Leica M10 のシルバークローム用に、Leica T シリーズ用に売られている金属製のホットシューカバーを購入。ちょっとだけ出っ張っているけど、上から見たときの統一感があってよりミニマルなカメラになりました。
レビューというわけではないが、「Leica M10、ホットシューカバーだけカラーがブラックでちょっとダサい」と思っているユーザーも少なくないと思うので、ちょっと記事にしてみようと思う。
詳しくレビューをしてみました。▷レンジファインダー越しのわたしの世界。『Leica M10』のレビューと買った理由やレンズの選び方、作例など
ホットシューカバーの色に統一感がない。シルバークロームの Leica M10 ユーザーの憂鬱
Leica M10 から M10-P への変更点としては「シャッター音が小さくなった」 「タッチパネル搭載となった」などの新機能が目立っているが、細かい変更点として「シルバークロームのホットシューカバーが(本体と同色の)真鍮製になった」というものがある。
これまでの Leica M10 は、シルバークロームもブラッククロームもプラスチック製のブラック色のホットシューカバーを標準で搭載していた。当然ブラッククロームなら違和感は感じないのだけれど、シルバークロームだと若干カラーが微妙な感じだったので、この変更点は地味だが嬉しい。
ただ、機能的に Leica M10 で満足している僕にとって、ホットシューカバーがほしいからと Leica M10-P を買うのも変なはなし。今回は Leica M10 を購入していた。
Leica M10-P のホットシューカバーは真鍮製、世界一高価とのこと
「Leica M10-P用のホットシューカバーも売られているのでは? 」と思っているのだけれど、ネット通販では販売されていないようす。余談だが Leica M用のプラスチック製ホットシューカバーが4,600円ほどで売られているのに対し、Leica M10-P 用のホットシューカバーは真鍮製。デジカメwatchの取材に対し、ライカのカメラ製品のマネジメントをしているステファン・ダニエル氏は以下のように答えているのだから、少なくとも5,000円以上(下手すると2万8,000円とか)となるはずなので、もし単品で売られたとしても安易に手を出すのは難しい。
カメラ本体のカラーに馴染むようになりました。真鍮製で、裏側には押さえのボールまで入っています。世界で最も高価なホットシューカバーですから、失くさないように!
Leica T シリーズ用のアルミ製ホットシューカバーを Leica M10 に装着する
M10-P用のホットシューカバーがどれだけ高いんだと思いながら、今回は Leica T シリーズ用のホットシューカバーを購入している。シルバーのアルミ製がクールなホットシューカバーで、価格はマップカメラで1,000円ちょっとだった。
真鍮製ではないが、一見すると黒いプラスチック製のホットシューカバーほど違和感は感じない。
スッとホットシューカバーを挿し込んでいく。基本的にホットシューカバーの形状は各社ほとんど同じ(端子の位置が違うくらい)なので、この点に関してはほぼ問題なく挿さる。
しっかりとはめ込んだところ。1mmほど出っ張ってしまうところが難点ではあるが、それでも「ここまでしっかり収まったか」と関心したくらい。
かなり良い感じなので、仮に M10-P 用のホットシューカバーが販売されても僕はこのまま Leica T 用のホットシューカバーを使おうと思う。
まとめ
こんな感じで Leica M10 用に購入した Leica T 用のホットシューカバーついて紹介してみた。そもそも Leica M10 を所持している人自体そんなに多くないと思うし、その中でシルバークロームを使っている人は見たことがないほどだが、もし彼らがこの記事を読んで役に立っていたら嬉しい。
また今回は Leica T 用のホットシューカバーを購入しているが、アマゾンでは金属製のホットシューカバーが同じくらいの価格で売られている。気になる人はチェックしてみよう。