以前トバログでも紹介したハクバの『ハクバ インナーソフトボックス』。カメラバッグの中身だけ取り外したようなこのボックスがあれば、どんなバッグもカメラバッグになるので重宝している。
とくに海外旅行だと荷物のサイズや重量制限があり、カメラバッグ単体を持ってくるのが難しいと感じていたが、そんなシーンでこそ真価を発揮するアイテムだ。かなり便利なので改めて紹介しておこう。
なお上記画像はビリンガムのショルダーバッグにインナーソフトボックスを入れたところ。元々はカメラバッグではないが、わりと良い感じ。
▷普段のカバンをカメラバッグにする。『ハクバ インナーソフトボックス』レビュー
旅行でのカメラ持ち運びに便利なハクバのインナーソフトボックス
こちらが今回紹介するハクバの『インナーソフトボックス』。柔らかいクッション材でできたポリエステル製のケースで、安価ながら厚めのクッション素材がしっかりとカメラを保護してくれるのがポイント。旅行時のカメラ持ち運びに重宝している。
カラーやサイズ展開が豊富で、小型のミラーレス一眼が1台入る100サイズから、一眼レフカメラとレンズ2本が収納できる500サイズなど5種類。自分のカメラとカバンのサイズに合ったモデルが選べる点が嬉しい。価格は2,000円前後なので、カメラバッグを買うより安く収まるはず。
今回はこれを用いて普通のショルダーバッグをカメラバッグ化していく。
僕が持ち歩く機材はカメラ1台とレンズ3本
僕がフォトウォークで持ち歩く機材は上記のとおり(リンククリックでそれぞれの作例集に飛べます)。
基本的に Leica M10 とレンズ数本というラインナップなので、一眼レフの機材と比べるとかなりコンパクト。なのでそこまで大げさなカメラバッグは必要ないが、ボディもレンズもそれなりに高価なので、キズがつかないように最低限は保護したい。
カメラバッグ化するのはビリンガムのショルダーバッグ
今回カメラバッグ的に使ったのは、英国のカバンメーカー『Billingham(ビリンガム)』のショルダーバッグ。ビリンガムはカメラバッグも展開しているが、このモデルはファッション系アイテム(たしかベイクルーズストアで1万5,000円くらい)で、本来はカメラバッグではない。
いつもは PC も持ち歩くのでバックパックを背負っているが、海外でバックパックを背負うのはちょっと怖い(スリとか)のでショルダーバッグを選んでいる。
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余談だがビリンガムはM型ライカ専用のカメラバッグも展開していて、僕も Leica M10 を購入したときに特典として付属していたが、iPad Pro が入らないほどコンパクトだったので友人に譲ってしまった。
ソフトインナーボックスで普通のショルダーバッグがカメラバッグに変身!
ビリンガムのショルダーバッグに、ハクバのインナーソフトボックス(400サイズ)を入れてみるとすっぽりと収まった。これのために作られたのかと思うほどにピッタリで、正直驚いている。
耐衝撃性も普通のカメラバッグと比べてそこまで遜色ないレベル。好きな外観のバッグをカメラバッグ化できるのは本当に嬉しい。
実際に使ってみたところ。ショルダーバッグなので必要なときにすぐレンズ交換ができるし、前掛けしていても不自然じゃないのでかなり重宝している。なぜもっと早く、この組み合わせを思いつかなかったんだろう。
敢えてデメリットを上げるなら、このボックスの上にモノを乗せると、カメラが取り出しにくくなることくらい。
サイズが合えばどんなバッグにも合わせられる
インナーソフトボックスの良いところは、色々なバッグに対応している点。日本から海外に渡航する際は、より多くの荷物を収納するためにバックパックに入れて持ち歩いていた。
ショルダーバッグでもバックパックでも、サイズさえあえば何でもカメラ専用の収納スペースが作れる点が、このインナーソフトボックスの良いところ。
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まとめ
こんな感じでハクバのインナーソフトボックスが便利だという話を記事にしてみた。元々こうやって使おうと思っていたわけではなく、旅先で試しにソフトボックスをはめてみたらピッタリだったので「これはカメラバッグとして使えるぞ! 」と思い記事化に至った。
カメラバッグは大げさだったり、旅先には使いづらいという難点を感じていたので、どんなバッグでもカメラバッグ的に使えるハクバのインナーソフトボックスは本当におすすめだ。
詳しいレビューは「普段のカバンをカメラバッグにする。『ハクバ インナーソフトボックス』レビュー」をチェックしてほしい。