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賃貸でも書斎のある暮らし⑤:光や風を柔らかく通す格子状のパーテーションをDIY

賃貸でも書斎のある暮らし⑤:光や風を柔らかく通す格子状のパーテーションをDIY

趣味に時間を注ぎたい20代の男子が、賃貸でも書斎のある暮らしを追い求める企画「賃貸でも書斎のある暮らし」の連載も、今回で5回目。

1回目、2回目で DIY の下準備をし、3回目では「見せる収納」を作り、4回目には「景色の見えるカフェ風のカウンターテーブルをDIYした。連載5回目となる今回は、リビングと書斎の仕切りをツーバイフォーで DIY。光も通すナチュラルで透明感のあるパーテーションに仕上がったので紹介していきたい。

 

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光や風を柔らかく通す光を通すパーテーション構想

元々リビングと書斎となる部屋は、引き戸で仕切られていた。ただし引き戸ではあまりお洒落さがなくテンションが上がらないというのと、完全に締め切ってしまうと陽の光がリビングに入らず、日中でも暗くなってしまうというデメリットもあった。

そこで、せっかく書斎を DIY するのであればパーテーションにはちょっとこだわりたいという思いもあり、Pinterest でお洒落なアイデアを探していた。木材で作った枠に半透明のアクリル板をはめ込むという案や、カーテンのようなもので仕切るという案もあったものの、外観や予算などを考えるとちょっと微妙だった。

いくつか検索パターンを変えると、今回僕が DIY をしたような格子状のパーテーションを発見。ツーバイフォーで簡単に作れるし、日差しもリビングに差し込むし『一人暮らしホームシアター』でやっていた壁掛け TV も実現できるということで、このパーテーションを作ることにした。

 

ツーバイフォー材を組み合わせてパーテーションを作る

書斎とリビングの間の引き戸をすべて外し、そこにツーバイフォーを設置していく。ホームセンターで買えば一本500円~700円程度。それを13本使う。ぴったりサイズの木材は売られていないため、慎重にサイズを測りながらカットしていく。

 

13本すべてのツーバイフォー材をカットし終えたら、今度は木材用のネジで加工する。上下で少しでも曲がってしまうとみっともない形状になってしまうため、ここも慎重に進める。僕は今回、フレームで使った4本の間に 9本入れて格子状にしているが、これが少なすぎるとちょっとダサいので注意が必要だ。

なお、僕はテレビを壁掛けにすると決めていて、パーテーションの上部にホームサラウンドシステムのスピーカーを設置したかったため、敢えて一本分間を隙間を大きくしている。

 

建てて形にしてみた状態がこんな感じ。パーテーションっぽい感じがありつつも、向こう側が見えるので、十分に陽の光はリビングに届くと考えられる。

 

引き戸上面には余ったツーバイフォー材を入れてネジを打ち込んで固定している。引き戸が普通の板から木のパーテーションに変わったという感じ。やはり賃貸ということでネジを直接壁や天井などに打ち付けるのは抵抗がある。

引き戸の上面の隙間部分に木材を通せば、よほどのことが無い限りは倒れる心配もない。

 

スペース有効化のために、パーテーションに TV を壁掛けする

できたパーテーションの真ん中あたりに、TV を壁掛けにするための器具をビスで打ち付けた。この器具は約3000円ほど。僕のテレビは50インチほどだが、65インチ級まで対応しているため、同世代の多くの人にとってはこれで問題ないはず。

ちなみに前に住んでいた家ではディアウォールで固定していた。『一人暮らしホームシアター②:賃貸で憧れの壁掛けテレビをDIY。ディアウォールは大型TVも大丈夫』で紹介している。

 

実際にテレビを置てみたところ。かなり安定している。ちなみに TV の高さは、ソファに座ったときに丁度良い高さになるようにしている。これでゲームをやったり、Netflix で映画を楽しむことができる。

書斎側から見るとややごちゃついているので、こちらは書斎側にホワイトボードを設置したり、なにかした工夫はしていきたいと思っている。

 

柔らかな光が差し込むナチュラルなパーテーションが完成!

こんな感じで光や風を通す格子状のパーテーションが完成した。壁掛けで TV を設置しているものの、明らかに完全なパーテーションを組むよりも陽の光や風がリビングに入るようになった。

 

DIY というと塗装やヤスリがけの作業が面倒な印象を持っている人も多いとは思うが、僕のスタンスとしては「自然派」が良いので、塗装もなにもしていない。それでいながらも白い壁やその他のナチュラルな素材の家具とも調和して、僕の書斎にとって満足のいくパーテーションとなったと思う。

これまで約3ヶ月間ほど連載してきた『賃貸でも書斎のある暮らし』も、もう終盤。今回で大きな DIY は終了し、次回は『完成した僕の書斎』を紹介していきたい。

 

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