ついに僕の書斎にスタンディングデスクが導入。
ちょっと前に『みんなはどうか分からないけれど、僕にとっては欲しいモノ。』でスタンディングデスクが欲しいと書いた。毎日12時間以上は自宅のデスクに座っているわけだが、同じ姿勢をキープし続けるのは身体への負担が大きい。もっと腰や肩をいたわりたいというのが欲しい理由だ。
そろそろ買おうと思っていた矢先、FlexiSpot というスタンディングデスクやモニターアームを展開する企業の広報から「記事読みました。良かったら使ってみてください」と提供いただき、書斎への導入が実現した。
久しぶりの書斎環境の再構築なので『賃貸でも書斎のある暮らし』の連載記事として紹介しておこう。
■FlexiSpot『電動式スタンディングデスク』のココが良い
- 自分の好みの天板を使うことができる(幅110cm~180cm)
- ブラックやホワイト、シルバーから脚が選べる
- いつでも好きなときに気軽に高さを変えられる
- スタンディング時でもぐらつかず安定感がある
■FlexiSpot『電動式スタンディングデスク』のココが残念
- 電動という構造上大きくて重たい(25kg)
- 天板の横の幅は変えられるが縦の幅は変えられない
- 高さを変えられるようになるためケーブル類の長さを整理する必要がある
デスクワークと電動のスタンディング
こちらが今回自宅の書斎に導入したスタンディングデスク。せっかく『賃貸でも書斎のある暮らし④:景色の見えるカフェにあるカウンターテーブルをDIY』で、カフェのようなカウンターテーブルを DIYしているので、今回は天板無しの電動昇降式の脚部分だけがスタンディングデスクとなっているモデルを選んだ。
白い脚が良い感じにマッチしていて、メカメカしいイメージのある電動スタンディングデスクとは全然違うのが嬉しいポイント。部屋の雰囲気にとても合う。
普段は座ったままでの仕事が多いが、ちょっと疲れてきたらこんなふうにワンタッチでスタンディングデスクになるのが便利だ。
腰に優しいのはもちろん、立っていたほうが血行が良くなるためか集中して作業することができる。電動式は5万円とちょっと高いが、ワンタッチで上下が簡単にできるのは快適そのもの。
FlexiSpot『電動式スタンディングデスク』の特徴
- 電動昇降式なのでワンタッチでラクラク高さを変えられる
- 天板は IKEA や自作の1枚板など好みのモノを選べる
- 60cm~123cm の間で自由に動かせる(子供用の学習机から身長2m級の人のスタンディングデスクまで)
- 110cmから180cm の天板まで幅広く対応
FlexiSpot『電動式スタンディングデスク』の仕様など
- 昇降範囲:60-123cm
- 天板の対応する寸法:110cm~180cm
- 耐荷重:100kg
- 本体の重さ:25kg
- 騒音:50㏈(感覚的には電子レンジくらい)
- 高さメモリー機能あり
- 保証:モーター3年(フレーム5年)
実際に『電動式スタンディングデスク』と自作の天板で DIY をしていく
実際に『電動式スタンディングデスク』と自作の天板で DIY をしていく。まずはパッケージ。アマゾンで注文して佐川急便で届くのだけれど、かなり大きくて重いので男性1人で運ぶので精一杯。
自宅の2階に設置したい人は二人がかりで運ぶのが無難かもしれない。
材料は全部でこんな感じ。サイズは大きくて重たいが、電動昇降をするパーツは組み立て済みのため、割とシンプルだ。
説明書どおりにもくもくと組み立てていく。脚部分の組み立て自体は1時間程度で完了するが、天板を設置したり(電動昇降のため)コード類を収納すると1時間半~2時間はみておきたい。
■準備した方が良いモノ
- インパクト(ドライバーとレンチ)
- 延長ケーブル
組み立てをスムーズに行うのであればインパクトドライバは必須。これだけで10倍くらい作業効率が変わるし、どんな DIY をするにしても役に立つ。延長ケーブルはスタンディング時と着席時でデスクの高さが大きく変わる。そのためケーブルが短いと不便なので準備しておこう。
こんな感じで1時間半ほどで組み立てから設置までが完了した。重いパーツがあったりとちょっと大変ではあったが、男性ならば一人でも作業ができるレベル。
スタンディングデスクが完成! 実際に使ってみた感想など
組み立てが終了したらこれまで使っていたモノを今までどおりに設置して完成。見た目は今までとほとんど変わらない作業環境だが、スタンディングデスクとなっている。想定以上に部屋の雰囲気にマッチしていて嬉しい。
高さ調節がラクラク。立って座ってがワンタッチで行える
コントローラーで上下を選べば「ウィーン……」と動いてくれる。作業に疲れたら簡単に体勢を変えられるのは良いポイント。
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午前中は立って作業をして、午後は座って作業といった使い分けができる。身長がだいたい180cmの僕は、座った状態なら 75cm、立った状態なら 110cm でぴったりの高さ。
手動式のスタンディングデスクだとぐるぐるとバーを100回以上も回す必要があるが、電動なら20秒程度でこの高さに調節が可能だ。
変わったのは作業のしやすさだけでなく景色も大きく変わっている。これまではこんな感じで自宅の目隠しで綺麗な景色が見えなかった。
立った状態であれば部屋から青空はもちろん、新宿の高層ビル群を眺めることができる。開放感があって気持ちが良い。
デスクの幅に注意。幅が狭いとちょっと不格好になる
ちょっと残念なのが、自作した天板の幅がスタンディングデスクの脚部分と合わなかった点。10cm ほど飛び出しているのはちょっと不格好だ。
まあ誰も「カフェを意識したカウンターテーブル(サイズのデスク)をスタンディングデスクにする」なんて考えもしないよなあ。
そのままにしておくのはちょっと恥ずかしいので、こうしてヘッドホンを掛けている。
デスク下に置いていたイケアのゴミ箱や引き出し『HELMER(ヘルメル)』も良い感じにマッチしている。やはりカラーは統一した方がスッキリして見える。
配線が課題
課題となっているのが配線周り。これまではイケアのケーブルボックスに収納して見えなくしていたのだけれど、上下に 50cm 以上も動くとなると、デスクの高さに引っ張られて宙に浮いてしまう。
配線が多く見栄えもよくないので、長めの電源タップを購入して『【100均DIY】デスク周りの雑然としたコード類を天板裏に収納する方法』で紹介しているようにデスクに貼り付ける感じにしようかと思っている。
反対側のラックには電源タップを収納。足元のヒーターやカメラのバッテリー充電なんかはこちらから行っている。友人と一緒に机で作業する際にも、充電環境はバッチリだ。
取り替えたのは脚だけ。なので作業スペースは今までと変わらず快適
またこれまでの天板ごとスタンディングデスク化しているため、作業スペースの広さがこれまでと変わらないのも嬉しい点。HHKB やディスプレイアーム、スピーカーなんかも置きっぱなしにできるのが嬉しい。
壁に沿って置いている本棚も一緒になって動くのでいちいち片付けなくても良く、デスクをまるごとスタンディングデスク化するメリットは大きいと感じる。
まとめ:実際に導入してみて
こんな感じで書斎のデスクをスタンディングデスク化する記事を書いてみた。まだ導入して日は浅いが、けっこう快適。最近は足つぼマットを地面に敷いてマッサージしながらスタンディングしたり、身体が疲れないように工夫をしている。
思っているよりも快適に作業ができるので、導入を検討している人(とくにフリーランスや自宅作業が多い人)がいたら早めに導入することをおすすめしたい。
▽予算が足りない人は手動式も。
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