ソニーα7Ⅱでもライカレンズを使いたい。MマウントをEマウントに変換するアダプタと作例の紹介


ライカのレンズを α7Ⅱ でも使いたい。

ソニーにライカ。トバログが2019年を共にするカメラとレンズ構成』という記事でも紹介しているのだけれど、僕は普段、ブログの物撮りや仕事用にソニーの α7Ⅱ を愛用していて、趣味や人の撮影なんかには Leica M10 を使っている。

それぞれオートフォーカスがあったりなかったり、EVFだったりレンジファインダーだったり、レンズが大きかったりコンパクトだったりとメリット・デメリットはあるのだけれど、しばらく使ってみると、やはりどちらも手放せないカメラであるコトが分かってくる。

そうなると時々「EVF があって手持ちのストロボが使える α7Ⅱ でライカのレンズを使いたい」という欲も出てくる。そういえば世の中にはマウントアダプタという便利なアイテムがあったな、と思い購入して使ってみたので紹介しておきたい。

 

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ソニーのカメラでライカのレンズを使ってみる


実際に α7Ⅱ にライカのレンズ『SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.』を装着してみたところ。α7シリーズもフルサイズ一眼としてはかなりコンパクトな方だとは思うが、ライカのレンズはマニュアルフォーカスのみ(かつレンジファインダー)という機構上、よりコンパクトなレンズとなっている。

Mマウントは「レンジファインダー機のレンズ」なので 16mm から 135mm のレンズ(現行の純正レンズの焦点距離幅)までかなり小さいのだけれど、Leica M10 などデジタルM型ライカの機構は α7シリーズと同じミラーレス。僕もときどき Leica M10 で電子ビューファインダーを使っていたので、 α7 でもそこまで違和感なく使える点が嬉しい。

 

なぜライカレンズを α7Ⅱ で使う? 僕が感じる α7シリーズでライカレンズを使うメリット

  • EVF が使える
  • ピント調節はマニュアルだがピーキングが出る
  • ライカレンズ独特の雰囲気の写真に仕上がる
  • 普段使っているストロボがそのまま使える

 

個人的に感じたメリットはこんなところ。まず EVF が付いていて、しかもピーキングまで出るというのは、室内での取材写真などでもかなり使い勝手が良い。撮り直しが難しい環境下でも確実な写真に仕上がるから( Leica M10 のレンジファインダーはどちらかというと焦らずじっくり使う方が面白い)。

そしてこれまで所持していたソニーのストロボが使えるので、室内などの写真でも手持ちで行える点が便利だった。

あとは絵作り。Leica M10 ほどのインパクトはないものの、ライカレンズ独特のコントラストが高くヌケ感のある立体的な写真に仕上がるのも嬉しい。

こんなふうに「ライカレンズはライカボディじゃないと! 」みたいな先入観は持たずに、シーンに応じて使い分けている感じだ。

 

Mマウントから Eマウントに変換するアダプタは、ひとまず格安のモノ

なお僕が今回購入したのは『K&F Concept レンズマウントアダプター』という格安のマウントアダプタ。アマゾンで 2,500円ほどだが、アマゾンでレビューを見てもそれなりに満足度が高いようだし、そんなに頻繁に使うわけではないからとりあえずお試しで買ってみた。

実際に使っているが、今のところは全く問題なし。

 

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実際にソニー α7Ⅱ  にライカのMマウントレンズを装着した作例

では実際に僕が撮影した写真を掲載しておこう。ちなみに作例はすべて RAW で書き出し、色味の調整などはしないまま Jpeg で書き出している。

 

 

新宿近辺のスナップ。僕はあまり α7 をスナップで使うことはないのだけれど、今回の作例を撮るためにちょっとだけ持ち出してみた。

個人的にはソニーのデジカメは割とライカに近い、淡めで彩度がやや低めの色になる印象を持っている。M型ライカと Jpeg こそ違えど、RAW であればかなりイメージに近い仕上がりになった印象。

ただ周辺減光に関しては、Leica M10 で撮影したときよりも強い(マウントアダプタを噛ましているということもあるかも)。あと α7Ⅱ に関しては Leica M10 よりもダイナミックレンジが狭い気がするので、暗所の粘りがちょっと気になるポイントかも。

 

とはいえボディ内手ブレ補正が備わっていない Leica M10 と比較すると、α7Ⅱ のボディ内手ブレ補正はかなりの安心感がある。レンズの重心も相まって、暗所でもシャッタースピードを遅くしつつ、低感度で撮影できるのが嬉しい。

 

居心地の良い自分だけの秘密基地。25歳YouTuberイマムラケンタさんの部屋』の記事で使った室内写真。そんなにボケが強いわけではないのに、ピント面がカリッと浮き出ているからこそ「何が撮りたいか」が明確に分かるのが、この Summicron の良いところ。レンジファインダーを覗いて撮るほどではないが、撮っていて気持ちが良い。

 

自然光のみで室内で作業中の嫁氏を撮影してみたところ。影のコントラストが良い感じ。

 

ストロボを使って室内を撮ってみたところ。僕は Leica M10 用に使えるストロボを所持していないのだけれど、部屋取材など明るさや自然光の位置が事前に分からない状況でも、それっぽい写真に仕上がるのは嬉しい。

 

ライカレンズではないけれど、「Mマウントレンズを使ってみたい! 」という人の多くはフォクトレンダーから入る人も多いと思う。

実際にフォクトレンダーの『COLOR SKOPAR 21mm F4P』で撮ってみたところ。元々デジタルで撮影するとマゼンタかぶりは起きやすいレンズなのだけれど、α7Ⅱ だとかなりかぶりが強い印象。これを個性と捉えるかどうか。

 

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まとめ

こんな感じで実際にソニーの α7Ⅱ でライカのレンズを使ってみた感想と作例を紹介してみた。M型レンズの独特な絵作りを手持ちのソニーのボディで試してみたい! という人は、周りを見てもかなり多い印象。

僕はソニーの Eマウントもライカの Mマウントも両方所持しているのだけれど、それぞれに良いところがあり、それぞれにまた欠点もある。無理をして撮りたい絵が撮れないよりも、シーンに合わせてレンズとボディを使い分けた方が幅も拡がると思うので、今後も色々と試してみたいところだ。

 

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