トバログが5周年になりました。これまでとこれからのこと

2020年の1月で、僕のアイデンティティであるトバログの立ち上げから5年が経った。

趣味としてガジェットや旅、モノを紹介し始めて、気づけば5年間で1,000記事以上のコンテンツを更新していた。流行り廃りの移り変わりが早いウェブの世界で「5年」という数字は、短いようでけっこう長い。そして長いようで、意外と短かった。

今の僕はこのブログがあってこそだと言っても過言ではないので、トバログが生まれてからと、現在に至るまでをつらつらと綴っていこうと思う。

 

 

ブログを始めた理由

開設当時のトバログ

2015年のちょうどこの時期、僕はトバログを立ち上げた。当時はまだ大学生。某ガジェット系メディアと就職先のPR会社でインターンをしていた僕は、どうしてもガジェット系の記事を自分で書きたくて、このブログを開設することになる。

なぜブログだったのか。それは当時ネットで情報を得るなら「ググって誰かのブログを読む」だったから。実際に憧れていた個人ブロガーもたくさん居たし、ブログで好きなコトを書いて生計を立てていた彼らが、とにかく眩しかった。そういう時代だった。もしかすると、今だったら YouTuber を目指していたかもしれない。

大学4年というタイミング。人生の夏休みとも揶揄される大学生活が終わりを迎え、就職を控えていた僕にとって、やるなら今しかないという思いも強かったように思う。ただ、実際に行動に移すのは、そこから半年ほど経った頃だった。

 

「そういえば俺、ブログ始めたよ」

 

正月も落ち着いてきた1月初旬に、当時よく遊んでいた友人が、ブログを始めたと言ってきた。webledge の高澤けーすけだ。咄嗟に「あ、そうなんだ〜」と返答したが、彼はブログなんてやるタイプじゃないと思っていたから、正直驚いた。

僕だってメディアでインターンをして、少しは業界をかじったつもりでいた。だからこそ「まあブログなんていつでもできるしな」と思って行動しなかったからこそ、少し焦った。

この世界では、いくら夢物語を語ったところで、行動に移した人間には敵わない。そして正しい方向に継続した者だけが成功できる法則――。身近な友人が行動に移したことで、僕は良い刺激を受け、ついに重い腰を上げることになる。

 

トバログの誕生

ブログ立ち上げの瞬間に撮った写真。ガラケーにカメラが付いている時代しか知らないから、当時はスマホで写真を横構図で撮るなんてほとんどしなかった。

高澤けーすけがブログを立ち上げて数日経った頃、ふと「トバログ」というワードが浮かび、それをブログ名にすることに決めた。トバが書くブログで、トバログ。食べログに語感も似ているし、4文字のカタカナは覚えやすいと思った。

その次の朝、静岡県藤枝市のコメダコーヒーまでスクーターを走らせ、tobalog.com のドメインを取得した。レンタルサーバーとドメインを契約し、年間1万円を支払いウェブに自分の居場所を作り上げた。今思えばなんてことはないが、当時はなんだか自分はすごいコトを成し遂げたような、そんなふわふわとした気分になったのを覚えている。

さて、ブログのセットアップはできたが、文字が書けない。これまで人に読んでもらうための文章を真面目に書いたことがなく、ましてレビューなんてしたことがなかった。国語は2だし、小論文もとにかく苦手。部活しかやってこなかった。敬体にするか常体にするかも迷うし、画像の上に文章を置くか、下に置くかでも迷った。かぎかっこの使い方もよく分からない。

とりあえず型に習うのがベターだと考え、ケータイWatch や TechCrunch、そしてインターン先の Engadget の記事を読み漁り、真似た。大人に読まれても舐められない文章を心がけて記事を書くことにした。

そして写真。カメラは持ってきたが、まるで使い方が分からない。景色や人はオートでもきれいに撮れるのに、モノが撮れない。まず近寄れないし、暗くて変な色味になる。とりあえず適当にスマホで撮った写真をアップすることにした。

そんな感じで迷いながらも、数時間かけて1,000文字程度の記事をこさえた。ここからトバログの運営はスタートしたのだった。

――

 

それから5年が立ちました

退職日に前職の勤務先と記念撮影

試行錯誤して構築したトバログの誕生から5年。信頼できる社長や上司のいるPR会社、周りが優秀な環境で刺激の多かったM&A企業を経て、今はブログ立ち上げ時の夢だった「ブログで生計を立てる」が(事実上ではあるが)実現できた。

そしてブログだけではなく、企画制作や動画編集、レビュー、商品開発などさまざまな仕事をもらい、今のところは食うに困らない生活をしている。

夢を叶えた――というと聞こえは良いのかもしれないが、安定はしていないし、成長できているのかも分からない。実際のところは悩み、焦りつつ毎日を過ごしていると思う。

優秀な人間が新たにどんどん出てくるし、上を見ればキリがない。会社で経験を積んだ同世代も、これから続々と現れる。ライバルも多い職業なので、5年後にはもう僕もいないかもしれない。立ち止まったら試合終了。傍からみていた「ラクして稼げる」とは無縁の世界だ。

 

コラボ企画でメルボルン旅に出たときの写真。みんなブロガー

ただ、一つ言えるのは「この道を選んで良かった」と思えること。なんの自信もない大学生だった僕が、今では毎月4~50万人の読者がいるブログを抱え、当時の人気ブロガーや、憧れていた人たち、そして友人である高澤けーすけと一緒に酒を飲み、仕事をしている。ブログの繋がりで結婚もした。

仕事としても面白く、スピード感もある。「あれやろうよw」と銭湯で盛り上がれば、翌朝には企画が正式に上がり、企業を巻き込んで翌月には仕事としてスタートする。やったもん勝ち。とにかくスピード感があるから、斜に構えて眺めていたら置いていかれるほど。

やろうと思えばなんでもできるこの世界。僕の周りには幸いにも前向きな人ばかりで、毎日が刺激的だ。ブログで独立していなかったら、こんなに仕事が楽しいと思えるのは、もう少し先の話だったかもしれない。

 

トバログのこれから


もちろんトバログは僕のメインプラットフォームとして続けていくが、2020年以降はブログはもちろん、ブログ外での仕事や活動も増やしていく予定でいる。

まだ具体的には話せないが、すでに今年はいくつかの仕事をいただいていて、それらをしっかりとこなせたらと考えているところ。またなにか進展があったら、このブログでも紹介していきたい。

 

YouTube も始めてみました

そしてもう一つの新しい取り組みとして、YouTube チャンネルも開設してみた。「僕はブロガーだから YouTube はやらない」と言っていたのだけれど、この1年はテキストから動画への流れも大きく、ブロガーとしても気になる存在に。

ブログで知り合った友人らはすでにチャンネルを持っていて、交流の場はすでに YouTube のコメント欄と Twitter になっている。ブログの更新を止めたブロガーも少なくない。ブログは読者との交流がほとんどないけれど、YouTube は視聴者からのコメントや交流がインタラクティブで、とにかく面白い。

そして動画もレビューやカバンの中身など、情報を直感的に伝えられるのも魅力だと感じる。なので今後は YouTube も頑張っていきたい。文章だけでなはく動画でもトバログを見るよ! という人は、チャンネル登録していただけたら幸いだ。

 

 

まとめ

トバログ的13

こんな感じで、トバログは5周年を迎えた。結局のところブログは、自分の力でもなんでもなく、読者がいてこその職業だ。5年という歳月は決して長くはないけれど、この5年間ブログを続けていられるのは、間違いなくいつも読んでくれている皆さんのおかげ。

もしトバログを初期の頃から知ってる人が、今この記事を見てくれている人がいるならば、ただひたすらに感謝したい。決して上手くない文章と、自分勝手なレビューを読んでくれてありがとうございます。これからも頑張るので、暇なときにでも開いてもらえたら嬉しいです。

 

↓カバンの中身も更新したい……!