アマゾンの電子書籍端末 “Kindle Oasis” はなぜ高いのか。

kindle-oasis-expensive6Kindle Oasis が高い。

先日『アマゾンの新端末は『Kindle Oasis』 か。左右非対称のデザインで最薄部は3.4mm』で紹介したアマゾンの新端末が予約受付を開始しているが、予想を上回る価格だった。予想では2万~2万5,000円程度と思っていたが、フタを開けてみると 3万5,980円〜4万3,190円とのことで「各所で高い!絶対要らない!」といった声が多い。

一体 Kindle Oasis はなぜ高いのか。僕なりに理由を考えてみた。

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アマゾンの電子書籍端末 Kindle Oasis は予想よりも高かった。

kindle-oasis-expensive4こちらが正式に発表された Kindle Oasis。先日のリークどおりのスペックと外観なので、こちらに関しては特別驚きは少ない。主なスペックは以下。

  • ディスプレイ:Carta電子ペーパー技術採用6インチAmazon Paperwhiteディスプレイ、解像度300ppi、内蔵型ライト、フォント最適化技術、16階調グレースケール
  • サイズ:143 mm x 122 mm x 3.4-8.5 mm
  • 重さ:Wi-Fi:131g / Wi-Fi + 無料 3G:133g / バッテリー内蔵カバー:107g
  • 内蔵メモリ:4GB
  • バッテリー:バッテリー内蔵カバー装着時、明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で数か月利用可能。

kindle-oasis-expensive1デザインは左右非対称で、手に持った時に実際の重さよりも軽く感じるように作られている。以前ソニーが Sony Tablet という Android タブレットを販売していたが、それを同じようなコンセプトだろう。

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また、内蔵バッテリーの他にバッテリーケースも付属しており、こちらも左右非対称。パズルのように本体に装着すると左右対称になるという仕組み。
 

なんでこんなに高いの? Kindle Oasis が高い理由

kindle-oasis-expensive3公表しているわけではなく、あくまで僕が思った意見として書く。

  • バッテリーケースが付属しているから
  • ターゲット層の差別化

バッテリー内蔵ケースが付属している

kindle-oasis-expensive2高い理由としてはまず専用のバッテリー内蔵ケースが付属しているためだと考えられる。従来の Kinlde にはバッテリー内蔵ケースは存在していないので、数ヶ月間充電することなく本物の書籍のように Kindle を楽しみたい人は必然的に Kindle Oasis を購入することとなる。

「高すぎ!こんなの誰が買うか!」or「コレを待っていたんだよ!」

高すぎ!こんなの誰が買うか!」と思う人も多いと思う。まぁ僕もそのうちの1人なのだが、より快適な読書環境を求める人には「コレだよコレ!これを待っていたんだ」という人もいることだろう。

例えば爪切りにしても、機能面では100円ショップで購入したものでも十分だ。しかし、日本の職人が手間暇かけて作った爪切りが良いという人もいると思う。

それと同じで「安く電子ペーパー(E-Ink)を試してみたい層」もいれば「高くてもより快適に読書したい層」もいるということだろう。高くてもより快適に読書を楽しみたい人なら、多少高くても Kindle Oasis を買うと思う(高いとは言え iPad mini くらいの価格だし)。当然そんな層はエントリーモデルを求める人よりも少ないので、部品代や開発コストなどの原価を考えると高くつく。

Kindle Oasis が正解かは発売してみないと分からないが、爆発的ヒットは考えにくいとしても、まぁある程度は売れると僕は思う。
 

Kindle Oasis はアマゾンにとってもチャレンジングな製品

kindle-oasis-expensive5アマゾンは Kindle を発売した当初、書籍コンテンツを購入してもらうことで Kindle を原価割れするくらいの価格で販売してきた。

最初は日本国内において Kindle Paper White の1種類のみの販売だったが、徐々に Kindle ユーザーが増え、エントリー機( Kindle )からハイエンド機( Kindle Voyage )まで登場した。Kindle Voyage の時も高いとの声が多かったが、実際にはアマゾンのカスタマーレビューで高評価だ。

アマゾンは、ウェブページの構造を頻繁に換えたり、アマゾンプライムビデオなどコンテンツを追加したり送料の有料化など、常に分析やテストを繰り返している。今回の Kinldle Oasis も、多少高くても Kindle Voyage が売れた時のように、 Kindle ユーザーはどこまで Kindle 端末にお金を出せるのかを試しているのかもしれない。

売れたら更に高いクオリティを求めた Kindle ( DXとか)が登場するかも知れないし、売れなければ Kindle Voyage くらいの価格内でよりユーザーの声を配慮した端末が登場するだろう。

とまぁ僕の考える「 Kindle Oasis はなぜ高いのか」は以上。ユーザー目線で考えると、Kindle Oasis が必要だという層は全 Kindle ユーザーでも数%くらいだと思っていて、殆どの人は Kindle Paper White で十分だと思う。

金に糸目は付けず、より快適に読書を楽しみたい人は

画像引用:amazon.jp

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