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GBが遊べる!ゲームボーイミクロよりもミクロな『PocketSprite』に出資しました

GBが遊べる!ゲームボーイミクロよりもミクロな『PocketSprite』に出資しました

Pebble Watch とか GPD Pocket ぶりにわくわく……。

先日、とあるフォロワーさんから「トバログが好きそう」とリンクを送っていただいた「PocketSprite」が最高にツボで、思わず出資してしまった。早く欲しいので、ちょっと気を紛らわせるためにも記事にして紹介してみようと思う。

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テトリスやたまごっちを思い出す超小形のゲーム機『PocketSprite』


こちらが超小型のゲーム機『PocketSprite』。極小の筐体に超小形の液晶ディスプレイを搭載するゲームボーイ型のゲーム機で、ゲームボーイやゲームギアなどのエミュレータを搭載する怪しい匂いプンプン漂うガジェットだ。オープンソースの開発プラットフォームも提供するため、ゲームで遊びたい人だけでなく、この筐体に “なにか” を詰め込みたい人も楽しめるとしている。

現在クラウドファンディングサイト「CROWD SUPPY」にて出資を募っており、開始31日目にして早くも目標到達額を460%を上回っている。最安値の45ドルモデルは売り切れており、現在55ドルのプラスチック筐体モデルと199ドルのアルミ製に出資可能だ。3月に締め切り、5月には発送予定とのこと。

快適にゲームで遊べるかどうかは別として、ゲームボーイミクロや Pebble Watch などの小型ガジェットが好きな人にはたまらないはず。ちなみに僕は2個出資したのだが、それでも110ドル(約1万1,800円)ほど。アルミ筐体の限定モデルも気になるのだが、さすがに 199ドルは高いので様子見。

 

もうしびれるほどの小型筐体。どこかで見たことあるなあと思い調べてみると、2016年に PC Watch で「ハッカーが1型ディスプレイの超小型“ゲームボーイ”を開発」という記事で見かけたものに酷似している。

この記事内で紹介されているハッカーの名前は Sprite_TM 氏。そして今回僕が紹介しているこのゲーム機の名称は『PocketSprite』。裏付けはできていないが、おそらく同一人物によるものだろうと推測している。まさか彼の作ったゲームボーイ型ゲーム機を買うことができる日が来るとは……。

余談だが、僕は以前「ゲームボーイミクロ?いいえ『丁果A320』です。数年前に購入した中華製ゲーム機を紹介」という記事で紹介したゲーム機を愛用していて、たまに起動しては夜な夜な遊んだりしているのだが、この PocketSprite なら手ぶらだったとしても、鍵と一緒にどこにだって持ち歩けるのが嬉しい。

 

こういった製品にスペック云々を語るのは野暮だが、一応紹介しておくと以下の通り。

 

  • サイズ:55 x 32 x 14 mm
  • CPU:ESP32 dual-core 240 MHz MCU
  • メモリ:520KB RAM
  • ストレージ:16MB(ただしシステムで2MB使用しているため実質14MB)
  • ディスプレイ:1インチ以下の OLED( 25 x 22 mm, 96 x 64 px)
  • ワイヤレス:Wi-Fi、Bluetooth low Energy 搭載(おそらく技適認証なし)
  • スピーカー:搭載
  • 搭載エミュ:ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームギア、セガ・マスターシステム
  • バッテリー:数時間はゲームがプレイできるリチウムイオンバッテリー搭載

 


縦5cm、横3cm の筐体サイズも然ることながら、やはり 2cm ほどのディスプレイがすごく気になっている。サイズや解像度的にドラゴンクエストシリーズなど、文字を読む必要があるゲームはちょっとむずかしいかもしれない(ゲームボーイは160×144ドット)がアクション系のゲームだったら問題はなさそう。

あとはボタンがどの程度押せるのか……とか思ってしまうが、実際にゲームをプレーするのかどうかは別。Pebble Watch と同じく、ただ動くという事実だけで欲しいと思っているものなので、そこまで操作性は気にしない。

 

自分で組み立てたい人向けの開発キットも完成品と同じく55ドルで手に入れることができる。マザーボードの下部に備わっている micro USB 端子を見ると筐体のサイズが際立つなあ。

 

まとめ

数年前、僕が Pebble Watch を購入したのは、その小さな筐体に夢が詰まっていたからだった。お気に入りのウォッチフェイスやアプリを自由にインストールできて、おまけにゲームが遊べたというのは、当時の僕にとってはまさに画期的なガジェットだった。

このゲーム機も、この小さな筐体に夢と希望が詰まっている。クラウドファンディングの性質上、手元に届くまでは安心しきれないが、早くも到着が待ち遠しい。発送は5月15日とのこと。日本への発送も追加料金無しで行うので、気になる人はポチってみると良いかもしれない。

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単純にエミュレーターで遊びたいなら、現時点で国内で簡単に手に入れられるゲーム機として Windows OS 搭載の『GPD WIN』がベストかも。