本日 WiMAX(ワイマックス) を契約。記事を読んでいる人の大半はなんでこのタイミングで…と思ったかもしれないが、今回 WiMAXの契約に踏み切った理由を書いていきたい。
全然”放題”じゃない UQ WiMAX のギガ放題プラン
ご存知の人も多いかと思うが、最近UQコミュニケーションズが WiMax2+ に対して『ギガ放題』というデータ使用容量無制限を謳ったプランに対して直近3日(当日含まず)で3GBを超えた場合通信制限がかかり、全然ギガ”放題”じゃないと各所で報じられている。
・「来るべき時が、来た」――WiMAX 2+で通信速度制限始まる|ITmedia
・なぜWiMAX 2+は速度制限の実施で「炎上」したのか|ITPro by 日経コンピュータ
・UQ、矛盾した”速度制限”とギガヤバ革命”の両立|BLOGOS
なぜ炎上しているかというと、元々 WiMAX2+ は3日で何GBなどの通信制限がなかった。しかし最近 3日1GBの通信制限をさらっと適用(公式HPの告知もさらっと)。自宅ネット回線としてゴリゴリ使っていた人たちは通信制限の事実を知って激怒、炎上した。さすがにギガヤバ革命進行中を謳う UQコミュニケーションズも、これはギガヤバだと思ったのか3日で3GBに通信制限を緩和。それでもユーザーは3日で3GBの通信制限があるなら”放題”ではない!と今現在も炎上中。
もともと WiMAX は”速度はLTEほど出ないけど使い放題ですよ”という触れ込みで名前を売っており、その”使い放題”の印象が強いということもさらに炎上に拍車をかけたのだろう。
実際に WiMAX で検索すると検索結果には「月間データ量 制限ナシ!」と頭から書かれている。以前は HP 内に極小文字で 3日で3GB制限がかかる可能性があると記載されていた。
炎上騒ぎが起きてから確認すると太字で利用制限があるとの記載。さすがにUQコミュニケーションズも今回の炎上を無視できなかったのだろうか。
追記:WiMAX 2+の「3日で3GB制限」の緩和を発表。720p の動画がスムーズに再生できる程度に
このタイミングでWiMAXを契約した3つの理由
ここまで騒がれているのになぜ僕が今このタイミングで WiMAX の契約に踏み切ったのか。その理由としては
・他の通信会社だと3日で1GBの通信制限が普通なので WiMAX2+ はまだ良心的
・光に比べて安価
・WiMAX2+ で通信規制がかかっても WiMAX(無印) は対象外
という点。1つずつ説明していきたい。
別の通信会社だと3日で1GBが普通なので WiMAX2+ はまだ良心的
多くのキャリアでは月7GBなど月間容量の他に、3日で1GBという制限が設けられていることがほとんど。
実際にワイモバイルのモバイルルーターでは3日で1GBの通信規制が設けられている。それを考えると、WiMAX2+ の3日で3GBは良心的。
価格が安い
月額が固定回線(光の1Gbpsプラン)に比べて安いというのも選んだ理由の一つ。最初は固定回線を考えていたのだが、キャッシュバックなどの金額は違えど大体5,000円前後と高い。
平日は夜遅くまで会社にいるし、休日の昼間は気分転換にカフェなどで作業することを考えると割高と思った。オンラインゲームをやるわけでもないし、Youtube の作業BGMを流しながらブログを書く程度であればそこまで速度も要らないと考えてのこと。
GMOペパポはギガ放題でも一律3,609円(税抜)なので、公式ページから契約するよりも安い。
WiMAX2+ で通信規制がかかっても WiMAX(無印) は対象外
photo credit: No Limit 2008 Casting via photopin(license)
WiMAX2+ は通常のプランだと月間7GB(ギガ放題は無制限)、直近3日間で3GBの通信制限(ギガ放題でも同様)がかかる。通信制限にかかってしまうと下り最大700Kbps(低画質の動画がギリギリ見られる程度)しか出ない。
しかし2+ではない WiMax は今まで通り通信制限がない。ただ WiMAX2+ に通信帯域を奪われたので、今年の春から最大通信速度が従来の40Mbpsから13.3Mbpsになっている(HD動画はギリギリ再生できるくらい?)。
ただ注意点として WiMax は 2018年に停波するとされている(WiMAX2+に全面切り替え)。今なら2年縛りの契約をしても WiMax が使える。
WiMAX を契約するなら端末は『HWD15』一択!その理由とは
僕が『HDW15』を選んだ理由は『ノーリミットモード(WiMAX)』に手動で切り替えられるから。最新機種である『W1』や『WX1』だと ハイスピードモード(WiMAX2+) と ノーリミットモードを手動で切り替えられず、WiMAXx 2+ が通信制限にかかると使い物にならなくなる。
HWD15であれば WiMAX2+で通信制限がかかっても WiMax に切り替えられる。WiMAX が速いというわけではないが、通信制限がかかった WiMAX2+ よりは確実に速い。
一つ注意点として、W1やWX1だと WiMAX2+ の最大通信速度が220Mbps なのに対し、HWD15 は最大で110Mbps。ただ実測だと対して変わらないと思われるのであまり問題ではなさそう。
まとめ
ここまで長々と書いたが、要点だけをまとめてみると、
・速度制限がかかるのは WiMAX2+ (ハイスピードモード)で WiMAX (ノーリミッドモード)は完全無制限
・最新機種の『W1』や『WX1』は手動で WiMAX2+ と WiMAX を切り替えられない
・契約するならWiMAX2+ と WiMAX を手動で切り替えられる『HWD15』を選ぼう
ちょっと調べてみたら GMO でも HWD15 で契約が可能(記事執筆時点で赤は売り切れ)。ネクサス7付きの7GB制限ありプランも同じく3,609円。初期費用を完全に無くしたい人は後者で契約してタブレットをヤフオクなどで売るのも手だろう。
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