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カメラと旅と、函館。ちょっと足を伸ばして大沼公園と牧場、蔦屋書店に

カメラと旅と、函館。ちょっと足を伸ばして大沼公園と牧場、蔦屋書店に


この夏の、北海道への旅も中盤くらい。

これまでは東京から函館の市街地や、函館山からの景色を眺めてきたのだけれど、今日はレンタカーを借りて、ちょっとだけ遠出することに。

函館市街地から車で1時間ほどの場所にある「大沼」へとやってきた。比較的近い場所ながら、北海道の自然が堪能できる観光地なので、記事にしておこう。

 

 

函館市街地からレンタカーを借りて大沼公園へ

函館市内のホテルから、タイムズカーシェアで車を借りて大沼公園に向かう。今日のカメラはもちろん Leica M10。Mマウントはボディだけでなくレンズもコンパクトなので、35mm と 135mm のレンズもポーターのサコッシュに収まる。旅カメラとして優秀だ。

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そしてレンタカーはタイムズカーシェア。都内でのショッピングのために契約しているが、ここ函館でも会員カードさえ持ってくれば借りることができる。月額1,000円掛かるのだが、出発15分前でも予約ができ、面倒な書類手続きがないのが嬉しい。

 

大沼公園に到着!  晴れていると超気持ちいい

函館市街地を抜け、大きなバイパスに乗って走ること約40分で大沼公園(正式には「大沼国定公園」)に到着。ガヤガヤとした港町から一転し、広大な大自然が広がっている。この抜けるような広い感じ、地元でもなかなかない。

大沼公園は面積9000ヘクタールと広大で、新日本三景にも選出されているらしい。1枚目の前方に見えるのは、活火山の駒ケ岳(こまがたけ)。元々は富士山のような形をしていたらしいが、噴火した際に上の方が吹っ飛んでしまったそうだ。標高は 1131m ほど。

 

遊覧船に乗ってゆったりと駒ケ岳を臨む

せっかく大きな沼に来たので、遊覧船に乗って船から景色を楽しむことに。遊覧船は午前8時20分から17時(夏以外は16時20分)までに出港し、だいたい30分くらいで巡ってくれる。もちろんガイドがついているので、大沼について知りたい人にとっては楽しいアクティビティだろう。価格は大人1,100円で、子供は550円ほど。

 

水上に出ると景色を遮るものがなくなる。ゆらゆらと景色を楽しみながらカメラを構えるのが楽しい。ちなみに大沼近辺はなかなか晴れる日が少ないそうで、年間を通しても晴れている日は半分くらい。この日は雲こそ多いものの、しっかりと晴れてくれたので写真が映えた。

 

ちなみに大沼でのアクティビティは、ほかにも手漕ぎボートや足漕ぎボートがあった。普段水上に出ることのない僕にとっては、けっこう貴重で楽しい体験。

 

牧場でソフトクリームを食べたり、牛と遊んだり牛を食べたり

大沼のあたりには牧場が点在していて、それぞれの牧場の直売所でチーズやソフトクリームが楽しめる。それにしても北海道で食べるソフトクリーム、なんでこんなに美味しいのだろうか。新鮮ということは分かるのだけれど、濃厚だし甘さも控えめで最高。

 

ちょっとした小道。夏っぽい雰囲気の写真が撮れた。本当は美瑛あたりの直線が美しい道に行きたかったのだが、函館からはちょっと遠すぎるので次回に見送り。

 

個人的におすすめなランチスポット『チャレンジビーフ 大沼黒ベコ』

牧場で牛さんと戯れたあとは、黒毛和牛さんと戯れることに(サイコパス感がある)。大沼公園付近にはあまり美味しそうなレストランがなかったので、ちょっとだけ車を走らせて『チャレンジビーフ 大沼黒ベコ』という焼き肉屋さんに。

正直「観光地だろうし価格も高くてあんまり美味しくないだろうなあ」と思っていたが、そんな予想とは裏腹に、安くてめちゃくちゃ美味しい肉を食べることができた。実はこの店は地元の酪農家が集まってオープンした店で、各々が育てた上級黒毛和牛をリーズナブルに楽しめるとのこと。

僕が食べたのはカルビ定食(100g)1600円。まず出てくるお肉の艷や色も自然でねっとりしている点で「こいつは只者じゃないな」と感じる。しかも普通のカルビ定食(上カルビや特選カルビではない)なのに、都内で食べたら1皿2500円はしそうな霜降り肉だった。なので100gでもかなり多く感じるほど。

店員さんの態度があまり良くなかったことを加味しても。函館市内で食べた寿司の次に大満足。函館、そしてこの大沼公園まで足を運ぶならば、『チャレンジビーフ 大沼黒ベコ』が本当におすすめだ。

 

 

城岱牧場(しろたいぼくじょう)の展望台から裏函館の景色を楽しむ

お昼をたくさん食べて満足したあとは、函館に帰りつつ城岱牧場(しろたいぼくじょう)の展望台へ。ここからは「カメラと旅と、函館。ミシュラン三ツ星の夜景『函館山の表と裏』を知った日」で紹介した函館山からは逆の構図で函館を一望できる。

人も少ないし、けっこうおすすめ。ただしけっこうアブも多いので刺されないように注意は必要だ。そして余談だが、アブはハチと違って吸血が目的。毒針ではなく蚊のように口のストローで刺してくる。

 

函館の蔦屋書店でひと休み

大沼からの帰り道には、大きな蔦屋書店があり、現地の人々で賑わっていた。代官山の蔦屋書店とは異なり、やっぱりファミリー層が多いようだ。そのためか2階はレンタルDVDや中古カードゲームコーナーがある。

1階は比較的静かに読書を楽しむことができ、2階では子どもたちがわいわいしている感じ。函館、景色も良いしご飯も美味しいし、蔦屋書店があるなんてけっこう住みやすそう。

 

まとめ

こんな感じで、大沼公園に車で行ってみたという記事を紹介した。複数回にわたって『旅、函館』の連載記事を書いているが、ついに次回は津軽海峡フェリーに乗って青森県へ。この旅記事もやっと半分くらいなので、頑張って書ききりたい。

 

 

今日のカメラとレンズ

  • カメラ:Leica M10
  • レンズ:カールツァイス Planar T* 50mm F2 ZM、Summicron-M 35mm f/2 ASPH.、Elmarit 135mm/f2.8
Leica M10 シルバークロームボディー
SUMMICRON-M 35mm f/2 ASPH.
《新品》 Carl Zeiss(カールツァイス) Planar T* 50mm F2 ZM(ライカM用) シルバー[ Lens | 交換レンズ ]〔レンズフード別売〕【KK9N0D18P】
135mm Elmarit-M