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YouTuberになるために僕が買い揃えた機材・ツールまとめ

YouTuberになるために僕が買い揃えた機材・ツールまとめ


まずは形から入るタイプ。

トバログが5周年になりました。これまでとこれからのこと』でもお伝えしたとおり、トバログが5周年を迎えたということで、YouTube チャンネルを開設してみた。そして次に気になるのは「YouTubeで(きれいな映像で)配信するために必要なモノってなに?」という点。

僕はトバログである程度きれいな写真を撮影しているので、できるだけ YouTube でもきれいな映像を撮影したい。そこですでに周りで YouTube デビューした友人らに「とりあえずよく分からないから『これだけ買っとけ!』を教えて」と尋ねた。

その中から実際に僕が買った機材を紹介していきたい。

 

 

Contents

カメラやマイク、照明などなど。YouTuberとして活動するために僕が買ったモノ

 

クリックで項目に移動 必要性 僕が買った価格 用途
カメラ ★★★★★ 8万円ほど 動画撮影
レンズ ★★★★★ 3万円ほど 動画撮影
PC ★★★★ 41万円ほど 動画素材の編集
動画編集ソフト ★★★★★ ツールや契約形態による 動画素材の編集
マイク ★★★★ 2万5,000円ほど クリアな音で録音
三脚 ★★★ 1万円ほど 画角の調整
照明 ★★★★ 4万円ほど 明るさの確保
ライトスタンド ★★★ 3,000円ほど 照明の設置
音源などのサブスク ★★★ 年間2万5,800円 音源やテロップ素材
サブカメラ ★★ 8万円ほど 2カメ、サブカメとして
外付けSSD(2TB) ★★★ 6万円ほど 動画素材の保管やバックアップ
カメラの予備バッテリー ★★★ 2,000円ほど 外出時の電源確保
ジンバル ★★ 3万円ほど ブレのない映像撮影
外部ディスプレイ 2万円ほど 自撮りできないカメラでの画角や映像確認
LUT 3,000円ほど 色をお洒落にする

実際に僕が買ったモノは上記の感じ。ただの表にしても分かりづらいので、「必須度」と「価格」でわけたグラフも用意してみた。

価格帯はそれぞれパチモンからプロ用までピンキリなので、僕が買ったモノで分けている。

さて、下記ではそれぞれ「最低限必要なモノ(グラフの赤いゾーン)」「あると便利なモノ(黄色いゾーン)」「なくてもいいけど買ったモノ(青いゾーン)」に分けて紹介しよう。

 

YouTuber になるために最低限揃えておきたい機材

最低限の設備で YouTube を始めるならスマホ1台で撮影〜投稿まで可能だが、より良い映像を撮るためにはある程度の設備投資をした方が良い。

そのために僕が「最低限必要だな」と思ったモノからまとめておこう。

 

きれいな映像で撮るならカメラは必須:α6400

 

詳細
必要性 ★★★★★
用途 動画の撮影
価格 8万円前後

最近はスマホでもそれなりにきれいに撮影できるが、より良い映像を撮影するためにはカメラが必須。ほとんどの YouTuber はカメラで撮影している。

僕が選んだのはソニーの APS-C センサー搭載の α6400。チルト液晶で自分の方に向けられるし、(フルサイズと比べると)軽量小型なので持ち運びにも便利。写真も動画も問題なし(最近のトバログのブツ撮りも全部このカメラ)。

log撮影(料理でいう材料みたいなもの)も可能だし、30分以上の連続撮影もできるため α6400 は YouTuber にも人気の高いカメラだ。

 

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明るくボケて安価な単焦点レンズ:SIGMA 30mm F1.4 DC DN

 

詳細
必要性 ★★★★★
用途 動画の撮影
価格 3万円前後

映像はボディだけじゃ撮れない……! ということで僕が購入したレンズは『SIGMA 30mm F1.4 DC DN』。

レンズは安価なキットレンズでも十分だが、映像は写真と違って局所的にストロボを焚くことができない。ISO感度を上げすぎてしまうとざらざらとノイジーな映像になってしまうため、標準域でF1.4 と明るいこのレンズを購入した。

なお焦点距離でいうと45mm程度と狭いため、部屋が狭い人や、手持ちでの自撮りの際は『SIGMA 16mm F1.4 DC DN』がおすすめらしい(僕もそのうち買う)。

 

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複雑な編集をするならPCは必須! でも最初は iPad でも十分かも

 

詳細
必要性 ★★★★
用途 動画素材の編集をちゃんとやるなら必須。iPhone や iPad でも最低限代用可能
価格 40万円(動画編集できるPCの相場は20万円〜だが自作すればもっと安いしピンキリ)

YouTube撮影のために購入したわけではないが、写真や動画など負荷の大きい作業をするために購入した 15インチ MacBook Pro。

約40万円と高いが、本気で動画をやるなら、今なら16インチMacBook Proくらいのスペックがあると良いかも。少なくとも13インチ MacBook Pro 以上のスペックがないと、テロップを入れたり長い動画を編集するのは厳しいと感じた。

「そんなに高いPCは買えないよ! 」という人は、案外 iPhone や iPad Pro でもサクサク動画編集ができるのでおすすめかも(僕も最近までこれだった)。

 

 

YouTubeに動画をアップするなら編集ソフトは必須! 僕はPremiere Pro を使ってます

 

詳細
必要性 ★★★★★
用途 動画素材の編集
価格 iOS用なら3,000円ほど〜本格的なものは数万円。無料のものでもOK

僕は Adobe(アドビ)の Premiere Pro を使っている。Mac OS ユーザーなら Final Cut Pro X も人気だが、僕は Lightroom や Illustrator も使っていて Adobe のサブスクに加入しているため、月額5680円(税別)の追加料金なしで使える Premiere Pro を導入。Premiere Pro 単体だと月額2480円(税別)で契約できる。

Premiere Pro のメリットはプロも使うソフトなので、使えるようになると仕事の幅が広がるという点や、複雑なエフェクトも掛けられる点。デメリットは操作が複雑なので、覚えるまでに時間がかかる&高負荷なのでハイスペックなPCじゃないと操作がカクつくという点。

Final Cut Pro X は 12インチ MacBook でもそれなりに動くが、3万4,800円と高価な点は難点だ。iPad なら LumaFusion というアプリが3,600円ほどで買えるので、動画をやるなら最初は iPad がハード&ソフト含めて手軽かも。

 

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必須ではないけどみんな持っているモノ

ここからは「より高いクオリティで動画を撮るためにあると良いモノ」をまとめてみる。「ブログをやってるからカメラや PC は持ってるよ」という人は、ここから読み進めてもらえると参考になるかも。

 

クリアな音で雑音も入らないおすすめマイク:RØDE Wireless Go

 

詳細
必要性 ★★★★★(必須)
用途 クリアな音で録音、雑音を入れない
価格 7,000円〜3万円くらい

カメラにも内蔵マイクは備わっているが、音の質はあまり良くないため、ほとんどの YouTuber は別途マイクを使って音声を録音している。

僕の場合は「とにかくこれを買っとけを教えてほしい」と聞いたところ、高めだが『RØDE Wireless Go(ロード ワイヤレスゴー)』というマイクがオススメとのことで購入。ピンマイクのように胸元に装着し、Bluetooth で音声をカメラに飛ばすことが可能。高音質のまま動画と同時録音できるのが嬉しい。

価格は2万5,000円とやや高めだが、撮影しながら話すタイプの動画を撮りたい人には便利。なお「自宅で撮るから別にワイヤレスじゃなくてクリップオン(カメラに装着するタイプ)のマイクで良い」という人は、同じく RØDE の『VideoMicro』が YouTuber に人気。1万円以下で買える。

 

これさえあれば良い。YouTube撮影に便利なワイヤレスマイク『RØDE Wireless GO』レビュー 

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立ちでも座りでも自由に構図を変えられる:三脚(まあなんでも良い)

 

詳細
必要性 ★★★
用途 画角の調整、カメラの設置
価格 2,000円〜1万円くらい

好みの構図で撮影するために必須。ただし外でガッツリ使うわけではないし、重いズームレンズを装着するわけでもないので、耐荷重に問題がなければなんでも良い。

僕はオーストラリアで買った『VANGUARD トラベル三脚』というモデルを愛用している。軽い割に安定感もあるし、長時間露光で写真も撮れるので必要十分だ。ちなみに僕はミニ三脚として『Leofoto MT-03+MTB-19』も愛用。ちょっと高めだが、撮影時の自由度がかなり高いのでおすすめ。

なお YouTuber に人気なのが JOBY ゴリラポッド。置く場所を選ばず高さや角度も自由に調整できるし、手に持てば自撮り棒的に使える。Vlog とか旅系の動画を撮るなら良さげかも。

 

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俯瞰撮影で手元を撮るなら大きい三脚が便利!

 

詳細
必要性 ★★★
用途 カメラの設置、俯瞰撮影
価格 3万円くらい

上記では通常の自撮り用三脚を紹介しているが、料理動画や手元でガジェットのレビューなんかをする際には、俯瞰撮影ができる大きめの三脚が便利。

僕が購入したのはマンフロットの『MK055XPRO3-3W』というモデルで、3.5kg と重たいが最長で185cmまで伸ばすことができ、スライディングアームなどオプションパーツなしでも俯瞰撮影ができる点が良い。

価格は3万円ほどだが、自宅で動きのある撮影をするのであれば重めの据え置き型三脚があると便利だ。

 

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夜に撮るなら一番大事! 照明は高くてもある程度良いモノを:FalconEyes RX-18TD with Diffuser

 

詳細
必要性 ★★★★
用途 明るくノイズのないきれいな映像に仕上げる
価格 4万円ほど

個人的に一番悩んだのがこれ。スチール(静止画)はストロボを焚けばきれいに撮れるが、動画となると常に明るくしておく必要があり、別途照明が必要となる。

僕が購入したのは drip のみんなが使っているという『FalconEyes RX-18TD with Diffuser』。4万円と高価だが、4畳〜6畳程度なら部屋全体が昼間のように明るくなるので、自撮りからブツ撮りまで柔軟に対応できる。本当に便利。

実は1万円くらいの安価な LED 照明も持っているのだが、こちらだと自撮りをするにはやや光量不足だった。本気でやるなら FalconEyes はおすすめだ。

なお僕は持っていないが、自撮りメインで使うのならば1万円以下で買えるリングライトも良いらしい。こちらも迷ったが、僕の場合はブツ撮りも多いので FalconEyes にした。

 

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照明を立てるためにあると便利:ビデオ三脚ライトスタンド

 

詳細
必要性 ★★★
用途 照明の設置
価格 3,000円前後

上記した FalconEyes の照明はスタンドが付属していないので、1本あたり1,500円で買えるライトスタンドを購入した。

照明を立てるのにも使えるし、ストロボを設置してスチールにも使える。わりとしっかりできているのに2本で3,000円なのでかなりお買い得。

まあ YouTube 撮影に無くてもいいけど FalconEyes の照明を買うのなら必携といっても過言ではない。

 

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あのYouTuberも使ってる。音楽や効果音、テロップのサブスク『MotionElements』

 

詳細
必要性 ★★★
用途 動画内のテロップやBGM、効果音など
価格 年間2万5,800円ほど

必須! とまではいかないが、YouTube の動画を撮影するなら BGM や効果音、テロップ系のサブスクは必須だ。「みんなはどうしているんだろう? 」と思っていたが、通常はサブスクに加入しているとのこと。

僕は高澤けーすけが教えてくれた『MotionElements』の年額2万5,000円程度のサブスクに加入した。楽曲はもちろん、効果音やテロップ、動画や画像素材が定額でダウンロードし放題なので、初めての人ならおすすめ。 

 

 

 

無くても成り立つけど買って損はないモノ

上記で紹介したアイテムが揃っていれば、おそらくほぼ不満なく YouTuber 的な動画は撮れると思う。ここからはあったらまあ便利なモノを紹介しておこう。

 

ポケットに入るのに十分きれいな映像が撮れる!:RX100M5A

 

詳細
必要性 ★★
用途 サブカメラや2カメとして
価格 3~10万円くらい

まあ無くてもいいけどあったら便利なサブカメラ。

僕はインタビュー動画撮影時の2カメとして RX100M5A を購入した。1型センサーで F1.8〜という明るさ、そして Log 撮影も可能なのにポケットに入るという最高のサブカメラだ。Vlog とか旅系の動画で愛用する人も多くいる。ただし8~10万円前後とやや高いのが難点。

「できるだけ安くサブカメラが欲しい」という人は、GoPro や Osmo Pocket も人気だし、とくに旅や Vlog なら Osmo Pocket あたりが無難かも。

 

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過去動画の保管をするなら大容量の外付けSSD:サムスン Portable SSD T5

ポータブルSSD『Samsung 外付けSSD T5』2

 

詳細
必要性 ★★★
用途 動画素材のバックアップや保管
価格 1~6万円くらい

これも無くても全然問題ないけど、あったら最高に便利。動画コンテンツは写真の何倍も容量を食うし、素材動画だけでも10GB近くになる。そうなると PC 内のストレージだけでは足りないし、ハードディスクでは転送速度が遅くて厳しい。

外付けSSD があると、転送も早く容量も物理的に増やせるので安心だ。難点はまだちょっと高いことだが、ないとツラい。

 

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自宅以外で動画撮るなら必須かも:各カメラ用の予備バッテリー

画像はLeica M10 のもの

 

詳細
必要性 ★★★
用途 外出先など長時間の撮影時
価格 2,000円〜1万円くらい

動画は充電がみるみるうちに減っていく。自宅のみで動画を撮るなら必要ないかもしれないが(給電しながら撮れるタイプなら)、旅先で動画を撮影するなら必携。

純正バッテリーが好ましいが、とにかく高いのでとりあえず僕はサードパーティ製の安価なバッテリーを購入。十分使えている。

 

手持ちでブレない映像を撮るなら必須:僕は Crane M2

 

詳細
必要性 ★★
用途 手持ち撮影の際のブレない絵づくり
価格 3~10万円くらい

こちらも必要はないかもしれないが、ミラーレスなどを持ちながら手ブレを感じさせないスムーズな絵を撮るなら必須。旅先などはもちろん、ブツ撮りやインタビュー動画なんかでも使える。

ただし大きくて重たいので、僕はサブカメラの RX100M5A で使うための小型ジンバル『ZHIYUN Crane M2』を購入。3万円ほどだが、ジンバルのなかでは安く、しかも軽いし持ち運びにもそんなに苦労しないのでおすすめ。

最初から買う必要はないと思うけど、僕の場合はあった方が良いと感じたので購入した。

 

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チルト液晶&バリアングルのないカメラで自撮りするなら便利:クリップオンできる液晶4Kディスプレイ

 

詳細
必要性
用途 自撮りできないカメラでの画角や映像確認
価格 2~3万円くらい

α6400 のように、チルト液晶やバリアングルが備わってるカメラなら必要ないが、α7シリーズのように自撮りできないモデルで YouTube を撮る際の構図確認に便利。

ブツ撮りの際の細かなピント合わせもラクだし、より実際の絵に近い映像でチェックできるので、自宅で撮影する際にはこれを使う。ただし HDMI でカメラと接続する必要があったり、専用のバッテリーも充電する(もしくはACと接続する)必要があるので機動性はかなり落ちる。面倒なのであまり使っていない。

 

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色にこだわった動画を撮りたいなら:自分のカメラに合ったLUT

 

詳細
必要性
用途 好みの色に編集できるフィルター
価格 3,000円くらい

「あの幻想的な映像、どうやって撮っているんだろう? 」という映像のほとんどは、Log (カメラでいうRAW撮影)という形式で撮られて、そこに LUT(写真でいうプリセット)を当てている。

僕もシネマティックな映像で YouTube 撮りたい! と思い『Triune Color』を購入した。ラ・ラ・ランドなど29種類の映画をシミュレートした LUT が29ドルと割安。

ただほとんどの人にとって必要ないし、知識がない状態でやると僕みたいに苦労し、完全に自己満足の世界。慣れるまで手を出さないほうがいいかも。

 

 

まとめ

こんな感じで「僕が YouTube で動画を作るために買った機材リスト」を紹介してみた。

YouTube上では YouTuber 向けのおすすめ機材まとめが紹介されているが、結局のところ何を買えば良いのかが分かりづらかった。またまとめ記事などは「何個カメラ紹介すんねん! 」と突っ込みたくなるくらい、ただの文字の羅列。

僕はテキストを読むのがラクなので、ブログでも紹介してみた。また購入したモノがあれば随時更新していきたい。

 

【僕が揃えた機材まとめ】

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