Pebble Timeがここに来てかなり安く購入できるようになっており、アマゾンで全色2万円前後で購入できる。公式ページにおける定価が $199 なので、送料やレートを考えるとかなりお得だ。
日本にも Pebble ユーザーが増えて日本語周りのインフラも充実して欲しいので、Pebble歴2年の僕が Pebble Time の魅力についてちょっと紹介したい。きっと Pebble が欲しくなるはずだ。
追記:Pebble 2、Time 2 が発表されて更に安くなりました。新しい Pebble の出荷は9月~11月なので今のうちに Pebble Time 買うといいかも。
Pebble Time って何?どんなスマートウォッチ?
Pebble はスマートウォッチのパイオニア的な存在で、Pebble社が開発。米クラウドファンディングサイト”KickStarter”で出資を募り、大成功を収めた世界的にも有名なスマートウォッチ。
カラーの電子ペーパー(と言っても Kindle のような E-Ink ではなくゲームボーイカラーに近い高コントラストの液晶)を搭載しており、スマートウォッチ感を出し過ぎないポップさも魅力。
また開発用プラットフォームも充実しており、誰でもC言語などを用いて WatchFace(時計のデザイン)やアプリを作成できる。
なお Pebble Time は Pebble社が発売した Pebble の2世代目の端末。Time の前にモノクロ電子ペーパーを搭載した初代 Pebble(上画像) が発売されている。
現行モデルは上で紹介した Pebble Time の他に、金属製の Pebble Steel、丸くて薄くて軽い Pebble Round がラインナップ。それぞれの特徴は以下ページでどうぞ。
・Pebble Time Steel と Pebble Time はどちらが買いか?デザインや性能、価格など
・円形のPebble Time Round 発表!価格や発売日など。バッテリーライフは2日間
Pebble Time でどんなことができる?
Pebble Time でできることは、僕が今考えつくだけでも以下のようなことができる。
- 通知の表示
- 定型文やボイスでの返信
- 時計の表示
- タイマー/アラームの表示
- アプリを用いてノートやテキストの表示
- スマートフォン端末の音楽アプリを操作
- Twitter のタイムライン表示や投稿
- Evernote のタスクやノートを表示
- カレンダーで予定を表示
- スマートフォンカメラのシャッターを遠隔操作
- GoPro を遠隔操作
- チェスやテトリスなどのゲーム
- WatchFace をインストール
もちろんアプリを使えば他のこともできると思うが、正直これら全てを多用するわけではなく、基本的にほとんどのスマートウォッチユーザーが「時間を確認」、「通知を確認」くらい。
だが個人的に Evernote のアプリはお気に入りで、あらかじめスマートフォンや PC で入力しておいたタスクなどをチェックできるのが便利。特に Nexus 6P や Xperia Z Ultra、iPhone 6s Plus のように大きなスマートフォンユーザーにオススメ。
詳しくは『【Pebble Time】腕の上で Evernote を使おう!ノートもタスク管理も日本語で』で紹介しているので良かったらどうぞ。
あとは Twitter のタイムラインを(モノクロながら)表示してくれるのは嬉しい。アルファベットのみだがツイートや返信も可能。
こちらも詳しくは『【Pebble Time】ツイートやRT、タイムライン表示ができるツイッターアプリ『Twebble』』でどうぞ。
Apple Watch にはない Pebble Time の強み
上の「Pebble でできること」は、スマートウォッチであれば大抵できる。人が感じるポイントは人それぞれだとは思うが、僕が考えるポイントは以下。
- バッテリーが7日持つ(Apple Watch は1日強)
- 第三者が作成したアプリや WatchFace を自由にインストールできる
- 画面が常時点灯しているので過剰な動きをせずに時計を確認できる
特に Pebble Time の強みはバッテリーの持ち。 Android Wear や Apple Watch は完全なる液晶だが、 Pebble Time は電子ペーパーを搭載しているので省電力で長時間駆動する。公式ページでは7日間と謳っているが、社会人が実際に通知を全てオンにすると5日間程度。
それでも他のスマートウォッチよりも持つし、3泊4日程度の旅行であれば充電ケーブルを持ち歩く必要もない(意外と旅行の時ケーブルはかさばる)。
また、僕が Pebble Time の最大の魅力だと考えるのは 第三者が作成したアプリや WatchFace を自由にインストールできること。これはまだ Apple Watch ではできないし、Android Wear も活発ではない。
自分の気に入った WatchFace をインストールして Pebble を自分色に染められる。天気が分かるものやマリオ、ポケモンなど著作権的に完全にアウトな WatchFace もしれっと公開されている点も個人的にはツボ。
また某Apple Watch のミッ◯ーマウスのような WatchFace も。『マリオにポケモン?僕が Pebble Watch に入れている WatchFace 4選』や『【Pebble Time】僕が普段使っているWatchface6つ。シーンに合わせて着せ替え』で紹介したような WatchFace がインストールできる。
またこれらの WatchFace は、C言語ができる人なら Pebble の開発用プラットフォームを用いて、自分でアプリや WatchFace を開発しアップロードできる。1度買えばずっと楽しめるという点で、他のどんな時計よりも優れていると感じた。
まとめ
こんな魅力溢れるスマートウォッチ Pebble Time が2万円程度で購入できるのはなかなか魅力的ではないだろうか。定価が$199で、出店者の利益を考えるとこれ以上値下がりすることはしばらくないと思われる。
今年こそはスマートウォッチ!と考えている人は在庫切れになる前に購入しておこう。
また購入したら日本語化する必要があるので『【Pebble Time】日本語化の方法を解説。Pebble Time をよりスマートに』を読んでもらえるとスムーズに使えると思います。
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