ちょっと前に『独立した作業スペースのある物件に引っ越しました』と紹介しているが、居住スペースとは別にオフィススペースというか、ちょっと独立した部屋を設けることができた。
10畳ほどのスペースではあるが、玄関が別で、しかもトイレまで付いているというワンルーム。僕が学生時代に住んでいた部屋よりも広く、快適だ。防音性も高くかなり気に入っているのだけれど、やはり事務所的な内装で殺風景すぎるのがやや難点。
というわけで、今回もこれまでの『賃貸でも書斎のある暮らし』と同様、自分なりに DIY など工夫をして自分だけの作業空間に仕上げていきたい。
10畳の独立したこの部屋をオフィスにしていく
現状はこんな感じ。事務所っぽい感じのタイルカーペットに、安価な壁紙、そして謎のガラスブロック(これがレイアウトをより一層難しくしている……!)。印象としては、よく言えばシンプル、悪く言えば殺風景なので、これまでのようなナチュラルテイストは合わなそうだ。
とくにガラスブロックの扱いが難しいので、よりスタジオっぽい感じというか、アーバンかつミニマル調な部屋に仕上げようと考えた。
インテリアや内装のイメージ
そこで “この部屋をどういうテイストにするか” を参考にするのが、ネットフリックスの『The Art of Design(アートオブデザイン)』というドキュメンタリーに登場する、ドイツ人イラストレーターのクリストフ・ニーマン氏。
彼のスタジオは全体的にグレートーンでシンプルではあるが、整理整頓されすぎておらず、逆に雑多な感じがお洒落。壁に掛かっているイラストもとにかくかわいい。僕の作業部屋も居住スペースとは完全に分かれているため、完全に非日常感がある方が良いだろうと感じ、このテイストにしようと決めた。
なお彼のスタジオの内観は、公式ページにフォトギャラリーがあるので、そちらを見ても面白い。
執筆活動だけでなく、動画撮影や編集も快適に行える部屋に
こちらが僕が当初イメージをしていた部屋。YouTubeにも定期的に動画を投稿しているので、執筆活動だけでなく動画の撮影や編集がしやすい部屋にしようと考えた(これまでの書斎は4畳と狭く、撮影スペースは前後合わせて30分近く掛けてセットしていた)。
作業用のデスクと動画撮影用のデスクで分ける予定で、できるだけ省スペースに機材をまとめておきたい。なのでオートポールを用いて、そこにクランプでカメラや照明、マイクなどを一箇所にまとめてしまうのが理想的だ。
ここはまだ構想中だが、ある程度完成に近づいてきたので、また改めてどこかで紹介したい。
まとめ
実はこの記事の執筆時点ではここまで整ってきてはいるのだけど、この記事でここまで書くとかなり長くなりそうなので、今回は構想段階の過程を紹介してみた。クッションフロアを敷いたり、デスクを新調する話はまた後で書いていこう。
前回までは『賃貸でも書斎のある暮らし』で連載してきたが、今回はちょっと変化をつけるべく『自宅にオフィスを構築する』で連載コンテンツにしていこうと思う。
↓なお前の書斎はこのムック本でも紹介している。またさまざまな人の自宅ワークスペースが掲載されていて面白いので、ぜひ読んでみてほしい(Kindle Unlimited でも読めます)。