台北で最も有名な夜市の士林(しーりん)夜市に行ってきた。夜市は食べ物がメインのイメージだが、実はスマホケースやケーブルなどのガジェット系の露店も豊富だ。台湾にはしばらく(といっても1年くらい)訪れていなかったのだが、堂々とパチモンが売られていたりとグレードアップしていた。今回は露店に並んでいたパチモンガジェットを紹介したい。
台湾の夜市で発見した数々のパチモンガジェット
パチモンはこういった店や、露店で見られる。たくさん店舗があるので、夜市に行ってしまえば見つけるのは容易だ。
まず目に入ったのはご存知 beats のヘッドホン。正規品も安っぽいプラスチック製なので、精巧にパクられているので本物との見分けがつかない。価格は不明。ちなみに正規品は 39,800円ほど。
最近だと日本の大学生あたりがちらほら首に引っ掛けているのを目にするが、台湾でもドヤ顔で引っ掛けている人をよく見かける。これはオーディオというよりもブランド物という印象が強く、正規品でも値段の割には音質が良いとは言えない。
beats のイヤホン類。これらはよくあるパロディモノではなく、本気で人を騙しにきている商品なので注意が必要。
こちらはおそらく “meats” のヘッドホン。デザインこそ beats のそれに似ているが、ロゴの「m」マークに安っぽい筐体が特徴。右にはソニーのウォークマン Wシリーズに酷似しているヘッドホン。Bluetooth 対応製品だ。
こちらは bluetooth スピーカー類。JBL Pulse に酷似しているスピーカーも多数あった。価格は正規品の 1/3 ほど。音質はそこまで悪くはなかったが、低音が全く出ていなかった。
こちらも beats 風のスピーカー。beats 製品は異様なまでに人気がある。以前台湾に来た時には、こういった Bluetooth スピーカーは見る影もなかったが、今回来てみると Bluetooth スピーカーがどの露店でも売られていた。台湾ではここ最近需要が高まっているようだ。パチモンの価格は3000円から5000円程度。
日本のアップルストアでもよく見かける beats の bluetooth スピーカー。このパチモンは日本円で5,000円ほど。ちなみにこれの正規品は、日本では20,000円ちょいくらいだが、台湾では 25,000円程と割高。
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価格は日本円で約2,500円程度。特価と記載されている。ちなみにしっかりと beats と書かれているものは 1,200元だった。この製品に関しては試せたので軽くレビューしてみる。
スピーカーの背面。全体的にラバーコーティングが施されていた。なんと microSD を挿して直接音楽を再生できるほか、FMラジオを聴ける。ただし日本の周波数に対応しているかは不明。
もちろん手持ちのスマホから Bluetooth 接続でき、音楽や通話も可能。実際に接続して試してみたが、音質は価格相応。中音から高音はそこそこだが、低音はスカスカしていて全く出ない。それでも音量はそこそこ出るので、気軽に音楽を楽しみたい人にはおすすめだ。
アクセス
こういったパチモンは各地の夜市で見られるが、僕が今回訪れたのは士林夜市。
桃園空港から台北駅に降り立ち MRT(地下鉄)で向かうのが一般的。台北駅から淡水へ向かう紅線(淡水線)に乗り込み劍潭駅で下車。台北駅からだと約15分で到着、費用は20元(約80円)。
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