ちょこちょことカメラについては記事にしているが、「実際このシーンは何で撮ってるの? 」「何台かカメラを持っているようだけど実際はどう使い分けているの? 」という点については書いていなかった。
物撮りの方法は『【トバログ写真術】iPhone だけで上手にブツ撮りをするコツ。シンプルでクールに仕上げるテクニック』という記事を読んでもらうとして、この記事では「トバログが2019年を共にするカメラとレンズ構成」について紹介しておこうと思う。
トバログのカメラ
- ソニー α7Ⅱ(ILCE-7M2):物撮りとか取材写真などブログで使う写真の大半
- Leica M10(Typ3656):スナップやポートレートなど
- Leica D-LUX(Typ109):マルチに使える便利なコンデジ
トバログが普段使っているカメラはこんな感じ。たまに iPhone のカメラや富士フイルムの X-T1 を使うことはあるが、基本的にはこの3台を使っている。
Leica M10 を買うまではソニーのフルサイズ一眼である α7Ⅱ だけでほとんどの写真を撮っていたのだけれど、最近の持ち歩きカメラはもっぱら Leica M10。レビュー記事は α7Ⅱ、スナップやポートレートは Leica M10 と、被写体によってカメラを使い分けている。
α7Ⅱ:物撮りとか取材写真などブログで使う写真の大半
ブログ写真のメインはソニーの α7Ⅱ を使っていて、主に自宅用のカメラとなっている。数年前からずっと使い込んでいるので操作に慣れているし、レンズもある程度は揃っているから。ストロボも所持しているし、オートフォーカスも効くため物撮りにも最適だ。
ただ、大きくて重たいし、首から下げている姿はあんまりスタイリッシュではなくレンズも重たいという理由から、外出先では(旅も含めて)持ち歩かなくなった。
失敗は少ないし操作にも慣れているので、僕にとっては仕事用のカメラという感じ。
α7Ⅱ に合わせるレンズ
- SEL1635Z(Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS)
- SEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)
- SEL90M28G(FE 90mm F2.8 Macro G OSS)
今のところのレンズ構成はこんな感じ。基本的に自宅では 16mm-35mm の SEL1635Z を装着して物撮りをしたり動画を撮ったりしている。ガジェットのディテール部分を紹介したい場合は 90mm マクロの SEL90M28G を装着して使っている。
Leica M10 をスナップ用に使っている今、55mm の単焦点 SEL55F18Z は必要な場面は少なく、代わりに 85mm を買おうと思っている。あとは標準ズームとしてタムロンの 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) が気になっている。
α7Ⅱ で撮った作例
▽α7Ⅱ の作例はこちら(あとレビュー系の記事はほとんど α7Ⅱ です)
Leica M10:スナップやポートレートなど
スナップ用として普段外出時に持ち歩くカメラは Leica M10 がメイン。理由はシンプルで、レンジファインダーを覗きながら撮るという所作が楽しいし、立体感のある奥ゆかしい写真に仕上がるのが本当に面白いから。
故にトバログでは旅系の記事はこの Leica M10 で撮っていることがほとんどだ。首からさげたシルエットもコンパクトでクールだが、真鍮製でレンズ込みだと 1kg を超える重さがあるので、負担は α7Ⅱ とほとんど変わらない感じ。
レンジファインダーにはまだ不慣れなところはあるが、ダイナミックレンジがとにかく広いため(α7Ⅱ とは比べ物にならないくらい)、ちょっとくらい失敗してもなんとかなる。
Leica M10 に合わせるレンズ
- Leica Summicron-m f2/35mm ASPH
- Voigtlander HELIAR classic 75mm F1.8 VM
僕が現在所有しているのはこの2本で、基本的には Leica Summicron-m f2/35mm ASPH を付けっぱなし。たまにポートレートの撮影や、ちょっと遠距離から人を撮りたいなんてときには HELIAR classic 75mm F1.8 VM が活躍する。
35mm という画角はいわゆる “エモい” 写真にはなりづらいため、フォトウォークのときなんかは 75mm を装着していることが多いかも。
今気になっているのは屋内も明るく撮れる 21mm の広角レンズ『ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM』あたり。これが揃えばブログで使いたい絵は全部撮れる。
Leica M10 で撮った作例
Leica D-LUX Typ109:マルチに使える便利なコンデジ
最後はマルチに使えるマイクロフォーサーズセンサーを搭載するコンデジ『Leica D-LUX (Typ109)』。24-75mm と広角から中望遠まで広い焦点距離をカバーするし、最短焦点距離 3cm とマクロもいける。
ブログではほとんど使っていないのだけれど、海外取材なんかで Leica M10 が盗まれた or 破損した際のバックアップ機として持ち歩く。Leica M10 では撮りづらい写真も撮れるし、スマホで撮るよりも圧倒的に綺麗な絵が撮れる。
製造メーカーはパナソニックのため、M型ライカと比べると絵作りに違いは現れるが、ライカブランドで出ているれっきとしたライカのカメラ。個人的にはこちらの色味も味があって好きだ。
RX100シリーズよりも大きなマイクロフォーサーズセンサーを搭載している点も嬉しい。僕が初めて手にしたライカのカメラでもある。
Leica D-LUXで撮った作例
まとめ
こんな感じでトバログが普段使っているカメラをさらりと紹介してみた。基本的には仕事用の写真はソニーの α7Ⅱ で、趣味用のカメラは Leica M10 という使い分け。バックアップ機として Leica D-LUX を手元に置いているという感じだ。
それぞれのカメラで撮れる絵は異なるため、撮りたい写真を想像しながら、シーンによっても多く使い分けをしている。
2019年も(レンズは変われど)基本的にはこの構成で写真を撮っていきたい。
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