マンフロットの三脚を買ったんだけど、これがもうべらぼうに良い。
自宅据え置きで使いたい三脚で、これ単体で動画撮影から俯瞰のブツ撮りまで幅広く活躍してくれている。色々見て回った結果、これが僕の用途と予算にぴったりの三脚だったので、簡単に記事でも紹介しておこう。
三脚売り場で2時間くらい迷った挙げ句にベストだと感じた三脚なので、モノをレビューするブロガーや俯瞰で動画を撮りたい YouTuber にもおすすめしたい。
■この三脚のココが良い
- オプションパーツなしで俯瞰撮影ができる!
- 3.5kg と重たく俯瞰撮影時も安定感がある
- 定価5万円ほどだが実売価格は3万円前後
■この三脚のココが気になる
- 重くて大きいので持ち運び用途には不便(電車移動はかなり厳しい)
- クイックシューがアルカスイス互換でない
俯瞰撮影もできるマンフロットの重量級三脚『MK055XPRO3-3W』
僕が購入したのはマンフロットの三脚『055プロアルミニウム三脚3段+RC2付き3ウェイ雲台キット(MK055XPRO3-3W)』。
この三脚は本体重量3.5kg、全伸高183cm、最大耐荷重が8kg の大型タイプ。特徴としてセンターポールが90度になるため、モノの俯瞰撮影ができるという点で購入を決めた。
定価は5万5,000円だが、僕は楽天のマンフロットアウトレットで2万6,000円と半額以下で購入。ヨドバシカメラなど家電量販店でも3万3,000円ほどで購入可能だ。
なんでこれを買ったの?
- 動画でブツ撮りをするようになった
- スライディングアームなどオプションパーツなしでブツ撮り可能
- 3万円程度と予算的に丁度よい
この三脚を買った理由はこんな感じ。まずは大きいのは動画でもブツ撮りを撮影するようになったから。
静止画は自分で腕を伸ばして俯瞰撮影できるのだけれど、動画は手持ちだとブレるし使い物にならない。今持っているトラベル三脚だと自重が軽く、俯瞰撮影ではカメラを支えられないという難点があった。
自重が重く1kgくらいのカメラを装着しても俯瞰撮影ができる三脚が必要だと思い売り場に向かったところ、マンフロットの三脚はスライディングアームなどのオプションパーツなしで俯瞰撮影ができるという点が決めてだった。
また価格も3万円以下と予算に見合うし、自重も3kgくらい。2時間ほど家電量販店の三脚コーナーをさまよって検証したが、価格と機能性からみてもこれ以外の選択肢が思いつかなかった。
自由雲台じゃなくて 3way を買った理由
この055プロアルミニウム三脚3段には、単体販売(ようは脚だけ)のほかに 3way 雲台付きと自由雲台付きの2タイプがラインナップされている。
自由雲台タイプ『BHQ2』というモデルの雲台で、5,000円ほどプラスすれば購入できる。僕は動画メインだしグリップ部分を持ってスライド撮影とかもするという意味で 3way タイプにした。
実際に使った感想
こちらが実物。これまで1kg程度の三脚しか使っていなかったので、この安定感に驚く。3.5kg はたしかに重たいが、僕の場合は外に持ち出すことはほぼ無いし、俯瞰撮影時の安定性を考えるとこれくらいが丁度よい。
なお 055 シリーズにはアルミのほかにカーボンも存在するが、僕は重さが欲しかったのでアルミタイプを購入。
全伸高で180cm を超えるサイズ感で、俯瞰撮影でもだいたい150cm 程度の高さで撮影可能。スライディングアームなんかを活用すれば180cm から見下ろす俯瞰動画が撮れそう。
俯瞰撮影がラク!
こんな感じでスライディングアームなしでもワンタッチで俯瞰撮影ができる点が最高。これを本当に求めていた……!
なお雲台には水平器が備わっているため、狙った構図で撮影しやすいのもポイント。高い三脚にはそれなりに良い理由がある。
また俯瞰撮影時の耐荷重について、1.5kgくらいのカメラでも問題なく固定できているようだった。僕は APS-C の α6400 と軽量なレンズで使う予定なので、そういった用途であればまったく問題なし。以下のような動画が安定して撮れる。
アルカスイスではない点だけ注意
また注意として、マンフロットの三脚のクイックシューはアルカスイスではない点。普段アルカスイスで統一している人にとっては使いづらいかも。
まあこのプレートにアルカスイス互換のクイックシューを上付けしても良いし、ピークデザインのアルカスイス互換プレートを使うのも便利。
まとめ
こんな感じでマンフロットの三脚『MK055XPRO3-3W』について紹介してみた。これまでの人生で「重い三脚の必要性」を感じたことはなかったのだけれど、動画をはじめて固定俯瞰撮影のできるこのタイプが必要だと初めて感じた。
万人にとって必要ではないと思うけど、動画で俯瞰撮影をしたい人なら、これを選ぶとより良い撮影ライフが送れるかもしれない。
またトバログでは YouTube 配信のために購入した機材を以下のページでまとめている。気になった人はこちらもチェックしてみてほしい。
▷YouTuberになるために僕が買い揃えた機材・ツールまとめ