“待ちに待った給料日。1ヶ月の自分の価値を数字で表す貴重な存在である給与だが、僕は数日後に待ちかまえているクレジットカードの引き落とし日に給与のほとんどが溶けていく。もう使いすぎないと心に誓うも、月の半ばで現金が無くなりクレジットカードで支払いをして振り出しに戻る…。 ”
というクレカスパイラル(造語)から脱出するために、使ったその場で口座から引き落とせるデビットカードを作った。
クレカスパイラルで悩んでいる人や、家計簿や帳簿でお金の管理をしたい人にも便利でオススメ。クレジットカードや現金と比べてなにが優れているのかをレビューしていきたい。
なんでデビットカード?
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デビットカードとは:買い物の決済時に代金が普通預金口座から即座に引き落せるカード。VISA など各社のクレジットカードが使える加盟店などでクレジットカード同様に使える。
僕はクレジットカード自体は大学時代から所有しているのだが、僕がデビットカードを発行した理由としては
- クレジットカードによる支払いが家計を圧迫する(クレカスパイラル)を防ぐ
- 現金での買い物よりもお金のでどころや日時が明確に分かる
といったところ。
僕はこれまでのお金の出所の詳細を記載してはいなかった。普通の人なら特に問題はないのだが、僕にはブログ収入があるので毎年3月に確定申告をする必要がある。
その際に収入や支出を全て管理しておく必要があるのだがこれが大変。クレジットカードでやり取りをすれば明細が発行されるので管理は楽だが、日々の支払いが一度にまとめられるとクレカスパイラルに陥ること必至。
会社員は確定申告するのにもライフ(有給)削るから一発で完了させたい
— トバログ(中の人) (@defreech) 2016年3月13日
クレジットカードのように明細は欲しい、でも翌月の僕に借金はしたくない。。ということでもデビットカードを作る理由としては十分だった。
僕はネット上の金銭のやり取りには、セブン銀行などで引き出しが無料(現在は月4回〜の回数制限がある)の「住信SBIネット銀行」を利用しているのだが、この銀行でも最近デビットカードが作れるようになったので早速作ってみたというわけ。
デビットカードを実際に使ってみて
実際にデビットカードを1ヶ月ほど使用した印象としては、通常の VISA のクレジットカードと全く同じように決済できるので煩わしくなく便利。コンビニでの支払いは1万円以下であれば(サークルKは5,000円)サインも必要なく、電子マネー並みの速度で支払いが完了する。
クレジットカードと比べて良いところ
- デビットカードはその場で引き落とせるので精神衛生上良い
- 口座にある額までのものしか決済できないので使いすぎを未然に防げる
- クレジットカードが持てない人でも作れる
現金と比べて良いところ
- わざわざ銀行に行って現金を下ろす必要がない
- 使った額や日時が明細に記載されるので記録の漏れがない
現金やクレジットカードに対するメリットはこんな感じ。もちろん口座にお金がないと使えなかったり、クレジットカードが使用できない店舗では使用できないなどデメリットもあるが、それを上回る使い勝手の良さだ。
また僕は『薄い財布『Bellroy(ベルロイ) Note Sleeve』を1ヶ月半使った感想。小物を財布に集約させたい人にオススメ』で紹介したように小銭入れのない財布を使用している。その際にポケットで小銭をじゃらじゃらさせるのが嫌なので、こういった細かい点でもデビットカードは活躍する。
まとめ
クレカスパイラルの人はクレジットカードの引き落とし月とデビットカードを共存させるのは難しいと思うが、節約したりボーナスがある月に挑戦してみるのをオススメしたい。
使いすぎを未然に防ぐという意味以外でも、毎年確定をする人にとってもお金の管理がかなり楽になるので、まずは口座を持っている銀行でもデビットカードを発行できるか確認しよう。