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電源&配線必要なし。α7シリーズで自撮りやVLOGが100倍快適になるミラー

電源&配線必要なし。α7シリーズで自撮りやVLOGが100倍快適になるミラー


たった1枚の鏡の存在を知ったせいで、20万円もするカメラ α7Ⅲ を購入してしまった……。

マジで神アイテム発見したわ」と、カメラ系YouTuberとしてお馴染みのけーすけたかさわが教えてくれた、この自撮り用ミラー。ディスプレイが90度までしかチルトしない α7Ⅲ が、このミラーを取り付けることで自撮り可能に!

まさに発想の転換というか「なんで今までこのアイテムが知られてなかったんだろう」と思うほどにシンプルな構造の周辺機器。僕も α7Ⅲ ユーザーになったということで、早速このミラーを買ったのでレビューしておきたい。

 

■このアイテムのココが良い!

  • 90度までしかチルトしないカメラで自撮りが快適にできる(α7、X-Pro3 など)
  • バッテリーも電源もケーブルも不要
  • 2,000円台と安価で買える

 

■このアイテムのココが残念!

  • 構造上ホットシューを占領する(クリップオンストロボなどとの併用不可)
  • けっこう大きめで折りたたみができない
  • 側面がカバーで覆われているため真正面からしか構図が確認できない

 

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電源もケーブルも不要。α7シリーズで自撮りできるようにするミラー


こちらがその問題(?)のアイテム。しばらくは品薄状態が続いていたが、最近になって在庫が潤沢のようだ。複数の中華系メーカーが販売しているようで、僕はアマゾンにて2,300円で購入。

 


構造はとてもシンプル。潜望鏡のような感じで、90度に傾けた電子ビューファインダー(要はディスプレイ)を反射してカメラの表面からディスプレイが見られるようにするというモノ。

今回は α7Ⅲ でのレビューとなるが、条件さえ合えばほかのカメラでも使用可能。富士フイルムの X-Pro3 でも使えるようだ。

 

【対応機種(一応公式から引用)】

Sony A6000 / A6300 / A6500 / A7M2 / A7M3 / RX100 M1-M7 FUJIFILM XT2 ST3 XT-20 XT-30 Canon Panasonic GX85 Nikon Z6 Nikon Z7 D750、D500、D810、D850

 

重さはわずか32g。バッテリーもケーブルもいらない

実際に取り付けたところはこんな感じ。プラスチック製で安っぽいが、その分軽量なので重さはわずか32g。外部ディスプレイを HDMI で取り付けることを考えるとものすごく軽い。

 

ホットシューは利用不可になるが、コールドシューならいける

構造上ホットシューを占領するため、例えばホットシューを用いるガンマイクとの併用は不可。ビデオマイクロなどイヤホンジャックで録音するタイプなら、ミラー自体に3箇所コールドシューが備わっているので取り付け可能(これもすごく考えられている……!)。

 

実際に使ってみたレビュー


実際に使ってみたところはこんな感じ。物理的に鏡で反射させて覗くためEVF部分の出っ張りが邪魔だとは感じるが、撮っている絵全体の構図を確認する分にはまったく問題ない。

思ったよりもクリアで「え、これでいいじゃん! 」と思わせてくれるすごいアイテム。すごい。

 

また僕が動画撮影時によく使っている Video Micro や Wireless Go といったマイクであれば、ホットシューを占領しないのでそのまま利用可能。α7シリーズで Vlog 撮るなら問題ない。

 

また自撮りしながら録音レベルやF値、SS、撮影時間などが確認できるのは便利。とくに動画の場合、いつの間にかバッテリーが切れてたりSDカードの容量が無くなっているのに気づかず、カメラを回していることもある。このミラーがあればそんな事故は減るはずだ。

まあα6000シリーズなどディスプレイが180度チルトするのならこんなアイテムは必要ないのだけれど。

 


難点としては真正面からしかミラーを確認できない点。ミラー両端もプラスチックカバーで覆われているため、ちょっと横にずれると構図は確認できない(透明なアクリル板などで作ればいいのに)。

そのため、例えば自分の背後から手元だけを写すといった用途には向かない。

 


また意外な難点としては「ミラーが意外に大きい」ということ。専用のポーチは付属しているが、割と大きめなのでカバンの中でけっこうかさばってしまう。

折りたたみできる構造だったら嬉しいのだけれど、多分コールドシューを搭載する構造上難しかったのかも。まあこの辺は改善に期待。

 

まとめ:シンプルだけどこれだけでα7シリーズでYouTubeも快適になります

ものすごくさらっとではあるが、こんな感じで「α7Ⅲでも自撮りできるようになるミラー」を紹介してみた。写真だけ撮っている人の多くは180度チルトが必要ないが、ブロガーや YouTuber みたいな趣味がある人にとって、このアイテムは嬉しい。

もちろん使いづらい点もあるけれど、バッテリーも配線も必要とせず、気軽に自撮りができるという点ではかなり便利。

「別に動画撮らないし必要ないよ」という人も、わずか2,000円ちょっと払うだけでこれが買えるのだから、とりあえずポチっておいても良さそうだ。

 

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