「アレクサ、天気を教えて――」
アマゾンは9月20日、米国シアトルで開催した新製品発表会で「Alexa(アレクサ)」搭載の置型タブレット『Echo Show』を発表した。音声操作をメインにディスプレイに映し出される情報を得ることができる端末で、発売開始は12月12日ながら、すでに日本でも予約受け付けが始まっている。
動画もニュースも楽しめるだけでなく、IoT家電の操作も行える端末で、自宅に1台あると便利そうだ。予約受け付け中の今なら定価よりも 5000円安い 2万2,480円で手に入れることができる。気になる人はチェックしてみよう。
アマゾンの置型タブレット端末『Echo Show』について
アマゾンが今回発表した『Echo Show』は、アマゾンの AI である「Alexa(アレクサ)」を搭載した据え置き型のタブレット端末。従来のAIスピーカーとは異なる点としてディスプレイを搭載しており、「音声で操作して知りたい情報を目で見る」ことができる点が特徴だ。
10インチのディスプレイやスピーカーを搭載し、音声で操作して「Amazon プライムビデオ」などの動画や「Amazon Prime Mussic」といった音楽などのコンテンツを楽しむことができる。「アレクサ、今日の天気は? 」といったように端末に話しかけるのはもちろん、IoT 家電や別売りの家電コントローラーを使ってエアコンや TV を操作することもできる。
日本では12月12日発売となっているが、現時点でアマゾンの『Echo Show』ページで予約を受け付けている。定価は 3万1,151円だが、今なら 2万2,480円で購入することが可能。さらに9月25日までの予約で、2台同時に購入すると2台で4万1,970円で手に入れられる。
外観はこんな感じ。基本的には据え置き型のタブレット端末なので、バッテリーは搭載しておらず、基本的にはコンセントに接続して使う。全面ディスプレイで後部に高音質なスピーカーを搭載している。どこか一昔前のブラウン管テレビのような雰囲気を感じる。
音声での操作がメインとなるが、タッチパネルを搭載している点や、ネットに接続することから AI スピーカーよりも使い勝手は良さそう。
「これ買うなら Fire タブレット」でも良いのでは……? と思う人も少なくないと思うが、Echo Show はあくまで AI スピーカー。タブレット端末よりも高性能なスピーカーを搭載し、UI UX が音声操作に特化しているため、似ても似つかない端末だと思う。
『Echo Show』でできること
- 大前提として音声操作
- 天気やニュースを聴く
- 音楽を聴く
- 動画を観る
- 音声ショッピング
- スマート家電の操作
- Skype などでのビデオ通話
- スキルストアにあるアプリで音声操作
まだ Echo Show を使ったことがないのだけれど、実際にできるコトを調べてみるとこんな感じ。基本的には「なにかを調べて情報を得る」「コンテンツを消費する」「音声で買い物をする」というように AI スピーカーができていたことが、視覚で情報を得ることができ、より分かりやすくなるといったところ。
出前のアプリとか Spotify で音楽聴いたりできるのはかなり便利かも。またスマートフォンを Bluetooth で接続すればスマホに入っている曲を聴くことも可能だ。
「生活の質を変える」というところでいうと、Echo Show を購入するとフィリップスの Hue も付属しているようなので、これを機会に自宅の IoT 化を推し進めたい感じもある。
トバログが買ったらこう使いたい
今は購入する予定はないが、もし購入したら基本的には置型時計的な感じで、自宅で DIY をした棚に置いて天気とか時計を見るために使いたいと思っている。
まだ未対応のようだが、Google カレンダーや Trello(タスク管理ツール)と組み合わせて、いつでもタスクの管理やスケジュール管理ができるようであればとても便利になると思う。これは iPad でもできることではあるが、なんとなく iPad をつけっぱなしにしておくのは抵抗があるので、是非対応してほしいなあ。
まとめ
こんな感じでついに日本でも発売が決定した Echo Show を紹介してみた。価格的なところと、まだまだ使用用途が限られているということで、僕はまだ購入する予定はないが、生活するうえであると便利そうだと感じるので、環境が整ってきたら買っても良いかなあと思っている。
発売は12月12日とまだまだ先だが、気になっている人は予約で5,000円オフ、2台で4万1,970円で手に入れられる(9月25日まで)なので、気になる人は是非チェックしてみよう。
↓ Echo Spot も可愛らしくて気になる。こちらは1万4,980円で今すぐに購入できる。