レンズやカメラを新調すると訪れたくなる場所、鎌倉。
久しぶりにレンズを新調したので、この前の週末に写真を撮りに。今回のさんぽは竹の寺として世界的に有名な「報国寺」を中心に、鎌倉の周辺スポットをカメラを片手にぶらぶらとしてきた。
使ったカメラはソニーのフルサイズミラーレスα7、レンズはツァイスの55mm 単焦点「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」。色味の加工はアドビの写真加工ソフト Lightroom で行っている。
向かうは竹の寺「報国寺」
まず向かうは、竹の寺として世界的に有名な「報国寺」。本当ならば11時に集合して鎌倉近辺を散策する予定だったのだが、僕が寝坊をして15時鎌倉駅に集合に。報国寺は 16時にはエントランスがしまってしまうため、駅に着いたら早足で向かう。
今日のさんぽのお供は、本業のお取引先で仲良くなった Brandon(ブランドン)。年齢も同じで趣味もカメラということで仲良くなった。
16時ギリギリに報国寺に到着。昼下がり時だからか、ひんやりとした空気が心地よい。もうそろそろ夕暮れ時とのことで、観光客も疎らなようす。都会の喧騒から離れたこの場所は、時折人が会話をする声が聴こえるものの、静寂に包まれている。
苔スポットから抜けると、今度はメインである竹林に。春だからか、青々とした竹が、空に向かって真っ直ぐ伸びている。竹と竹の間に、にょきっとした筍を発見。彼らも1年もしないうちに竹林を作る竹の1つになるのだろうか。
ふと空を見上げると、そこにはわっと拡がる竹の葉が空を覆い尽くす。しばらく見とれていると「もうすぐ閉館しますよ」と、声を掛けられた。ここに居ると、1時間はあっという間にすぎてしまう。ちなみにこの見上げた写真だけは APS-C のフィッシュアイコンバーターで撮影。
のんびりと鎌倉の街並みを眺めながら歩いて帰る。地方の村のちょっと栄えた通りという感じで情緒がある。一番下の写真は、自転車が通るところを狙って撮影。自分なりに上手く撮れたと自負している。
お昼ごはんも食べずに写真を撮っていたので、小町通りで食べ歩き。「甘いけど醤油っぽい味がするね。ちょっと変だけど美味しいよ」と、みたらし団子を人生で初めて食べた Brandon のコメント。
海外で売ったら人気出るのだろうか。
鎌倉駅から歩いて海に
鎌倉駅付近から歩いて行ける海「由比ヶ浜海岸」へ。花火をする大学生の集団や、波打ち際ではしゃぐ子どもが印象的だった。手持ち花火でも、わざとピントをぼかして撮ると、ちょっと幻想的なシーンに見える。
こんな感じで今回の鎌倉さんぽは終了。鎌倉は観光スポットが多すぎるので、一度に色々な寺を廻ることは難しい。とは言え、都心から1時間程度で来られるので、ちょっと写真を撮りにいきたいなという時には最高の写真スポットだと感じる。
【今回の撮影機材】
- カメラ:ソニー α7 ILCE‑7
- レンズ:55mm F1.8 ZA SEL55F18Z、SEL16F28 + フィッシュアイコンバーター
- 色味加工:アドビ Lightroom と VSCO
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