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ブログ執筆端末としての BlackBerry KEYone。2ヶ月使った感想

ブログ執筆端末としての BlackBerry KEYone。2ヶ月使った感想

ちょっと前に『国内版 BlackBerry KEYone をざっくりレビュー』で紹介したハードウェアキーボード搭載のAndroid スマートフォン『BlackBerry KEYone』。6月の末に国内版を購入してからは毎日持ち歩いており、基本的にはブログの執筆ツールとして活用している。

大手メディアなどでは既に詳細なレビューが書かれているので、トバログでは「ブログ執筆端末としての BlackBerry KEYone レビュー」をしていきたい。

 

【買った理由】
PC を開けない場所でもポチポチブログ記事を書きたかったから。日本国内では販売しないだろうと思っていたのだが、まさかの国内販売が実現し、バンドも日本で使いやすいようになっている点が嬉しい。

■良い点

  • 打鍵感のあるハードウェアキーボード
  • Android 搭載で賢い日本語 IME
  • 便利ボタンでメモアプリにすぐアクセスできる
  • バッテリー持ちが良い

 

■残念な点

  • 動作がちょっともたつくので常用はメインとしては厳しい
  • 日本語のメモ帳として使うためには有料アプリを購入しないと快適に使えない

 

 

 

 

BlackBerry KEYone について

BlackBerry KEYone は、今年の2月に WMC で発表されたハードウェアキーボードを備えた Android スマートフォン。スペック的にはミドルレンジモデルだが、過去の BlackBerry 端末を踏襲したデザインのハードウェアキーボードを搭載している点が特徴。

日本国内での発売はないと誰もが予想をしていたのだが、6月に FOX が正規輸入代理店として BlackBerry KEYone を発売。当時ヤフオクなどでは取引相場が8万円くらいで、購入しようかと悩んでいたところ、正規代理店が約6万5,000円で発売したため速攻で予約した。

 

スペックはミドルレンジ。実際に使ってみると、動作はややもっさりで、アプリの切り替えなどで引っかかる印象だ。iPhone 7 Plus のサクサクした挙動に慣れている僕がメインで使うのは難しいと感じる。

とはいえ、高解像度なリアカメラ、鮮やかで綺麗な液晶ディスプレイ、そしてなんと言ってもハードウェアキーボードを搭載するという点で、ブロガー(を含め頻繁にスマホで文字を打つ人)にとっては最高のサブスマホだ。

 

BlackBerry KEYoneのスペックを表示する
  • OS:Android 7.1 Nougat
  • SoC:Snapdragon™ 625 Octa-Core
  • メモリ:3GB RAM
  • ストレージ:32GB(2TBまでの micro SD カードに対応)
  • ディスプレイ:4.5インチ 1620 x 1080(433PPI)
  • カメラ:リア1200万画素、フロント800万画素
  • バッテリー:3505mAh(36分で50%チャージできる)

 

ブロガーが実際に BlackBerry KEYone を使ってみた感想

ここからは、ブロガーが実際に BlackBerry KEYone を使ってみた感想をつらつらと紹介していければと思う。まず最初に僕のモバイル環境と BlackBerry KEYone の使い道を紹介。

 

  • メインスマホは iPhone 7 Plus
  • BlackBerry KEYone には mineo の SIM を挿している
  • 予備のスマートフォンとして持ち歩く
  • 電車の中や移動中にブログの下書きを書く際に活用

 

ざっとこんな感じ。基本的に BlackBerry KEYone は、iPhone 7 Plus のサブ機として活用している。電車の中だったり病院の待合室など PC を出しづらい場所でブログの下書きをするために活用している。簡単に言えば “手のひらに収まるサイズのハンディワープロ” という感じ。

iPhone でも同じことはできるのだが、ハードウェアキーボードを搭載するという点で、快適なタイピングで  “執筆している感” があるので、BlackBerry KEYone が手元にあるときはこちらでブロギング。

 

小さいボタンでも打鍵感は良好

そんな小さなボタンでちゃんと打てるの?」と思われがちな BlackBerry KEYone だが、慣れればソフトウェアキーボードよりも使い勝手は良好だ。

もちろん最初は打ちにくく感じると思うが、段々と指が慣れてきて、気がつけばタッチタイピングに近い状態タイピングできるようになる(まあソフトウェアキーボードはこの点も同じだが)。

個人的には iPhone ソフトウェアキーボードより打ちやすいと感じるようになっており、ポチポチと打鍵感があるのは「文章打ってる感」があって楽しい。BlacKBerry KEYone でのタイピングの速度は、PC と比べると遅いものの、iPhone で打つよりも早くて快適だ。

 

 

BlackBerry KEYone にインストールしているアプリなど

僕が BlackBerry よく使うアプリは以下。

 

  • Google 日本語入力
  • ワードプレス
  • Keep
  • Layout for KEYone

 

前述したとおり、BlackBerry KEYone は基本的にブログ執筆ツールとして活用しているので、メモアプリやブログの記事を書くためのツール類が多い。もちろん Twitter や Facebook などの SNS アプリなども使うが、LINE は iPhone 7 Plus。

 

日本語変換について

BlackBerry ユーザーにとって長年悩まされていたのが日本語の変換。近年の BlackBerry というと日本語変換が残念だという印象を持っている元ユーザーも多いかもしれないが、KEYone は Android OS を搭載することで、グーグルの日本語入力や ATOK などの IME が使えるようになり、この悩みは解決した。

よく使う文字(例えば「iPhone 7 Plus」や「BlackBerry KEYone」など)は、都度辞書登録しておけばかなり快適に記事を書くことができるのでオススメ。

 

Layout for KEYone は必須

ポチポチ BlackBerry KEYone で記事を書いていると「コピペがキーボード上でできたら」「カーソル移動したい」「ctrl + Z で戻りたい」などの悩みが生まれる。そんな悩みをまるっと解決するのが「Layout for KEYone」という Android アプリ。

これを使うと「ctrlキー」や「左右カーソルキー」をハードウェアキーボード上にマッピングできる。これまでは、せっかくハードウェアキーボードがあるのに、画面をタップしてコピー&ペーストをしていた。それがハードウェアキーボード上でできるようになるという

BlackBerry 公式の IME 以外だと、キーボードのジェスチャーが機能しなくなりカーソル移動が不便になるのだが、それもこのアプリで解決できる。「なんで標準で設定できないの?」と思うくらい便利なアプリだ。

詳しくは「BlackBerry KEYoneでATOKでもCtrlキーを利用可能にするアプリ 『Layout for KEYone』」という記事で紹介されている。

 

 

まとめ

こんな感じで BlackBerry KEYone について紹介してみた。スペック的な問題から iPhone 7 Plus をメイン端末として使っているが、それさえ解決できればブロガーにとっては最高の端末だと思っている。

価格的にもハイエンド端末ほど高くないので「スマートフォンで文字を打つことが多いな」という人は購入を考えてみても良さそうだ。