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PCも充電可能。出張や旅に便利なAC搭載のモバイルバッテリー『Anker PowerCore AC』レビュー

PCも充電可能。出張や旅に便利なAC搭載のモバイルバッテリー『Anker PowerCore AC』レビュー


つい先日、Anker が発売した PC も充電できる AC対応のモバイルバッテリー『Anker PowerCore AC』を紹介した。もちろん僕も記事を書いた瞬間にポチっていて、それが届いて1日使ってみたので早速レビュー。

想像よりも大きく重たい印象があるのだけれど、出張とか旅行とか車中泊とかで便利に使えそう。「どんなモノで使えるの? 」という点を踏まえて実際に紹介してみよう。

 

■Anker PowerCore AC のココが良い

  • 22000mAh の容量で文庫本サイズ
  • AC搭載で 15インチ MacBook Pro も充電できる
  • 2基のUSBポート搭載で iPad や iPhone も充電可能

 

■Anker PowerCore AC のココが残念

  • 重さは730gとほかの同じくらいの容量のモバイルバッテリーと比較すると300g ほど重たい
  • USB Type-C 端子を搭載していない
  • Anker PowerCore AC 自体を充電するケーブルが大きい

 

▷Anker PowerCore AC

Anker PowerCore AC(22000mAh 超大容量 AC出力搭載モバイルバッテリー)【90WのAC出力 / 2つのUSBポート / PowerIQ対応】ノートパソコン&スマートフォン、タブレット端末対応
Anker

 

 

22000mAh で PC も充電できるモバイルバッテリー『Anker PowerCore AC』レビュー

こちらが PC も充電できる AC 搭載の 22000mAh のモバイルバッテリー『Anker PowerCore AC』。大型のトラベルケースに収納してパッケージされている。

22000mAh と大型のモバイルバッテリーと 90W の高出力が可能だという点が特徴で、15インチ MacBook Pro も充電が可能だ。モバイルバッテリーとしては容量は大きい部類で、12インチ MacBook なら1回、iPhone XS なら6回フル充電ができるとしている。

価格は1万4,999円。10月2日から限定2,000台で発売となっており、一時在庫切れになったものの現在は復活しているようだ。僕は当日に購入したので在庫があった。

 

▷Anker PowerCore AC

Anker PowerCore AC(22000mAh 超大容量 AC出力搭載モバイルバッテリー)【90WのAC出力 / 2つのUSBポート / PowerIQ対応】ノートパソコン&スマートフォン、タブレット端末対応
Anker
Anker PowerCore AC の詳細スペック
  • サイズ:約182 × 124 × 31 mm
  • 重量:約730g
  • 容量:22000 mAh / 84.7 Wh
  • DC入力:17.6=3A
  • AC出力:110V-60Hz, 0.79A, 90W
  • USB出力:5V=4.2A (各ポート最大3A)

 

 

Anker PowerCore AC の気になるサイズ感と重さ

サイズ感はこんな感じ。22000mAh のモバイルバッテリーとしては2回りくらい大きい印象で、文庫本サイズということで Kindle Paperwhite と比較してみてもちょっと大きい。

毎日持ち歩けなくはないけれど、ちょっと気合いが必要そうなサイズ感だ。とはいえ重さは 730g とめちゃくちゃに重いわけでないので、車移動とか長距離バス、飛行機など荷物を持ち歩かない環境ならば重さやサイズ感は気にならないはず。

普段は「日常のスマホの電源は『Anker PowerCore Fusion 5000』をバッグに入れておけば間違いない。」で紹介したモバイルバッテリーを持ち歩いて、出張や旅行の際はこちらも持ち歩くという使い分けをすれば良いか。

 

重さは単体で実測718gと公称値の 730g よりも軽かった。製品によってはプロトタイプの段階で重さを基本仕様に記載するケースも多いらしいので、Anker PowerCore AC もそのパターンだと思われる。

公称値より軽いのは、ちょっとだけ得した気分。

 

充電ケースはこんなふうに Anker PowerCore AC 自体の充電器(ACアダプタ)も収納されている。大容量ということもあってけっこう大きいサイズ感。ラップトップPC用の充電器くらいはあるかも。

 

充電器と Anker PowerCore AC を合わせるとほとんど1kgくらい。長期間の旅行の際にはこの組み合わせが必要そうだ。Anker PowerCore AC を購入するユーザーの多くは「PC も外出先で充電したい」という層だと思うので、せめて USB Type-C 端子で充電できるようにしてくれたら最高だったなあ。

 

AC と USBポートを搭載。各種充電用のポート

各種充電ポートはこんな感じ。左から AC、AC用の電源、(本体の)充電ポート、急速充電対応の USBポート、USB用の電源ボタン。

このサイズに AC があるのは心強い。AC の出力が 90W とのことだが、例えば 13インチの MacBook Pro(2016年度以降モデル)の充電器が 61W、15インチ MacBook Pro 用でも 87W と、Anker PowerCore AC ですべての現行モデルの MacBook が充電できる。

Surface Book に関しては、Surface用の急速充電器が 102W なのでギリギリではあるが、実際に使ってみたところ問題なく充電できた(詳しくは後述)。10月中旬には15時間くらい飛行機に乗ってヨーロッパに向かうというアクティビティがあるので、これはかなり活用できそう。

 

なお AC 部分はこのようにキャップで閉じるようになっている。よく AC にホコリが入り込んで引火……という事故をニュース番組で見かけるが、ホコリが溜まりやすいカバンの中で引火するのを防ぐためにもカバーがあるのは嬉しい。

 

ちょっと見づらいかもしれないが、バッテリー残量は5段階のインジケーターで表示してくれる。どのくらいバッテリーが残っているか、満充電までどのくらいかかるか、はここで把握する。

 

実際に Anker PowerCore AC を使ってみる

せっかくなので実際に Anker PowerCore AC に PC や各種 AC から電気を供給するタイプの端末で使ってみた。まだ1日しか使っていないので詳細なレビューは難しいが、ざっくりと使用感をお伝えしておこう。

 

Anker PowerCore AC でPC(102W の Surface Book)を充電してみる

まずは僕がメインで使用しているラップトップ PC『Surface Book』を充電してみることに。環境は、4K ディスプレイに接続しながらブログを書いたり Illustrator でバナーを作りながら動画を流して充電。

最初は 9% だったが、Anker PowerCore AC を接続した瞬間から充電が始まり、上記のような過酷な状況にも関わらず 50% 前後まで充電することができた。あくまで感覚だけれど、電源を落としておけば 80% くらいまでは充電できそう。

102W とやや Anker PowerCore AC の仕様にある消費電力を上回っているが、とくに問題なく充電できていたようだ。ただ公式には「90W以上は動作しない」とのことなので、無理な負荷を掛けるとストップしてしまうはず。この辺は自己責任でどうぞ。

 

スマホと iPad Pro を同時に充電してみる

USBポートから Galaxy Note8 や iPad Pro を充電してみたところ。急速充電対応とのことで、これらの端末も同時に充電することが可能だ。2ポートの合計で 4.2A まで対応し、1ポートの最大が 3A とのことなので、タブレット端末を含め幅広い端末の充電に対応している。

軽い消費電力の端末を複数充電したいときには AC 部分に「旅行に最適!一度に4端末を充電できる『Anker PowerPort4』レビュー。」で紹介したポートを接続しても良いかも。

 

 

屋内用の扇風機(サーキュレーター)を接続してみる

AC ということは家電もいける? と思って試したのが無印良品のサーキュレーター。一見無謀そうにも感じるが、実は電圧や電力的には問題ない範囲。

実際に使っても問題はなさそうだったのだけれど、サーキュレーターのモーターからビビビとビープ音的なノイズが発生したのでおすすめはできない。

 

マッサージ器を動かしてみる

いつも長時間のデスク作業のときに使っている『オムロンのクッションマッサージャがすこぶる快適!3,800円で肩や腰、脚を痛快マッサージ』で紹介したオムロンのマッサージ器に接続してみた。こちらも規格的にはまったく問題なく、スムーズに動いてくれた。

「なんでマッサージ器w 」と思った人もいるかもしれないが、僕はときどきレンタカーを借りて長時間運転することがある。その際に座りっぱなしだと身体が痛くなるので、車でも使えないかなと思って試してみた。

これは長時間運転で重宝しそう。

 

まとめ

こんな感じで Anker のPCも充電できるAC搭載モバイルバッテリー『Anker PowerCore AC』をレビューしてみた。まだ1日程度しか使っていないのだけれど、AC 対応ということでかなり色々なモノで使えそうな印象(もちろん電力的なところはチェックしないといけないが)。

マッサージ器やサーキュレーターの例は極端ではあるが、例えばキャンプなどアウトドアな場所で据え置き型ゲームをやったりとかプロジェクターで映し出すみたいなこともできるかもしれない。

僕は10月中旬からチェコに行く予定があるので、そこにも持っていって実際に使った感想なんかを後日詳しく書こうと思っている。

 

▷Anker PowerCore AC

Anker PowerCore AC(22000mAh 超大容量 AC出力搭載モバイルバッテリー)【90WのAC出力 / 2つのUSBポート / PowerIQ対応】ノートパソコン&スマートフォン、タブレット端末対応
Anker

 

『Anker PowerCore AC』を1名様にプレゼント!

今回紹介した『Anker PowerCore AC』、使ってみたらやっぱり便利そうだったので、Anker の広報さんに「すごく良い製品なので是非読者プレゼントにしたいです」と Anker に問い合わせてみたら快諾いただけたので、1台限定で読者プレゼントします!

応募方法は以下の通り。期限は10月15日までで、当選者は例によって抽選で決めます。

 

■応募方法

  1. トバログの Twitter(@tobalog)をフォローする
  2. 以下の投稿を RT する
  3. 当選者には Twitter の DM で連絡するので10月15日まではフォロー外さないでください