ちょっと前に『そろそろゲームボーイの互換機が欲しいはなし』という記事でゲームボーイの互換機が欲しいという投稿をした。やっぱりゲームボーイのカセットは、エミュレーターなどではなく実機で遊びたいからという理由からなのだけれど、ゲームボーイの互換機はなかなか見つからない。
そんな思いを抱きつつもやもやしていたところ、カスタムゲームボーイの世界で有名なクリエイターであるロボパン(@robopan_dmg )氏が最高にクールなゲームボーイを出品しているのを発見。『バックライトにLED?最先端のゲームボーイが最高にクール』でも書いているように、昔から気になっていていつか欲しいと思っていたので落札させてもらった。
彼の手がけるカスタムゲームボーイを簡単に紹介しよう。
クリアな筐体がシンプルでクール! カスタムゲームボーイ
こちらが僕が購入したカスタムゲームボーイ。基板が透けてみえる筐体が最高にクールで一目惚れ。外装は1994年に発売となったゲームボーイブロスのスケルトンを彷彿とさせるが、ロボパン氏自身が改造を行っているもので実際は機能性が大きく異なる。
通常のゲームボーイとの違いは主に3点。「外装のカスタマイズ」「バックライト搭載」「プロサウンド対応」だ。外装の違いはパッと見で分かるほどまったく異なるとは思うので説明は必要ないかと思う。
最高にクールな外装に仕上がったゲームボーイ
一番大きな違いとしては外装がひと目で違うと分かることだろう。基板を氷で包んだようなクールな外観に仕上がっているところがクール。
実際に僕が所有する初代ゲームボーイと比較しても、かなり外観が違うことが分かってもらえると思う。
バックライト搭載で昼でも夜でも快適にプレイ可能
個人的に嬉しいのがバックライトを搭載する点。ゲームボーイにはバックライトは一部のシリーズを除いて搭載だったため、暗いシーンでの使用は難しいという悩みを抱えていた。今でこそ当たり前に搭載されるバックライトだが、初めて搭載されたのはニンテンドーDSから(ゲームボーイアドバンスSPはフロントライト)。
そんなゲームボーイにバックライトが搭載されているというのは本当に嬉しく、快適で夜寝る前でもゲームをプレイすることができる。
また液晶も交換されていて、コントラストも上がり視認性が高く見やすい。
プロサウンド仕様でクリアな音質
またこのゲームボーイはプロサウンドに対応している。ゲームボーイはイヤホンジャックからそこそこ良い音のステレオ音源が楽しめたのだが、いかんせんホワイトノイズが大きく、音にこだわりたい人(チップチューンでゲームボーイDJをやる人とか)にとってはあまり優れたものではなかった。
このゲームボーイは独自のイヤホンジャックを搭載し、そこから音を聴くことでホワイトノイズが気にならずにゲーム本来の音が楽しめる。実際に試してみると、通常のゲームボーイよりも音がクリアでドンシャリ寄りであることが分かる。
実際に僕の持っているカセットで遊んでみる
実際に僕が所有するゲームボーイで遊んで見る。ちなみに僕が最近ちょこちょこ遊んでいるのは、画像にあるポケモンカードGB。大人になってから遊ぶと数手先を読みながらカードゲームに興じることができるので面白い。
ゲームボーイは単3乾電池4つで動作する。ちょっと重たいのだけれど、家の外でも遊べるというのは嬉しいポイント。
僕が普段使っているスマートフォンよりも重たく、現代においてはやや実用性に欠けるものの、それでもゲームボーイのカセットを実機で遊べるというのは嬉しい。
ただし遊べるのはゲームボーイ対応のカセットのみ。カラー専用のカセットはプレイすることはできない。
幸い僕が所有するカセットはカラー専用はないので問題はない。外に持ち出して電車の中でもゲームをしたいし、聖剣伝説のような RPG を楽しみたい。
まとめ
こんな感じで最高にクールなゲームボーイを紹介してみた。元々はゲームボーイ互換機を探していて GB BOY あたりを購入しようかとも思っていたのだけれど、ちょうど縁があってカスタムゲームボーイを購入することができた。
ゲームボーイは、『ゲームボーイを忍ばせたレトロフューチャー感漂うカバンの中身5選。ファッションとしてのゲームボーイ』などでも紹介しているように、一周回ってちょっとお洒落なアイテムに感じる。
今、写ルンですが若い世代を中心に再ブームとなっているように、ゲームボーイ全盛期に遊んでいた人もそうでない人も、敢えてゲームボーイをカバンに忍ばせて遊ぶ日が来るかもしれない。