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僕の憧れだったリコーGR|トバログのモノ語りNo.008

僕の憧れだったリコーGR|トバログのモノ語りNo.008

がリコーGRを手に入れたのは、昨年の春。初めてこのカメラが欲しいと思ってから、じつに8年後のことだった。

まだ僕が17歳の高校生だった頃。当時から雑誌の特集や mixi のコミュニティなんかで、他人のカバンの中身を眺めるのが好きだった。当時はまだ iPhone のように、本格的な写真がモバイル端末で撮れるようになる前のコト。日常を写真に収めるべく、多くの人が自分のカバンの中にリコーGRを忍ばせていた。

リコーGRには「やっぱり単焦点ならではの写り」「小型ながら本格的な絵が撮れる」といったコメントが添えられていて、無骨なデザインと “道具” という雰囲気に一目惚れ。

僕も欲しいと思ったのだけれど、当時は単焦点の良さが分からず、結局は見た目が似ていて、光学10倍ズームができるリコーCX4を手に入れた。モノクロームやミニチュアなど、さまざまなエフェクトをかけられるのが楽しく、高校のブレザーのポケットに CX4 を忍ばせては、田舎道や田んぼ道の夕焼け空を写真に収めていたことをよく憶えている。

そして昨年の春、ようやく当時憧れを抱いていたリコー GR を手に入れた。単焦点の良さが分かり、自分の足で被写体までの距離を調整する写真撮影を楽しむことができるようになったのは、初めてリコーGRを欲しいと思った高校時代から、ずっと後の大人になってからだった。

 

ずっと憧れていた「リコー GR」を手に入れた。

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トバログの「モノ語り」について
トバログ
では、これまでたくさんのモノ・コトを紹介してきた。ただ、ブログというのはどんなによく書けた自慢の記事でも、過去の記事は時間と共に埋もれていってしまう。せっかく良いモノだけを選び抜いて記事を書いているのだから、たくさんの人に目を通してほしいと思い「モノ語り」として連載してみることにした。これまでも数回に渡り、僕の思い出深いモノ・コトについて紹介しているので、良かったらバックナンバーも是非読んでみてほしい。

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