カメラとレンズ 注:この記事はアフィリエイト広告を含みます

革とカメラが好き。『ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)のコードバン カメラストラップ』レビュー

革とカメラが好き。『ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)のコードバン カメラストラップ』レビュー


カメラにとって重要なアクセサリは色々とあるが、毎日持ち歩く人にとって比較的重要度が高いのが、首からカメラを下げるためのストラップ。

カメラのネックストラップが重要だと考えられる理由として「カメラをファッションの一部として取り入れたい」「手を滑らせて落下させない」などさまざまだ。僕は「シャッターチャンス」を逃さないために、カメラを首から下げて持ち歩きたい。せっかく毎日カメラを持ち歩いているのなら、撮りたい瞬間に直ぐシャッターを切りたいところだ。

そういう理由から、カメラを買ってからというもの、僕の所持するカメラと合うカメラストラップを探し回っていた。先日やっと「これだ!」というのが見つかった。それが『ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)のコードバン カメラストラップ』。革製品が好きな人なら、やはりレザーストラップが欲しいと思う。

コードバンが醸し出す無骨な雰囲気と、細身でしなやかな素材感が気に入ったので、記事で紹介していきたい。

 

■ここが良い

  • しなやかで光沢が美しいコードバンをカメラストラップに採用している
  • 細身なのでコンデジにぴったり
  • 無骨ながらミニマルを感じるデザイン
  • 革製なので経年変化も愉しめる
  • 日本製という安心感

 

■ここが残念

  • やはりコードバンを素材として使っているため高い
  • 汗や水に弱い
  • カラーがブラックの一色のみ

 

 

気品を感じる「ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)」のコードバンカメラストラップ

こちらがコードバンのカメラストラップ。「コードバン」とは、馬の臀部(お尻)の革素材のこと。キメが細かく、光沢があり「革のダイヤモンド」と称される高級な革素材で、紳士向けの高級な革財布の素材として知られる。革のカメラストラップというのはよく見かけるが、カメラストラップの素材としてコードバンが使われるのは珍しい。最初にこの製品の存在を知ったときは興奮した。

元々はキャメル系の色合いのストラップが欲しいと思っていたのだが、さらっとコードバンのカメラストラップをネットで検索しても見つからず。意外とグレーの筐体と合ったので購入を決めた。価格は8,700円ほど。

ちなみにライカは純正の革製カメラストラップも販売しているのだが、価格と素材の質感が見合わないと感じた。どうせ同じ価格で買うのであれば、質の高い革のストラップの方が良い。

 

通常の革製のストラップはそれなりに厚みもあり、ゴテっとしているモノが多い印象。しかし、このストラップはコードバン特有の光沢と、華奢でしなやかな素材感がかなりツボ。これだけ薄くても大丈夫なのは、普通の牛革素材とくらべて強度が高いとされるコードバンならでは。

革の素材だけでなく、縫製もY字ステッチを採用し耐久性を上げている。

 

『ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)について

アルティザン・アンド・アーティストは、東京都目黒区に本社を構える革製品ブランド。1991年創立で、化粧ポーチやカメラのストラップ、ケース、カバンなどを展開する。Made in Japan にこだわりを持ち、品質の高い革製品を作る。代表である半杭 誠一郎氏がライカ使いで、自分の好みのカメラバッグがなく、自分で作ろうというところからスタートしているそうだ。|公式ページ

 

 

ライカのコンデジには、黒いコードバンのカメラストラップがよく合う

お気に入りのカメラにストラップを取り付けてみた。スタイリッシュでブランド力のあるライカのカメラには、こういった細身の革製カメラストラップがよく似合う。気品が漂いつつも、ミニマルでシンプルな存在感を感じる。

「男の仕事道具」という無骨な印象も持ちつつ「スタイリッシュなファッションアイテム」としても格好良い。我ながら、この組み合わせは惚れ惚れとしてしまう。

 

カメラストラップの長さは 90cm とやや短い印象。身長 178cm の僕が首から下げると、丁度みぞおち辺りにカメラがぶら下がる。シャッターチャンスを狙うも良し。手首に巻きつけてすぐにシャッターが切れるようにしておくのも良し。

ただし細身のカメラストラップなので、一眼レフやフルサイズミラーレスなどの大きなカメラには、重さ的にも疲れやすく感じるので、あまり適さない。あくまで高級コンデジ~小型のミラーレス一眼に装着するのが吉。

 

これまで様々な革製のカメラストラップを使ってきたのだが、不便に感じる点としてはカバンの中でかさばること。革は見た目にはお洒落なのだが、柔軟性に欠けるため、カバンの中での収まりは良くない。

細身でしなやかなコードバンのカメラストラップは、レンズにぐるりと巻いて持ち歩けるため、カバンの中での収まりが良くいつでも気軽に持ち歩きたいコンデジには最高だ。

 

まとめ

気づいたら憧れのライカを手にしていた。』という記事を書いてから、なかなかこれだというモノが見つからなかった『ライカ D-LUX Typ 109』用のカメラストラップ。友人にオススメを聞いたり、脚で探し回ったりしてやっと見つけたコードバンのカメラストラップを紹介してみた。

せっかくお気に入りのカメラを持ち歩くのであれば、純正のロゴが入ったナイロン製のカメラストラップではなく、ちょっと凝ったモノを取り付けたい。『ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)のコードバン カメラストラップ』は、そんな気持ちを叶えてくれる最高のカメラストラップだ。