「好き」を好きに綴じる。趣味のために育てるノート『Sara book』レビュー[PR]


仕事のメモやイラストなど「書く」「描く」がデジタルでできる時代。iPhone や iPad  でのテキストメモは何万、何千万と格納できるし、それぞれの過去のメモは検索から5秒でノートにアクセスが可能で、業務や仕事がどんどん効率化している印象だ。

世の中はどんどん便利になっていくが、一方でアナログの良さも見直されているようにも思う。例えばフィルムカメラは、デジタルカメラとは違った面白さがあるし、大事な本は紙で所有したいという人も少なくないだろう。

そして「紙のノートにペンを走らせる」という行為もまた「アナログの良さ」が感じられる。今回は「好き」を好きに綴じるノート『Sara book(サラブック)』を紹介しよう。普段から紙にノートを書く人もそうでない人も、きっとノートを育てたくなるはずだ。

 

 

『Sara book(サラブック)』について

Sara book(サラブック)』は、デザイン制作を手がけるクリエイターが発足したブランド「Re+g(リプラグ)」が発売したノート。「ゴムバンドで背の部分を留める構造である」「画用紙のような程よい厚みのある紙」という点が特徴だ

ゴムバンドでノートを固定するので、ページやリフィルのタイプを入れ替えができたり、持ち運びやすいページ数に区切って持ち歩くことができる。

10枚40ページで約1,200円とやや高めだが、通常のノートよりも厚みがあるため、旅行ノートやスクラップブックなどの用途に最適だ。使い捨てるメモ帳とは逆に「育てて手元に残しておきたい」ノートだ。

 

【なぜ『Sara book』が生まれたのか?】

Sara book の原型は、同社が手がける名刺ファイル『Log book』。ニューヨーク展示会で Log book を出展した際、海外のバイヤーから「この形状のノートがあったら欲しい」との意見があり、約1年かけてノートとして製品化したそうだ。Sara book という名称はそのバイヤーの名前が「サラ」だったこと、そしてシンプルな「まっさらなノート」という意味が込められている。

 

普通のノートと何が違う? 『Sara book』の特徴

  • ページの入れ替えや1枚ずつの取り外しがラク
  • 厚みがあり裏写りしない
  • 白い紙だけでなくレッドやブラックも含めた3色展開、リフィルも豊富

Sara book の特徴は、僕が感じたところだと主に上記の3点。それぞれ詳しく紹介していこう。

 

特徴①:ページの入れ替えや1枚ずつの取り外しがラク


Sara book の特徴は、なんといってもゴムバンドで綴じるというシンプルな構造。同じくゴムバンドを用いる『Moleskine(モレスキン)』のノートブックや『Rollbahn.(ロルバーン)』とは異なり、背の部分を綴じるために用いている。

そのため厚みのあるチケットやステッカーなどを張り付けても、通常のノートより扇状に膨らみにくく、ページの入れ替えやリフィルの追加も容易にできる点が魅力だ。

 

また1枚ずつ取り外せるメリットとして「机とノートの段差が気にならない」という点も良い。通常のノートだと厚みで机との段になることがあるが、Sara book は1枚ずつ取り外せるので、ノートを作り込んだり、イラストを描くという用途に便利。

 

特徴②:厚みがあり裏写りしない


Sara book は元々「何かを貼ったりスクラップブック的に使う」ことを目的としているため、紙自体に厚みがある。そのため万年筆やポスカなど通常のノートで裏写りしがちなペンも使える点が嬉しい。なお紙の厚さは170kg(紙の厚みの単位)。

ルーズリーフのように取り外せるのに、上質な紙を用いている点が良い。

 

特徴③:白い紙だけでなくレッドやブラックも含めた3色展開、リフィルも豊富

【リフィルのタイプ】

  • blank(無地)
  • line(罫線)
  • grid(方眼)
  • half(上半分が無地、下半分が罫線)

Sara book は、イラストなどが自由に描ける無地の「blank」や方眼タイプの「grid」など複数展開している。価格はそれぞれ10枚入り(40ページ)で450円ほど。複数のリフィルを購入し、好みのレイアウトに組み替えられる点も面白い。

 


また Sara book のカラー展開は、上記画像のホワイトに加えブラックとレッドもラインナップ。カバーだけでなくリフィル自体も同じ色なので、統一感が出るのも良いポイントだろう。普段のノートはホワイトで、ワインのラベルと感想ノートはレッドなどカラーを変えて使いたいところ。

 

 

 

育てる楽しさを味わう。実際にトバログが『Sara book』を使ってみた


いつもは撮った写真やテキストはブログなどデータでのみ保存しているが、なんとなくブログの雰囲気を「手元に残しておきたい」という思いがあった。せっかくなので今回は、実際に僕もノートを作り込んでみることにしよう。

 

トバログはこう使いたい①:旅行ノートを作ってみる


まずは旅のスクラップブック。僕は年に数回、海外への旅をする。現地では色々な場所に訪れて、実際に見て触れるのが楽しい。現地では Leica M10 とレンズを数本持っていき、そこで撮った写真をブログにアップしているのだが、ときどき ZINE のような雑誌形式で楽しめたらなあと思うこともある。

いきなりIndesign(アドビの製本ツール)を開いて ZINE を制作するのは難しいので、まずは自分用に旅のまとめを作っておくのも楽しいなあと。写真やスクラップが中心となるので、台紙としてブラックの「blank(無地)」を用いている。

 

トバログはこう使いたい②:バレットジャーナルを作ってみる


最近よく見かける『バレットジャーナル』。ニューヨークのデザイナーが発案したノート術で、タスクや思考の整理などがしやすくなることで人気を博している。僕も以前から気になっていたので、これを機に自分で作ってみた。

リフィルは「grid(方眼)」を使用。自分で一から線を引くので、単なるスケジュール帳よりも自分好みのレイアウトで作り込める点が良い。またページの差し替えがしやすい Sara book なら、月ごとに目次ページを差し込んだり、ページが足りなくなっても追加したりと柔軟に作り込めるのも嬉しいポイント。

 

トバログはこう使いたい③:買ったモノやお気に入りをチェキで撮って掲載しておく

これはずっとやりたいと思っていたのだけれど、なかなか手が付けられなかった「買ったモノ」や「お気に入り」をまとめるノート

ブログでは度々『買ったモノ』と『モノ語り』というタグで記事を書いているのだけれど、こういった記事もアナログに残しておきたいという思いもある。まだ数ページではあるが、こうして自分のモノをまとめるのも楽しい。

なおリフィルは「half(上半分が無地、下半分が罫線)」を用いている。絵日記のようなレイアウトなので、チェキスクエアと文章をこうして並べる際に丁度良い。

――

ほかにも「誕生日の人に贈るアルバム」とか「写真をプリントして写真集にしてみる」とか色々使いみちは考えられる。色やリフィルを組み替えて使ったら面白そうだ。

 

ほかのクリエイターは『Sara book』をどう使うか

上記では「僕自身がどうやって Sara book を活用するか」を紹介したが、やっぱり気になるのは「もし普段からクリエイターとして活動している人が使うとどうなるのか」という点。

実際に今回、美大で空間デザインを学ぶ RIN(@byakuran_2205)氏だったらどうSara book を使うのか? を見せてもらった。彼女は趣味で人の部屋を取材し、イラスト化するというプロジェクトを行っている。Sara book の使い心地について聞いてみた。

 

 

― これは何を Sara book に描いたのでしょう?

私は普段から紙のノートに部屋の間取りやイラストを描いているので、今回はこういうお部屋があったらいいなぁ…!を具体的に考えてみました。間取りは今のお家と似ているのですが、コンパクトでまとまっていて、かつ居心地のいいお部屋を考えてみました。

 

― Sara book を使ってみてどうでしたか?

普通のノートだと、見開きのページ中心で紙の面がズレるので繋げて書くのが難しいのですが、このノートは見開きで1枚の紙としてイラストを描けるので描きやすかったです! あと、紙が厚いのでコピック(画材)が裏写りしないのも良いと感じました◎

 

― 他にどんなふうに使ってみたいですか?

紙自体が厚くて画用紙っぽく使えそうなので、街や泊まったホテルのスケッチをしてみたいです。ページを取り外しが簡単にできるので、描いたイラストやメモを壁に貼っても良さそうですね!

 

まとめ:『Sara book』で「好き」を好きに綴じて広げよう

こんな感じで Sara book について紹介してみた。一見するとシンプルで変わった形状のノートだが、ゴムバンドで留めて使うという構造は、意外に使いやすいと感じる。

実際に何名かに触ってもらったが、「スタンプラリー台紙として使いたい」や「タピオカミルクティーのレビューがしたい」といったように、使いみちのアイデアが次々と浮かんでくるノートだと感じる。

これからもどんどんデジタル化は進んでいくだろうけれど、どれだけ時代が進もうと、きっと手元に「自分で育てたノート」は置いておきたいと感じるはずだ。令和元年ももう半ばを迎えようとしている。時代の区切りとともに、Sara book で新しい趣味の領域を “綴じて” 広げてみるのも面白いかもしれない。

Sara book が気になった人は公式ページでチェックしてみよう。