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買った – カメラユーザー必携のセンサークリーニングキット

買った – カメラユーザー必携のセンサークリーニングキット

なんでもっと早く買わなかったのか……。

いつものようにTwitterのタイムラインをザッピングしていたら、マップカメラのTwitterアカウントから「イメージセンサークリーニングキット」なるものが流れてきて、これが欲しかった! というわけで買ってきた。

https://twitter.com/mapcamera/status/1602566492226134016?s=20&t=R5lWqCrzCdmcwtT38cxeUg

これはリコーのイメージセンサークリーニングキットで、修理センターなどでも用いられるプロ用の製品だそうだ。本来はペンタックス用として売られているモノだけど、僕は Leica M10 とか ソニーの a7IV で使う。メーカーとしては一応「ペンタックス向け」と書いているが、他のカメラで使えないわけではない(一応自己責任で)。

中身はトリモチのようなスティックと、付箋のような使い捨ての粘着シートが入っているだけ。価格は4,000円と、内容物に対して割高にも感じるが、評価は高いし、ほかに選択肢もないのでまずは買ってみることにした。

これまでカメラのクリーニングといえば、ブロワーでシュッシュっと吹いたり、ちょっとした綿棒とか布でセンサーについたホコリを拭き取る程度のことしかしてこなかった。センサーはなんというか、あまり人が触れてはいけないデジカメの心臓部。誤って壊してしまえば、修理費も馬鹿にならない(僕が使っている Leica M10の場合、たしか修理費が30~40万円もするらしい)。

ただセンサーはほこりやマウント部分の金属の擦れによる鉄粉のようなもので、日々汚れていく。最近は絞ると周辺にホコリの映り込みもひどくなってしまっていたので、このアイテムで解決できたら最高だ。

このトリモチのようなシリコン製のヘッドが、センサーにベタっとくっついて、それを引っ張ることでゴミがきれいに取れる。最初はホコリ系だけが取れるものだと思っていたけど、実際はぼやぼやとした細かい汚れもきれいに取り除けた。しばらく洗車していないクルマのフロントガラスを拭き取るように、きれいになる感覚。こんなに汚れていたんだなあと逆に関心。

ある程度きれいに取り除けたところでビフォーアフター。

ビフォー。F16で撮影。1年ほどセンサークリーニングをしていなかったのでほこりや鉄粉が入りたい放題
アフター。F16で撮影。混入していたゴミが完全に消え去っている。ゴミのように見えるのはデスクについた傷

実際に届くまでは「こんなんで本当に取れるのか……? 」と半信半疑だったが、ほこりやゴミはもちろん、もやのような汚れまで落ちて感動している。とくにこうした汚れはブロワーでは落ちないし、マイクロファイバーの画面拭きでこすると傷もついてしまう。ほこりや汚れを粘着し、そのまま持ち上げるだけで除去できる点は最高だ。

というわけで、地味なアイテムではあるが、これは買ってよかったアイテムなので久しぶりにブログを書いてみた。僕はマップカメラのツイートで知ったので敬意を払ってマップカメラで買ったが、アマゾンだと3,200円程度で買えるようだ。

マップカメラで買う