホワイトバランスは「暖かい」とか「冷たい」とか、写真の色味を調整するために大事な要素の一つ。最近はある程度は Lightroom などで調整は可能なのだけれど、自然な色に仕上げるためには撮る前に正しく設定をしておく必要がある。

多くのカメラにはオートホワイトバランス(AWB)というモードで撮影できるので普段は必要ないかもしれないが、ブログのレビューで使用するアイテムを撮ると、そのシーンによって写真の色や明るさにバラつきが生じてしまう。

そこで使えるのがマニュアル設定の機能。基本的にカメラには露出やホワイトバランスを一定の状態で固定しておく機能が備わっており、そのガイドとしてグレーカードを用いることで、物撮りの際の写真の色味を一定に保つことができるということ。つまりグレーカードは星座でいう北極星のような存在。

 

実際にグレーカードを使って写真を撮ってみた

実際にグレーカードを用いて色味を調整してみる。まずはいつものような物撮り環境を準備し、グレーカードを入れ込んでホワイトバランスや露出を調整する。

 

(左:AWB、右:グレーカードを用いてマニュアルで色温度を調整)

実際に調整してみるとこんな感じ。オートホワイトバランスと比較すると、やや青よりの絵に仕上がっていて、見た感じに近い印象だ。とはいえ僕の場合は自分のフィルターをあてているので「この色が正しい」というよりも「撮った写真に同じフィルターを当てたときに統一感がある」という方が重要。

 

なのですべて撮った瞬間に「すべてのホワイトバランスが一致していてほしい」というよりも、結果的にフィルターを当てて同じような色になっていれば良いかなと思う。

僕は写真を必ずアドビの Lightroom に取り込んで加工するので、例えばすべての写真にグレーカードが写っていれば、「画像内のグレーカードからホワイトバランスを適切な色に調整する」ことが可能。まだ枚数は撮影していないが、これならば色に迷わなくて済みそうだ。

 

まとめ

こんな感じでグレーカードについて紹介してみた。写真に関してはトバログもまだまだ初心者レベルなので勉強中なのだけれど、だからこそグレーカードのようなガイドを用意することで、自宅で物撮りをする初心者でもそれなりにきれいな物撮りができるはずだ。

グレーカードは2枚1セットで約2,000円程度。紙なので切って持ち運ぶことも可能。僕のように物撮りを撮る人や、室内でインタビュー写真を撮る際なんかにも便利に使えるモノなので、ぜひチェックしてみてほしい。

 

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↓銀一のモノではないけれど、持ち運び用のグレーカードもアマゾンでは売られている。ただし評価はそれなり