スマホはもちろん PC や iPad など、多くの人が複数台のガジェットを持つ時代。ここ数年は買い切りではなく Amazonプライム・ビデオや Spotify など「どんな端末でも月額課金でアカウントさえ持っていればどの端末でも同じサービスが受けられる『サブスクリプション』」で展開するサービスが増えている印象だ。
音楽や動画はもちろん、ブログのツールやレンタカーまで「月額1,000円くらいだったら実質無料か! (ポチ」っとしてたら、いつの間にか月4万円くらいサブスクリプションサービスに入っていた。
年末のウェブサービス大掃除がてら「#わたしのサブスク」を洗い出しておこう。
気づいたらサブスクに月数万円。トバログの「#わたしのサブスク」2018
■サブスクリプションサービスとは
サブスクリプションサービスはビジネスモデルの1つで、買い切りではなくてレンタルに近いサービス形態。月額課金をすればフルでサービスが受けられる。そのため気軽にサービスを利用したい人にとってはとても便利で、月1,000円前後の課金額で Adobe のすべてのソフトウェアを初期費用なく月額料金だけで使えたり 、マイクロソフトの office を買い揃える必要がなくなった。
僕もそんなサービスの恩恵を受けているのだが、気がついたら蟻地獄のようにたくさんのサブスクリプションサービスに加入していた。ちょっと見直そうと思うので書き出してみた。
#わたしのサブスク:エンタメとかカルチャー編
- dマガジン(432円):雑誌のサブスク。月額432円で200冊以上の雑誌が読める
- Kindle Unlimited(990円):本のサブスクで本や雑誌がオフラインでも読める
- Audible(1,500円):本の読み上げサービス。小説などを読み上げてくれる
- Netflix(1,944円):映画やドラマのサブスク 。テラスハウスの最新話を見るために利用
- Spotify(1,490円):音楽のサブスク。勝手にプレイリスト作ってくれるので便利
- Newspicks(1,500円):意識が高いサブスク。WEEKLY OCHIAI が面白いので観てる
- YouTube Premium(1,180円):YouTube の広告が入らなくなるサブスク
- BTPの会費(540円):ブロガーコミュニティのサブスク
まずは映画コンテンツや雑誌読み放題サービスなどなど。必ずしも必要というわけではないけれど、私生活を充実させるためにはどれも欠かせないサービスだ。
僕がよく使っている(週2~3以上)サブスクは、この中だと主に「dマガジン」や「Netflix」「Spotify」あたり。雑誌からたくさんのインスピレーションを受けているトバログにとっては欠かせないサブスクで、最近は POPEYE なんかも読めるので「もはや読めない雑誌の方が少ないのでは」と思うほど。
「dマガジンと Kindle Unlimited の違いは? 」というと、簡単に言えば dマガジンはコンビニや書店の販売棚に近く、Kindle Unlimited はツタヤのレンタルサービスのような感じ。
また音楽は Spotify を愛用。この1年間は TWICE と Maika Loubté ばっかり聴いている。歌詞よりもリズムが好きなので、JPOP やバラードよりもフックのある歌やテクノのような感じが好き。
動画は主に Netflix のテラスハウスと Newspicks の落合陽一氏による WEEKLY OCHIAI を観ている。あとはそれぞれを週1くらいで使ったり、必要なときにサービスの恩恵を受けている感じ。
#わたしのサブスク:ブログとかビジネス関連
- Adobe CC(5,378円):Adobeツールのサブスク。ブログの写真やバナー制作に必須
- Adobe 1TB ストレージ(1,058円):主に Lightroom のためのサブスク。RAWデータを上げている
- Microsoft Office 365(1,274円):Word や Excel といった Office ツールのサブスク。契約書とかレポートに必要
- Google Drive 2TB(1,160円):クライアントとのデータ共有などに
- LINE@(5,400円):LINE@ でメッセージを送るためのサブスク
- Evernote(600円):過去の Evernote の遺産を複数台で見るために契約している。ちょっともったいない。
- やよいの青色申告(年間12,960円):確定申告のために契約している
ブログの執筆やコンテンツ制作など、僕の仕事には欠かせないビジネスやクリエイティブツールも、今やサブスクだけでほとんどの作業ができてしまう。
基本的に Adobe のツールは Lightroom や Illustrator などは毎日使うので欠かせず、データは iPhone や iPad、MacBook Pro、Surface Book や Surface Go などすべての端末で快適に使うために Adobe のクラウドに置いている。
また仕事関連のデータはグーグルのドライブで管理しているし、office も2年に1度は PC を買い替えるため、買い切りではなくサブスクで契約している。
#わたしのサブスク:ショッピングやライフスタイル関連
- アマゾンプライム(年間3,900円):アマゾンユーザー必須のサブスク
- Yahoo!プレミアム(498円):ヤフオクの出品手数料を下げるために使っている。解約予定
- タイムズカープラス(1,030円):カーシェアリングサービスを受けるためのサブスク
- Money Forward(500円):家計簿アプリのためのサブスク
そして最後にショッピング関連やライフスタイルのサブスク。アマゾンプライムは学生時代からずっとお世話になっているサービスで、ヤフープレミアムは主にヤフオク利用時に使っている感じ(ただもうメルカリがメインだし解約してもいいかな)。
タイムズカープラスは買い物のときやちょっとした旅のとき、レンタカーのように使えるのが便利。ガソリンを満タンにする必要もなく、予約から返却まで人を介さずアプリで完結するのが嬉しいポイント。
マネーフォワードは家計簿アプリだが、確定申告の会計ツールと被るので解約予定。
まとめ
トバログが契約しているサブスクリプションサービスはこんな感じ。こうしてみると “いつの間にか” たくさんのサブスクに登録していて、固定費が上がっている印象だ。
サブスクはかなり便利で必要最低限のサービスを受けるのであれば便利なのだけれど、ちょっと怖いのは「似ているサービスだけどこのコンテンツはここにしかないから」で複数加入するケースが多いこと。基本的にするコトは同じなのに、内容が異なるために両方加入しているというパターンも少なくない。
これでざっくりと洗い出せたので、トバログも取捨選択をして、できるだけサブスクもミニマルにしていきたい。この記事を読んだ人はどんなサブスクに加入しているだろうか。
▷雑誌も専門書も読み放題。トバログは『Kindle Unlimited』をこう使う。
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