毎日手に取る iPhone だからこそ、手に馴染む上質なレザーケースを。
スマートフォンケースのハイブランドとして人気の高い「GRAMAS(グラマス)」の iPhone のレザーケース「Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone 7/7 Plus」。上質なシュランケンカーフという革を使った、高級感のある手触り柔らかな手帳型ケースを提供いただいた。スーツ姿のちょっと大人な男性に似合うネイビーを1ヶ月間装着して過ごしたので、実際に使ってみてどうだったかなどをレビューしたい。
【評価】
■良い点
- ハイブランドが好む上質な革を使った高級感のある質感
- カッチリとしたスクエアの手帳型ケースなのでスーツなどによく似合う
- 豊富なカラー展開
■悪い点
- 高級素材を使っているため iPhone ケースとしては高め
- iPhone 7 Plus との組み合わせはちょっと重たい
スマートフォンアクセサリのハイブランド「GRAMAS」について
GRAMAS(グラマス)は iPhone ケースを中心に展開する、比較的老舗のスマートフォンアクセサリブランド。現在は iPhone ケースだけでなく、iPad や MacBook のガジェットアクセサリ、文房具などをラインナップに揃える。
まだまだお洒落なケースが少なかった iPhone 3GS の時代「カッコよくて自分が欲しい!と思えるケースを作ろう」という思いから誕生した。GRAMAS というブランド名は、ルイ・ヴィトンやグッチ、ボッテガ・ヴェネタなどのハイブランドを意識して名付けた。男性的な響きを感じる「G」を頭文字で始まるブランド名を考えたところ、耳馴染みがよくダンディズムを感じられる「GRAMAS」となったそうだ。
現在はオンラインショップ「GRAMAS Official shop」のほか、銀座に直営店「GRAMAS GINZA ONE」を構え、スマートフォンアクセサリのハイブランドとして人気が高い印象を受ける。
上質なGRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone 7/7 Plus
今回は、そんな GRAMAS が手がける高級 iPhone レザーケース「GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone 7/7 Plus」を紹介。上質なシュランケンカーフを使った、スーツに似合うフォーマルな雰囲気を放つスクエアデザインが特徴の iPhone ケースだ。
価格は iPhone 7用が1万7,000円、iPhone 7 Plus 用が 1万9,000円(それぞれ税込み)。カラーは Taupe、Black、Navy、Purple、Blue、Pink、Orange、Yellow の、それぞれ8色展開。シックな色からビビッドな色まで展開しているので、男女問わずに自分の好きなカラーを選べるのが嬉しいポイント。
僕は iPhone 7 Plus の Navy(ネイビー)を1ヶ月ほど使いこんでみたので、写真とともにレビューをお届けしたい。
ドイツの老舗タンナーが手がける革素材「シュランケンカーフ」について
「シュランケンカーフ」とは、1864年創業のドイツの老舗タンナーである「ペリンガー社(LUDWIG PERLINGER Gmbh)」の皮革製品のこと。「シュリンク=収縮」「カーフ=生後6ヶ月以内の子牛の革」という意味で、エルメスなどのハイブランドでよく使われる素材だ。
柔らかいカーフスキンを、しなやかでコシのある傷がつきにくい素材にするため、熱を加えずに収斂性の強いなめし剤で圧縮している。
ちなみに美しい表面のシボは、型押しではなくすべて自然にできたもの。もちろん革の部位によってシボの表情が異なるのだが、GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case では、キメが細かくシボの大きさが均一になる部位のみを選定して使っているそうだ。
「GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone 7/7 Plus」実物をみてみた
こちらが「GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case」。高級感のある黒い箱に入っており、まるで高級な革財布のような佇まい。カーフスキン特有の、手にさらりと馴染む上質な革の手触りが心地よい。
このケース最大の特徴である美しいシボ。シュランケンカーフは美しい発色が特徴なのだが、革特有のてかりが抑えているのが特徴。繋ぎ目のない一枚革を贅沢に使っているという点も、このレザーケースの特徴といえる。
[twentytwenty]
[/twentytwenty]
実際に iPhone を装着してみたところ。ベゼルの白い iPhone 7 Plus にも合わせられる。このレザーケースにはマグネットが仕込まれているため、フリップで電源のオンオフが可能。吸い付くようにぱたりと閉じられるので、安い手帳型ケースにありがちなフリップ部分の “ぶらつき” が抑えられている。
またケース内側には IC カードやクレジットカードなどを1枚収納できるポケットを備える。iPhone 7 / 7Plus は Apple Pay が使えるものの、まだまだ対応していない店舗も少なくない。ここにクレジットカードを1枚仕込んでおくだけで、iPhone だけを持ち歩いて生活できる幅がぐっと増えるはず。
裏地には銀メッキで GRAMAS の刻印が確認できる。また、レザーケースの端を折り込んでステッチを施している点もポイント。縁には「菊寄せ」と呼ばれる、熟練度の高い職人の技術が光る。表面の革を内側に折りこむことで、手やモノに触れやすいヘリの強度を高めている。
iPhone を保護する辺はこんな感じ。さすがに実際に落として強度を試してはいないものの、手帳型の部分が iPhone よりも一回り大きくなっているので、地面とディスプレイ部分が直接ぶつかる心配は少なそうだ。
実際に手に持ってみたところ。手帳型というのは iPhone のディスプレイ側も保護できる反面、より多くの素材を使用しているため重くなりがち。GRMAS のレザーケースは iPhone 7 用が 63g、iPhone 7 Plus 用は 79g。iPhone 7 Plus の道具としての所有感は満たされるのだが、それなりに重量を感じる。
僕はよく『BRAUN(ブラウン)の腕時計を買いました。シンプルでミニマルなデザインのアナログ時計』で紹介している Braun のネイビーの腕時計を身に着けているので、同系色であるこのレザーケースとの相性が良い。
GRAMAS のケースは、スーツの内ポケットによく似合う。手帳をすっと取り出すように、iPhone を取り出す仕草も小洒落て見えること間違い無し。また、フォーマルなシーンだけでなく、プライベートなシーンでもよくマッチする。
まとめ
こんな感じで GRAMAS の「Shrunken-calf Full Leather Case for iPhone 7/7 Plus」を紹介してみた。僕は仕事柄(ブログ柄)、どうしても iPhone のケースに目がいくのだが、財布や身につけている服まで全身をハイブランドでまとめているのに、iPhone のケースは安っぽく、黄ばむまで使い込まれている人をよく見かける。
最近は財布よりも人前に出すことが多くなったスマートフォン端末。ダンディでデキるビジネスマンには、是非とも iPhone のケースにもこだわって欲しいと思う。
記事の評価で読者プレゼント!
記事の品質向上のためにこの記事の「記事評価」制度を取っています。下記のバナーよりアンケートにお答えいただき、記事のシェアをしてくれた方には毎月異なるプレゼントをdripよりお送りさせていただきます。皆さんの真摯な目でご評価をお待ちしております。