ガッツリ作業したり旅に出かける際のガジェットポーチを新調しました。
イヤホンとか名刺とか SSD とか、普段使い用の細かいガジェット類は革製の GANZO(ガンゾ)のポーチをガジェットポーチとして愛用している。細かいモノを収納するのには便利なのだけれど、MacBook Pro の充電器とか、モバイルバッテリーはそのままカバンに放り込んでいた。
さすがに旅先なんかだとそうしたガジェット類もひとまとめにした方が良いと感じるので、アップルストア銀座で見かけて購入した Incase(インケース)の『Nylon Accessory Organizer』をガジェットポーチとして使うことに。これは人にもおすすめできるモノだったので、レビューしておきたい。
■Nylon Accessory Organizer のココが良い
- シンプルデザイン
- ポケットやゴムバンドなど収納が豊富なのでモノの定位置ができる
- 大きめのガジェットポーチなので大容量
■Nylon Accessory Organizer のココが残念
- 5,800円とやや高い
- 大容量なので重くなりがち
- 現時点ではアップルストア(オンラインストア含め)でのみ購入可能
Incase(インケース)のガジェットポーチ『Nylon Accessory Organizer』
こちらがインケースのガジェットポーチ『Incase Nylon Accessory Organizer』。ナイロン製のオーガナイザーで、スーツケースのように180度開く点とポケットがたくさん備わっている点が便利。
カラーはブラックとネイビーの2色展開(ラズベリーとオリーブも存在するが日本では売られていない)で、価格は5,800円。ざっと探してみると日本ではアップルストアでしか売られていないけれど、海外のアマゾンなんかでは購入可能。
↓日本のアマゾンでは別モデルが購入可能
【『Nylon Accessory Organizer』のスペック】
- 素材 : ナイロン
- 高さ : 15.11cm
- 長さ : 23.5cm
- 幅 : 4.57cm
- 重量 : 158.76g
ちなみにアップルストアでは iPhone と Apple Watch 専用のオーガナイザー(名称が Incase Nylon Accessory Organizer for iPhone and Apple Watch)として展開しているが、インケースの紹介ページでは『Nylon Accessory Organizer』としている。
Incase Nylon Accessory Organizerは、あなたのiPhone、Apple Watch、充電器、アクセサリの整理と収納に便利です。丈夫なFlight Nylon素材を採用し、二つ折りのメイン収納はアクセサリの収納ポーチと複数のケーブル収納スリップを装備。内側はiPhoneの各種モデルをしっかり保護する起毛素材のクッションをライニングしています。|Incase Nylon Accessory Organizer for iPhone and Apple Watch
インケースの『Nylon Accessory Organizer』機能やポケットをチェックする
Nylon Accessory Organizer は200デニールと厚めだけれど軽量なナイロン素材(Flight Nylon)を使用している。コーデュラナイロンと比較すると目が細かく、どちらかというと無印良品などで売られているポーチ類の素材感に近い。
またこれまでのインケース製品のようにファスナー部分や内側がカラフルというわけでもなく、ロゴもとくに見当たらないので非常にシンプル。インケースのロゴくらいはついてても良いのに……と思うけれど、やっぱりプロダクトはどんどんミニマルな方向性に向かっているのだろうか。
見開きにするとこんな感じ。ポケットやゴムバンド、ファスナー付きの収納袋にペンホルダーなど、わくわくが止まらない構造となっている。
そういえば僕が初めて「ガジェットポーチ欲」に染まったのは高校生の頃で、それもインケースのガジェットオーガナイザーだった。そのガジェットポーチはどれだけ調べても国内では購入ができなかったけれど、今ならアップルストアでも購入できる幸せ。
薄いノートなんかが収納できそうなポケット。名刺を忘れたとき用に名刺を入れても良いし、なにかと使い勝手が良い。
メッシュのポケット。ケースのファスナーを半分くらい閉めていても取り出せる箇所にあるので、モバイルバッテリーや充電器の収納にちょうど良さそう。
ファスナー付きのこちらには USB Type-C ケーブルなどかさばりがちなケーブル類の収納に便利。
防水というわけではないけれど、表面に撥水加工が施されており、止水ファスナーが備わっている。ガジェットポーチ自体が雨に濡れるということは稀だとは思うが、デザイン的にも安っぽくなくて良い。
実際にガジェット類を収納してみる
こちらが実際に僕が旅先で必要となるガジェット類を収納してみたところ。それぞれのモノに対して定位置が決まるのは、整理整頓が好きな人には嬉しいのではないか(僕はけっこう苦手だけれどテンションは上がる)。
まずアクセスしやすいメッシュのポケット部分には 15インチ MacBook Pro の ACアダプタを収納。ACアダプタは傷が付きやすい樹脂素材なのにけっこう大きいので収納に困っていたが、これはラク。
比較的小さめのメッシュポケットには外付けのポータブルSSD を収納している。最近になって 2TB の SSD を購入したので、写真のバックアップ用で毎日持ち歩く。
▷胸ポケットに入る2TBの大容量。ポータブルSSD『Samsung 外付けSSD T5』レビュー
ゴムバンド部分には MacBook Pro 用の USB Type-C ハブと iPhone の SDカードリーダー、カメラのバッテリーを収納。こういうふうにバンドで固定できるのは便利。
なお画像下のゴムバンド部分にはカメラレンズを綺麗にしておくレンズペンを収納。ドルツの電動歯ブラシなんかもここに収納できそう。
ペンホルダーには Apple Pencil を収納しておく。毎日使うモノではないからこそ、ここぞというときに限って忘れるし、ないと困る局面も意外に多いため。
SIMピンや SIMカードなんかは小さいファスナー付きのポケットに。ちょっと前に「シンプル、最適。無印良品の『ヘアピンケース』が SIM や SDカードの収納にぴったり」という記事で紹介した超小物なんかはここに入れておく方が忘れにくいかも。
大きなファスナー付きのポケット。写真では分かりやすいように iPhone XS を収納しているけれど、普段は USB Type-C ケーブルなんかを入れている。Mac 付属のケーブルって白なのにマット加工なのでけっこう汚れやすいし。
今はオーストラリアに滞在しているので、パスポートは普段表側にあるファスナーに収納している。小銭や Suica といった日本のモノはこちらにまとめて収納。
まとめ
こんな感じでインケースのガジェットポーチを紹介してみた。これまでもガジェットポーチはいくつか紹介してきたけれど、今回のはインケースが作ったオーガナイザーということもあり、手持ちのガジェットにしっくりくる形状のため非常に満足。
欲をいえばこれの半分サイズくらいのモデルも展開してほしいなあとも思うけれど、もうしばらくはこれをガジェットポーチとして愛用していこうと思う。
トバログのカバンの中身記事もどうぞ
『シンプルだけれど妥協しない。トバログのカバンの中身2019』という記事も公開している。気になったらぜひこちらも読んでみてほしい。