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移動時間くらいはTwitter辞めたい。Palm Phoneだけを持ち歩いてプチデジタルデトックス

移動時間くらいはTwitter辞めたい。Palm Phoneだけを持ち歩いてプチデジタルデトックス


スマホ触ってる時間、Twitter 開きすぎ問題。

Twitter には有益な情報も多いのだけれど、他人のボヤキだったり、ついついバズ動画を観てしまったりと、時間を浪費してしまうことも少なくない。

それならば普段「忙しい」と後回しにしていた読書の時間を移動中にしても良いのではないかということで、ポケットに忍ばせるスマホをクレジットカードサイズの『Palm Phone』に置き換えてみることにした。

Palm Phone のレビューは『バッテリーや操作性、スペックなど『Palm Phone』を使って分かったあれこれをレビュー』を読んでもらうとして、この記事ではデジタルデトックス的な視点から Palm Phone を活用してみよう。

 

 

週に約17時間をSNSに費やす。移動中や暇な時間帯、気づいたら SNSばかり


ここ最近、「何気なく Twitter を見て過ごす」という時間がかなり多いなあと気付き、iPhone のスクリーンタイムで確認してみると、1週間でスマホに触れている時間のうち、17時間を Twitter などの SNS に費やしていることが分かった

まあブログをやっているなら SNS も仕事のうちかもしれないが、PC に向かっている時間も Twitter はやるので、起きている時間の半分は Twitter を眺めているレベル。「あの人よりは Twitter 開いてないし、僕はまだまだライト層」なんて思っていたが、この考え自体が中毒者の傾向らしい。

せめて移動中くらいは SNS をやらずに Kindle で本を読んだり、ブログのアイデアとかを考えることに時間を割きたいなあと思い、スマホをちょっと不便な Palm Phone だけで運用しつつ、Kindle を持ち歩くことにしよう。

 

ミニマルなスマホ Palm Phone

【Palm Phone がプチデジタル・デトックスに効果的そうな理由】

  • ディスプレイが小さいのでずっと見続けると疲れる
  • 日本での対応バンドが少ないので都内でも圏外は普通にある(あきらめが付く)
  • バッテリー持ちがいまいちなのであまり触らなくなる
  • Android スマホなので普通に Spotify で音楽聴いたり調べ物も可能

Palm Phone を買った理由は、単純に「これガジェットとしてめっちゃ気になる! 」ということからだけれど、せっかくだからデジタル・デトックス的に使ってみようということで。

ポイントとして「ディスプレイが小さい」「バッテリー持ちが短い」「対応バンドが狭い」という以外は普通のスマホとして使えるので、移動中のちょっとした調べ物や緊急時の連絡、Spotify で音楽を楽しむのは可能な点。

詳しいスペックは「ミニマルだけれど本格派。クレカサイズのスマホ『Palm Phone』が国内発売となったのでさっそく予約」を読んでもらえればという感じだけれど、小型だけどディスプレイの解像度も発色も良いし、カメラも1200万画素で防水防塵だし、意外にも使い勝手は悪くない。

 

省電力機能:ライフモードで画面オフ時には通信しないようにできる


バッテリー 800mAh じゃ別途モバイルバッテリーは必須でしょw と思われそうだけれど、Palm Phone に備わっているライフモード(画面オフ時は機内モードみたいな感じになる)をオンにしておけば、けっこうバッテリーは持つ。

注意点としては画面をオフにしている状態では着信すらできないのだけれど、社用スマホを別途持っている人や、リアルタイムの対応が必要な人以外であれば、そこまでスリープ状態での通知って重要じゃないはず。移動中くらいはゆっくり過ごそう。

 

空いた時間は Kindle Paperwhite で読書を楽しむ


せっかく空いた時間があっても暇を持て余していたら勿体無い。読書中でも SNS の通知が気にならない Kindle Paperwhite を持ち歩き、積読本を消化していく。

「Kindle もデジタルじゃないか! 」と怒られそうだが、読書以外には使わないので許してほしい。

 

実際に Palm Phone と Kindle だけで過ごした感想

  • スペックやディスプレイサイズなど性能面では意外と事足りる
  • バッテリー持ちはやっぱり気になる
  • おサイフケータイがない点はけっこう不便

実際に半日程度 Palm Phone で過ごしてみたのだが、普通の日であれば意外と事足りる印象だった。バッテリー持ちは iPhone XS などと比較すると減りは気になるものの、だからこそ自然に触らなくなる。

ただ Twitter などの通知を見ない前提とはいえ、地図を開いたり、メモを取ったりと普通に使っていると、みるみるうちにバッテリーが減っていく点はちょっとハラハラ。半日普通に使っているとバッテリーが数%になるので、充電環境は別途持っておいたほうが無難だろう(記事序盤でバッテリーは必要ないとしたが、精神の安定のためにも前言撤回)。

また、とくに不便だったのがおサイフケータイ(NFC)に非対応な点。僕は普段 iPhone を Suica として使っているため、カードタイプの Suica を忘れてしまい、1日に数回は切符を購入する羽目になった。セルラータイプの Apple Watch などが欲しいところだが、それだったら iPhone の Twitter アプリを削除した方が捗るかもしれない。

 

まとめ

こんな感じで「デジタルデトックスのために Palm Phone を持ち歩く」という提案をしてみた。実際に運用してみると、おサイフケータイとバッテリーが厳しいところではあった。とはいえ、スマートフォンをこのサイズにして、別途 Kindle を持ち歩くというスタイルには夢がある。

Palm Phone のバッテリーケースなども売られているようだし、もう少しちゃんと運用できるように考えていきたいところ。続くかも。

 

▷詳しいレビューはこちら:バッテリーや操作性、スペックなど『Palm Phone』を使って分かったあれこれをレビュー